おはよう日本! という訳で、仕事始めの1月4日は元気よく年末年始ライドの振り返りから! まずはみんな大好きNHKでお馴染み(!?)のあの峠、薩埵峠(「さった」って1回で変換されないのね)に挑戦。さらに興津の美味しいグルメも発見しました!
薩埵峠(さったとうげ)に上ってみよう!
まずは薩埵峠とはどこにあって、どうやって行くのか!? というところから。
歌川広重の「東海道五十三次」に描かれた薩埵峠
薩埵峠がその名を世に轟かせたのはかの有名な浮世絵師・歌川広重の「東海道五十三次」。近年ではNHK静岡放送局が定点観測カメラを設置していることでも知られる峠です。
薩埵峠へのアクセス
んで、この薩埵峠へのアクセスでありますが、大まかに3通り(実は4通り)あります。①のルートは地元の看板によると「上道」でその昔参勤交代で通った道だとか。
②のルートは「中道」で、「上道」よりも昔の道。①と②は西側からなのに対し、③は由比からの東アプローチであります。
上道経由で薩埵峠にアプローチ
興津駅から薩埵峠に向かった我々。西側からのアプローチなので、ここは無難に①「上道」ルートを選択してみました。
看板だらけで迷う心配なし
さすが、この地域イチオシの名所のせいか、案内がいたるところにあります。おかげさまで迷うことはなさそうだ(*´ω`*)
上道はやがて徒歩ルートのみに・・・
100mおきにある看板をたどっていくとお墓に出ました。おやおや、自転車ではそれ以上進めなさそう(;´Д`) でも、お墓の向こうに峠へ続いていそうな徒歩ルートが見え、看板もそちらを指しています。
むむむ、上道は徒歩オンリーのルートでしたか(;´Д`) という訳で、①の上道は断念し、②中道または③由比ルートに迂回することに。
由比から薩埵峠に上る!
その後、②中道を調べてみたところ、中道はますます徒歩じゃなきゃアプローチできない感じ。そこで最後のルート・③由比から登ってみることにしました。
浜石岳を想起させる激坂がお出迎え
由比の宿から薩埵峠の入り口についてビックリ。おおぅ、壁のような激坂が目の前に立ちはだかっています(;´Д`)
道幅も狭く、切り立った崖のような感じで、怖いことこの上なし。しかも、さすが観光名所で車の往来もあります。ぱっと見の雰囲気は、由比の激坂・浜石岳を想起させますな。
■浜石岳のインプレ キツさはふじあざみライン以上!? 浜石岳にロードバイクで上ってみた!
上ってみたら案外呆気ない薩埵峠(´・ω・`)
浜石岳に上る気構えで、いざ薩埵峠に挑戦!! してみましたところ、ありゃりゃ、案外呆気ない(;゚Д゚)
激坂は最初の100~200mだけ
薩埵峠は序盤も序盤、最初の100m、200mくらいにガツンと来て獲得標高を稼ぐ感じです。最初の100mは確かに激坂で写真を撮る余裕もなく、ほんと浜石岳のよう。斜度も手元で見た限り18%は超えていたでしょうか?
とは言っても、辛いのはほんとそこだけ。最初の激坂を抜けると平坦気味になって、そのあと少し急坂も出るけど、まぁ無問題な感じ。あっという間に標高が高くなっていく様子はとても気持ちいいものであります。
薩埵峠を無事クリア!
眼下に駿河湾と高速道路を見下ろしながら気持ちよくペダルを回していると、おぉ、薩埵峠を無事クリア! 東海道五十三次で有名なあの景色もバッチリ写真に収めることができました(*´ω`*)
デゲメンも無事薩埵峠をクリア
浜石岳でトラウマを植え付けられたデゲメンさん。最初は薩埵峠を拒んでおりましたが、どうしてなかなか問題なくクリアしてしまいました。序盤のきついところさえクリアできたら、あとは平坦気味なので、フレッシュな足なら誰でも挑戦しやすいかもしれません。
薩埵峠、第4のルートを発見
さて、この薩埵峠、実はもう1本、アクセスできる道があるようなのです。その第4のルートは、先ほどの①上道に曲がる道よりも先のところから入る道。
この第4のルートのほうが車はアクセスしやすく(道幅が広く)、距離も短い(ただし斜度はそれなり)なので、由比からのアプローチよりは簡単かも!?
興津のたいやきは超大人気だった
薩埵峠をクリアした我々。お祝いに何か目出度いものを食べようと思っていたところ、ちょうど良いグルメを発見しました!
車の行列ができるほどの人気たい焼き店
見つけたのは、薩埵峠からほど近い、国道52号線の入り口付近にある「興津のたいやき・伏見」というお店。入ろうかどうしようかと思って、しばらく観察しておりましたところ、車が次から次へとやってくるほどの大人気(;゚Д゚)
地元のロードバイク乗りも次々に来店していて、ここは美味しいに違いない! ということで僕たちもトライしてみることにしました。
興津のたいやき美味すぎwww
この興津のたいやき屋さん、ロードバイク用に自転車ラックも完備されていて、さすが! では早速に食レポを(´_ゝ`)
たった100円でこの美味しさとはこれ如何に!?
早速注文しました、泳げたいやき君! なんと1尾、たったの100円ですぜ!? この物価高騰な2018年にあって、ずっしりあんこの重さを感じるたいやきが、こんなにもリーズナブルとは・・・。
そして気になるお味なんですが・・・。おおぅ、レベルの高いアンコでござる。甘ったるくなくて、むしろサッパリなアンコは、ご飯のおかずにもなりそう・・・なワケはないんですけど(´_ゝ`) パリパリの皮と相まって最高であります(*´ω`*)
デゲンコさんによると「皮の外側はパリパリで内側はもっちり」。僕はほど良い甘さのあんこが美味しくて、そちらばかりに気を取られてましたわ(;´Д`)
なるほど、これは大人気なのも納得。車の人は10尾とかをまとめ買いしていくワケであります。
ミニたいやきはお土産にピッタリ
さらに嬉しいことに、お土産にピッタリのミニたいやきも売ってます。こちらは5尾入って200円と、これまた格安。もちろん、ワタクシたちは欠食児童育ち。その場でガッツリ5尾丸のみしましたけどね(´_ゝ`)
興津のたいやき屋さんのアクセス
念のため、興津のたいやき屋さんの住所を載せておきましょう。街道沿いに行けばすぐ気が付くので、ぜひぜひお立ち寄りあれ(*´ω`*)
ちなみに、この興津のたいやき屋、以前は興津駅前にあったそう。親子3代も続く老舗も老舗で創業60年以上だって! まるで「ようかんぱん」のように地元に愛されているたいやき屋さんなのでありました。
■興津のたいやき屋
■住所 静岡県静岡市清水区興津中町1903
■地図 興津のたいやき屋の地図(グーグルマップが開きます)
以上、一富士二鷹三茄子の薩埵峠と興津のグルメ・たいやき屋伏見のお話でした! 薩埵峠では物足りない方も多いかと思いますので、その際はぜひ浜石岳も併せてご堪能ください(*´ω`*)
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