皆さん、ロードバイク用のレインウェア持ってますか!? 僕は持ってません(^ω^) 雨を恐れて降水確率10%以上は外出禁止だったワタクシですが、遂に待望のレインウェアをゲット! それが Gore C7 Gore-Tex Shakedry Jacketであります!
Gore C7 Gore-Tex Shakedry Jacketって何?
そもそもゴアって生地の素材だと思っていたワタクシ。まさか自転車ブランドのひとつだったとは(゚Д゚;)
デゲメン氏大推奨のゴアバイクウェア
デゲメン氏が絶対的なゴアの信者でありまして、常々僕に「このレインウェアを買え買え」いう訳です(;^_^A お値段見ましたら、うへぇ(゚Д゚;)・・・と言葉をなくすプライスタグ。以来、このゴア・シェイクドライジャケットの話題には触れないことにしておりました。
が、ときは来たれり(゚∀゚)
あまりの仕事の忙しさに正常な思考が失われたワタクシは、気が付けばなるしまにいて、気が付けば財布を開き、気が付けばこのようになっておりました(^ω^)
シェイクドライジャケットのここがスゴイ(らしい)
ざっくりカタログスペックを流し読みしますと、シェイクドライジャケットの特徴は以下の3点に要約できるっぽい。曰く、
1.めちゃくちゃ軽い! 2.通気性抜群! 3.生地の表面で水が玉になる強烈な撥水性!
こうした特徴のおかげで、濡れた生地によって起こる冷えを最小限に抑えられる! そうなのです。
これは、常日頃、汗冷えに悩まされるワタクシにとって朗報です(゚∀゚) 雨で凍えるのも大変ですが、汗冷えは特に冬場の一番の悩みでありますからして、シェイクドライジャケットは良い解決策になりそうですよ!?
出典:GORE-TEX SHAKEDRY™ Product Technology | GORE-TEX Brand
“C7”シェイクドライジャケットと“C5”シェイクドライジャケットは何が違うの?
ところで、このシェイクドライジャケット、よくよく見ると、“C7”、“C5”など、型番に違いがあるみたい・・・。何がどう違うのねん( ;´Д`)
シェイクドライジャケットにあるC7、C5などの型番
ベストプライスを探し求めるのは、我らインターネットショッパーの性(さが)。ウィグルなどの海外通販やアマゾンを眺めておりますと、シェイクドライジャケットには、どうやら何種類かあるっぽい。
特に混乱するのが、「Gore C5 Gore-Tex Shakedry 1985 Jacket」と、今回僕が購入した「 Gore C7 Gore-Tex Shakedry Jacket」!
外観的にほとんど同じなんだけど、C5とC7、何が違うの?? きっとどこかに違いがあるはず。。。でも、その違いがゴアのHPにも、販売代理店にも、どこにも書いてない、見つけられない!(゚Д゚;)
C7はタイトフィットの専用デザイン、C5はややゆったり
と思ったら、販売代理店のPRインターナショナルのHPにC7とC5の違いが載っていました(;^_^A それによると、C7は「特定のスポーツ専用に開発された製品。フィットなデザインで機能性を提供し、パフォーマンスを最大限発揮」し、C5は「スポーツ特有の機能・形状を研究し開発された製品。上級者向けにフィット感を向上」だそう。
出典:コレクション構造|ゴアバイクウェア(PDF)
C7とC5の素材はまったく同じ。違いはスタイルとフィット感のみ
素材はどうかというと、C7とC5で違いはないそう。エバンスサイクルがC5とC7のシェイクドライジャケットのインプレを書いていまして、それによると、C5のほうがゆったりフィットで、インナーを着るのに適しているそうです。
Material performance wise, the GORE® C7 Gore-Tex® Shakedry™ Jacket and GORE® C5 Gore-Tex® Shakedry™ 1985 Jacket are exactly the same, the differences are in the styling and fit. C7 is Gore Wear’s slim fitting jacket, designed with the cycling position in mind, aimed at more performance cycling or anyone who just prefers a closer fit. The C5 version is their form fit, a little less fitted, but ideal for adding layers underneath in really cold and/or wet weather. As such this became my go-to jacket during the colder winter months here in the mountains.
