ちょっとちょっと! サドル沼に溺れるロードバイク女子に吉報! あの! 男子大絶賛のスペシャライズドのサドル「パワー」にロードバイク女子専用バージョンが登場したのです! その名も「パワーサドルmimic」! パワーサドルmimicの使い心地はどんなものか、デ氏ことデゲメン氏が早速に試してみました(スペシャ新宿でレンタルして(´_ゝ`)
※以下は、女性ローディーのハシクレことデゲメン氏がパワーサドルmimicを使って感じたことをワタクシが書き殴った感想・インプレです。
満を持して登場した女性専用Powerサドルmimic!
ワタクシをはじめ、ワタクシ方面から大絶賛もスペシャライズド「パワー」。合う人は合う、合わない人はまったく合わない(汗)、サドル沼の終わりにして始まりのサドルに、遂に女性専用バージョンが登場したんです!
パワーサドル・ミミック・エキスパートを手に入れたぞうぅ!
スペシャライズドの新登場女性専用パワーサドル「mimic」。発売されてまだ1週間も経っていない中、デゲメン氏が早速にゲットしましたぞ! スペシャライズド新宿でレンタルして(´_ゝ`) デゲメン氏が借りたのは、エスワークス・・・ではなく、1個下のグレード「エキスパート」であります。
スペシャライズドショップはサドルがレンタルできるのですな。1週間1000円のレンタル料で、3カ月(だったかな?)以内にそのサドルを購入したら1000円は戻ってくるとか。
このことを知ったデゲメン氏、「発売します!」のアナウンスがあった翌日、スペシャライズ新宿に駆け込んだのであります(サドル、悩んでいたのか(・_・;)
坐骨幅は正確に!
パワー(に限らず、どのサドルでも)を購入するにあたり、特に大切なのが坐骨幅です。骨の幅が10mm違うだけ、乗り心地が雲泥の差で変わりますでな。しっかり測って、適切なサドル「幅」を選ぶことが大切。
スペシャライズド専門店やスペシャライズド取扱店なら、サドル幅を測ってくれる装置を持っているはず。購入前はぜひご相談を(*´ω`*)
新しく登場したスペシャライズド・パワーmimicとは?
まずはこのパワーmimicがどんなサドルかというと!? パワーはすでに2種類(通常のヤツと、よりカーブがキツくなったArc)がありますが、さらに女性専用をぶっこんできました(パワーサドルはもともと女性向けに開発されたサドルなのに・・・。
パワーmimicの特徴
mimicの外観は、パワーサドルとほぼ同じ。Toupeなどの通常サドルよりもグッと短くなったノーズ部分と幅広で平たいお尻部分。
そんなミミックですが、唯一にして絶対的な違いが、サドルの先端部分! 従来のパワーサドルは全面固い、クッション性の低い形式でしたが、mimicはひと際クッション性が高められています。
女性が特に前座りになったときに痛くなるのか分かりませんが、ふかふかな押し心地にはいささかビックリしますです。女性の方は前座りが痛くなるのかしら?
坐骨・恥骨部分の痛みは男女関係ないような気がしますが、はてさて!?
サドル前端以外は普通のパワー
前端のクッション性が高まった以外は、どう見ても普通のパワーサドル。エキスパートとエスワークスというグレードの違いがありまして、クッション性は・・・HPを読む限り、変わりないように見受けます(;^_^A
パワーサドルmimicエキスパートの重量は・・・
ロードバイク乗りとして気になるのは、重さ。特にハンドルやサドルなど“上”のほうが軽量化するとダンシングがエラいやりやすくなるのです。パワーサドルmimicの重さはどうだったかというと!?
パワーサドルmimicエキスパートの重さは210g
気になる重量はドドン! 210g・・・。
可もなく、不可もなく? 手に持った感じ、ややズッシリ感があったので、もっと重いかと思いました(;^_^A
Toupeエキスパートは225g
これまでデゲメン氏が使っていたToupeのエキスパートを測ってみたところ! 225g!
mimicとの差は15g。先端部分が短くなった分がそのまま重量減につながった!?
パワーサドルmimic(155mm)とToupe(143mm)のサイズ感
サイズ感を比べてみると、写真のとおり。かなり雑に並べただけであります(;^_^A
mimicのほうが断然サドル先端が短くなっています。横幅もやや広く見えるでしょうか?
mimicとToupeを横の断面で比べてみると、↑の感じ。先端からお尻(後端)まで、ほぼまっ平なToupeに比べ、mimicはお尻のほうにかけてせり上がっています。
いざインプレ! 女性ローディーはパワーサドルmimicをどう評価するか!?
