夏のライドの大敵は滴り落ちる汗、そして抜け落ちていく水分・・・。体が水を、水プラス何かを求めております(;´Д`) この水分補給、一歩間違えると一気に体調が悪くなってしまうことがある曲者。そんな水分補給に、ワタクシ長らく苦労・苦心しておりましたところ、経口補水液なるドリンクがアクエリアスから出ておりました。これはどんなドリンクか、試しに買って飲んでみよう!
夏の水分補給・格闘の歴史
夏は自然と走行距離が伸びるものですが、その際いつも頭痛の種だったのが水分補給でありました。
スポドリのアイソトニック/ハイポトニック問題
水分補給に悩みに悩んでいた去年、ドリンクのアイソトニック/ハイポトニック(浸透圧)を調べたりしておりました。このときの結論としては、夏場は吸収しやすいハイポトニック系ドリンクを飲もうというものでありました。
■水分補給の格闘の歴史
これからはアクエリアス禁止な! ロードバイクと水分補給のお話
アクエリアス経口補水液はどうでしょう?
んで、先日ひとりで尾根幹をグルッとしたときのこと、偶然入ったセブンでアクエリアスの経口補水液なるものを見つけましたぞ。
経口補水液とは?
経口補水液といえば、病気の人が飲むような塩っ辛い飲料であります。OS-1なる商品が有名で、ワタクシ、ノロウイルスにかかったときはホントこれに助けられました(;´Д`)
感染性腸炎、感冒による下痢・嘔吐・発熱を伴う脱水状態、高齢者の経口摂取不足による脱水状態、過度の発汗による脱水状態等に適しています。
アクエリアスの経口補水液とは?
そんな病人用のドリンクがアクエリアスになるとはどういうことかの?? 運動に適しているのかね?? HPを読んでみたところ、う~んと、経口補水液はオススメということでよろしいでしょうか!?
経口補水液は、一般のスポーツドリンクより、電解質(ナトリウム、カリウム)濃度が高い組成になっています。日常生活や軽い運動時の水分・電解質補給にはスポーツドリンクでも十分ですが、暑さや運動などで大量に汗をかいた場合には電解質濃度が高く、すばやく補給される経口補水液がおすすめです。
出典:アクエリアス 経口補水液
アクエリアスの経口補水液とOS-1の成分の違い
ところで、経口補水液、メーカーによって何が違うのでしょうね? その成分を比べてみますと。
アクエリアスの経口補水液とOS-1の比較
んで、アクエリアス経口補水液とOS-1を比べたのが以下の表。う~ん、アクエリアス経口補水液のほうがOS-1より食塩相当量とナトリウムの量が若干少ないのかな??
経口補水液の成分比較
成分 | オーエスワン(100mL) | アクエリアス経口補水液(100mL) |
---|---|---|
エネルギー | 10kcal | 11kcal |
タンパク質 | 0g | 0g |
脂質 | 0g | 0g |
炭水化物 | 2.5g | 2.7g |
食塩相当量 | 0.292g(ナトリウム115mg) | 0.249g |
カリウム | 78mg | 80mg |
マグネシウム | 2.4mg | ― |
ブドウ糖 | 1.8g | 1.5g |
塩素 | 177mg | 98mg |
アクエリアス経口補水液はスポーツに適しているのか?
取りあえずアクエリアスの経口補水液は味が薄い!? という予感がしてきた。あとはもう飲んでみるしかない:(;゙゚”ω゚”):
味は普通のアクエリアスがちょっと塩辛い
取りあえず、普通にボトルに入れてぐびぐび飲みましたよ。「飲み方」のところでは「がぶ飲みせず少しずつ」と書いてますが、こちとら喉が渇いているのだ。一体どうすりゃいいと言うのかね?
お味はというと、まぁ普通のアクエリアス。気持ち、塩辛いかなぁ、どうかなぁという感じ。普通にがぶがぶ飲めちゃいます(;´Д`)
効果は???
肝心の効果は、というと・・・・どうだろう(;´Д`) そもそも経口補水液の「効果」って何だという話ですが(笑)、塩分があるから汗がひどくなったとき(特に汗が出なくなったとき)にいいのかなぁ。
取りあえず酷暑の尾根幹で「経口補水液効いてる!」というのは分かりませんでした(〃艸〃)ムフッ 汗のかき方が足りなかった(追い込みが足りなかった)せいで、ナトリウム増量の恩恵を受けられなかったのかもしれません・・・。
ちなみに、飲み過ぎると多分、塩分過多になって腎臓とかに負担かかりそう。飲んでると確かに塩気を感じるので。なるほど、ここら辺は確かに「飲み過ぎ注意」の但し書きが入りますわい。
以上、最近見かけたアクエリアス経口補水液を試してみたのお話でした。そもそも、アクエリアス経口補水液って尾根幹以外のコンビニで見たことない:(;゙゚”ω゚”): ほかのところで見かけたら、もう1回トライしてみよう、そうしよう・・・。
コメント
Mさん、ありがとうございます!
吸収できる水分量について、まったく知りませんでした(;´Д`)
胃が疲れる感覚はよく経験しておりまして、吸収量を意識しながら給水すると改善できそうですね(*´ω`*)
補給も給水も、しっかり練習しておかないと結構難しいですね(;´Д`)
9月前半に富士チャレがあるので、それに備えて補給・給水練に勤しみます。
情報、感謝感謝です(*´ω`*)
ご無沙汰してます。Mです。夏場は特に水分補給で悩みますね〜
自分の理解では、浸透圧の設計は運動前用がアイソトニック、運動中用がハイポトニック。その上で失う塩分の量(発汗量)に合った塩分濃度の物を選ぶべし、です。ただ、夏の運動で失う塩分の量って思いのほか多く、汗だくになるタイプならOS1の濃度でも足りない筈です。
あと給水のタイミングと量ですが人が吸収できる水分量は10〜15分に150ml〜200ml程度で、それ以上を短時間に飲んでも胃が疲れてオシッコが余計に出るだけのようです。タイマーや距離で間隔を決めて一度に150ml程度を上限にこまめに給水した方が良いようです。
すでに知ってたかも知れませんが...