[抄訳]素材でいうと、C7とC5はまったく同じ。違いはスタイルとフィット感で、自転車のポジションを意識したC7はスリムフィット。C5は、すごい寒いときや雨が降っているときにベースレイヤーを重ね着できるゆったりフィット。なので、寒い冬のヒルクライムではC5のほうが僕(筆者のScott Cornishさん)の好み。
出典:#AlwaysEvolve with Gore®Wear’s new range of Shakedry jackets
Gore C7 Gore-Tex Shakedry Jacketをインプレしよう(゚∀゚)
すっごい前置きが長くなりました(;´Д`) ここから、いよいよインプレであります。
ロードバイクにピッタリの抜群のフィット感
178cm/64kgのワタクシの場合、Mサイズがジャストフィット。ご覧のように、腕の長さは十分で、お腹部分が前傾姿勢を前提にしているためとても短いです。
↑の写真のときはレーススーツを着ていたので、中のジャージが目立ちませんが、普通に立ったり歩いたりすると、お腹部分から中のジャージがはみ出します(´・ω・`)
厚手の長袖ジャージの上からは着られないかも(;・∀・)
猛烈ジャストフィットのタイトなC7シェイクドライジャケットなだけに、中に着るのは、ファイントラックなどのインナー+半袖ジャージ+アームウォーマーが精いっぱい。
厚手の冬用長袖ジャージの上から羽織ると、かなりパッツンパッツンで、ジッパー締められないかもしれません(;・∀・) というか締められませんでした。
レインウェアを超えた快適さと温かさのC7シェイクドライジャケット
フィット感に続いて、声を大にしてお伝えしたいのが、シェイクドライジャケット、想像以上に温かいじゃんけΣ( ̄□ ̄|||)
想像以上に温かいシェイクドライジャケット
先日の夜ヤビツと大弛峠紅葉ヒルクライムでデビューしたシェイクドライジャケット。使用感は、想像以上に温かい! すっごいペラペラで、ちょっとどこかに引っ掛けたら穴が開いたり裂けちゃいそうな頼りなさなのに、まぁ不思議(゚Д゚;)
これは、やっぱりゴアならではの通気性のおかげなのでしょうか?? 寒い時期のライドは、気温よりも汗が一番の大敵。シェイクドライジャケットは汗冷えの原因になる水分がウェアの中に籠らないので、寒さを感じることがないのでは?? と勝手に想像しております。
首回りまでしっかり密閉できるのもベリーグッド(*´ω`*) これにバフなどのネックウォーマーをつけると寒さは相当しのげそう。
冬のヒルクライム後の下りなどは、汗で濡れた冬用ジャケット/ジャージの“下”にシェイクドライジャケットをインナーのように着ればより効果的に汗冷えを防げるのではなかろうか!?
ウィンドブレーカーのようにコンパクトになる
さらに嬉しいのが、このシェイクドライジャケット、めっちゃ小さく折りたためる! ウィンブレみたいに背中ポケットに余裕で入ります。
ウィンブレのようにコンパクトで、ウィンブレのように水分がウェアの中に籠らない(温かさをキープできる)とは・・・。もうウィンブレ要らないじゃん(゚Д゚;)
防水性はどうだろう??
ウィンブレと間違えてしまいそうですが、シェイクドライジャケットは雨合羽であります(;^_^A 肝心の防水性は・・・。幸か不幸か、まだ試す機会がありませんでした。
洗濯してみたところ、表面に水滴がパパパッとついていますが・・・、これだけでは評価できませんね。シェイクドライジャケットの防水性をインプレする日が、どうぞ来ませんように(^ω^)
何よりカッコイイ(^ω^)
そして何より、このシェイクドライジャケット、ちょっとカッコ良過ぎじゃありません!? ややGカラー(謎)がかった不思議な光沢とタイトフィットが相まって、スタイリッシュなローディーになったみたい( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
気を付けたい、C7シェイクドライジャケットの取り扱い
こんな感じで、非常にカッコ良くって機能的なシェイクドライジャケットであります。最後に洗濯の仕方やその他諸々気を付けるべきことをご紹介。
ネットに入れて柔軟剤、漂白剤は使ってはいけません
ショップの人にシェイクドライジャケットの洗い方を聞いたところ、洗濯ネットに入れて洗剤のみで洗ってくださいとのこと。柔軟剤や漂白剤はNGです。
また、モンベルによれば、すすぎは標準の2倍で脱水機は使用しないようにですとΣ( ̄□ ̄|||)
なはー、しっかりバッチリ脱水にかけちゃった・・・(;・∀・)
防水素材は水が生地を通過せず、すすぎの効果が弱いので、標準の2倍ぐらい長く行ってください。洗剤成分が生地上に残ると、撥水性を低下させる原因となります。 また、洗剤成分が残留した状態で撥水処理を行うと、生地にシミが生じる恐れがありますので、十分にすすぎを行ってください。 ※防水素材のウェアを脱水機で脱水すると、生地が水を通さないため大きな遠心力が洗濯機にかかり、故障をまねく場合があります。
出典:レインウェアのお手入れ方法(洗濯・撥水処理とリペアについて)
シェイクドライジャケットにバックパックは使ってはいけない:(;゙゚”ω゚”):
さらにさらに、気を付けるべきはバックパック! このシェイクドライジャケット(に限らずゴアテックス製品全般)、摩擦に弱いらしく、リュックを背負った状態での使用は厳禁なんですと(゚Д゚;)
ひ~、ワタクシのロードバイクお決まりスタイル、シマノリュックがもう背負えなくなってしまうのか!? カメラやら補給食やら防寒着やら、これからどうやって持っていこう(;´∀`)
以上、素晴らしい機能とカッコ良さのゴアC7シェイクドライジャケットのファーストインプレのお話でした! リュックの悩みが増えてしまったものの、レインウェアなのにウィンブレのように使えるというのが素晴らしいですなぁ(^ω^)
コメント
ぶらりさん、ありがとうございます!
シェイクドライジャケット、すごいですね!
幸か不幸か!? まだ雨を体験してないので防水性の威力を確かめられていませんが、通気性が良くって汗冷えがないのが素晴らしかったです。
5年使ったウィンブレもこれでお役御免になりそうで、良い買い物したかもです(*´ω`*)
自分もシェイクドライを使っていますが、防水性能が尋常じゃないですよね。
あまりに凄いので水道の蛇口で遊んだことがありますw
天候が芳しくないときのトレーニングでは手放せません。ポケットに忍ばせておいて、何度も助かりました。
ヒルクラの下りでも使えますし。高いけど、これ一着あれば・・・w