スペックは良いからmimicの使い心地はどうなのか!? 提灯記事ばかりの世の中で、自腹切って試したパワーサドルmimicのインプレをデゲメン氏が語ります!
パワーサドルmimicのメリット
パワーサドルmimicのインプレ、まずはメリットから行きましょう(゚∀゚)! 良いところイッパイ! さすがパワーサドル!
お尻(お股?)が痛くない!
デゲメン氏がまず感じたパワーサドルmimicの印象がコレ! 週末使って250kmほど走ってきて、お尻(お股?)の痛みや違和感が、まぁなかったそう!
今まで使っていたToupeが143mmでひと回り小さかったせいか、パワーサドルが適正サイズだったせいか、Toupeで感じていたお尻(お股)の痛みを、今回の週末ライドでは感じなかったそう。
サドル幅を調べて合わせてもらったせいか、サドル前端のクッションなのか、痛み(違和感)を感じなかった理由は不明です(-_-;)
漕ぎやすくなった!
もう一つのインプレは漕ぎやすくなった! 今まではサドル先端部分が内股に擦れていたのか、腿の内側にアザができたりしていましたが、250km乗った現時点で、そのようなことはなかったそう。
サドル前端が短く、内股に擦れることがないので、ペダリングしやすくなったそうでございます(*´ω`*) ※デゲメン氏はX脚気味だそうで、それがために通常サドルだと干渉してしまうのかもしれません。
ダンシングしやすくなった!
そして、これまた特筆すべきは、ダンシングがしやすくなったこと! サドル先端が短くなった分、脚やレーパンにサドルが引っかかることがなくなったのだそう。
ちょっとの坂とか、立ち漕ぎでグワンと行っちゃいたい、パンチャー系女性ローディーには、かなりメリットがあるかもしれません。
パワーサドルmimicのデメリット
メリットがあれば、当然デメリットもあります。ワタクシ、メーカーさんには申し訳ないですけど、良くなかったところもバッチリ、ガッツリ書きますですよ(゚∀゚)
ポジション調整がシビア
mimicのデメリットと申しましょうか、大変なところはサドル位置! 通常のパワーサドルと同じく、心地よいと感じるポジションの幅が(めちゃくちゃ)シビアなのです!
僕自身も経験しましたが、デゲメン氏も痛くない、漕ぎやすい、違和感がないポジションにたどり着くまで四苦八苦。疲労具合によってもサドル位置が変わるため、どこが平均して快適に感じるかを探り当てるのに、結構苦労しました。
mimicを初めて装着してライド行くときはアーレンキーが必須です。一度ハマると、すっごい楽なんだけどねぇ。
当然ながら、速くはならない
そして、当然ながら、サドル交換しただけで速くなることはありません。漕ぎやすくなったおかげでケイデンスが上がって速度も上がる・・・という相乗効果が見られれば良かったですが、今回はそこまで検証できず。
機材スポーツと言われるロードバイクは、何だかんだ言ってエンジン(人間)がすべてかもしれません(;^_^A
ロードバイク女子によるパワーサドルmimicのまとめ
という感じで振り返ってきたパワーサドルmimicであります。ではでは、ロードバイク女子目線で総括してみましょう!
パワーサドルmimicはレースにピッタリ
まず言えるのは、このパワーサドルmimic、快適です。快適性は高強度のレースほど大事。ヒルクライムやロードレース、エンデューロなど、強度高めで走りたいロードバイク女子にピッタリです。
ワタクシ、mimicをつけたデゲメン氏のペダリングをつぶさに見ていましたが、いつもの70くらいの低い重たいペダリングは鳴りを潜めた感じ。それだけ、違和感が払拭されて、快適にペダリングできるようになった証かもしれません(ケイデンスなどのデータなし。すみません(;´Д`)。
サドル沼の女子は、取り敢えず坐骨幅、測ろう!?
デゲメン氏はかなり好印象だった様子のパワーサドルmimic。とは言え、お尻の形は人それぞれです。mimicが万人に適したサドルかどうかは分かりません。
なので、mimicを選ぶかどうかは別にして、まずは自分の坐骨幅を測ろう? ホント、143mmと155mm、たった12mm違うだけで快適性は雲泥の差なんです。
自分の骨の位置にあったサドル幅なら、今まで辛かった100kmや200kmは余裕余裕。300~600km以上になるブルベは、また違った要素が入りそうで分かりませんが、サドルでお悩みの方は、とにかく、まずはサドル幅を測りましょう!
以上、女性ローディーのデゲメン氏が語る、スペシャライズド新製品「パワーサドルmimic」のインプレでした! デゲメン氏、mimic買いますわ、こりゃ。もし自分で買わなかったら、僕が買おう。そして自分でも試してみよう(´_ゝ`)
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