※タイトル修正しました(6/3)
ロードバイク乗りの方なら、すでにご存じかもしれませんが、6月1日から道路交通法が改正され、自転車の取り締まりが強化されます。先日の交通安全週間でイエローカードを頂戴した私としても、走る凶器を自認して改正点のおさらいと疑問点の整理をば。
こちらの記事(チャリカフェ「講習が義務づけられる自転車の14の危険行為」)と警視庁の自転車交通ルールを参考にさせていただきました。
自転車の違反項目は14種類
自転車の違反項目は14種類あるそうで、列挙すると以下のとおりです。これに違反すると青切符を切られるそうですyo。
1.信号無視
2.通行禁止違反(立体交差や橋、トンネルとか)
3.歩行者専用道での徐行違反等
4.通行区分違反(自転車は左側通行)
5.路側帯の歩行者妨害(逆走禁止)
6.遮断機が下りた踏み切りへの進入
7.交差点での優先道路通行車妨害等(左の車両が優先)
8.交差点での右折車妨害(自転車は二段階右折)
9.環状交差点での安全進行義務違反等
10.一時停止違反
11.歩道での歩行者妨害(自転車が走っていいのは幅3m以上の歩道だけ)
12.ブレーキのない自転車運転(ピスト)
13.飲酒運転
14.安全運転義務違反(傘さし、無灯火、イヤホン、スマホ)
交差点が3車線、自転車は直進したい場合はどうする?
自転車の安全なルールづくりのためには大賛成なのですが、分からないところが少々ありまして、それを少し整理してみました。
まず疑問なのが、交差点で3車線あるところ。一番右が右折で、一番左が左折というやつで、自転車の俺君は直進したいケース。通勤で使う山手通りでよくあるパターンです。
3車線の交差点でも自転車は左側通行
結論から申し上げると、上の警視庁の画像(ブログに合わせて少々改変)からも分かるとおり、ロードバイクや自転車が直進したい場合でも左側通行しないといけません(左折レーンに入らないといけない)。
おおぅ、ホントか。真ん中の直進レーンを進んでました(汗)。右折する際に右折レーンに入っちゃダメというのは当然分かりますが、これは知らんかった・・・orz 左折レーンは左折車で混むことがあるし、巻き込みも危険・・・ハッ、ロードバイクですり抜けはいけないということだね!?
車道走って、歩道行って、また車道に戻るパターン
次に疑問なのがコレ。車道を走ってるんだけど、何らかの理由で歩道に入って、また車道に戻るパターン。車道の信号が赤とか、路上駐車が多いとか、トンネルとか坂道とか、まぁいろいろなケースがありそうですが・・・。
ロードバイクは車道走っとれが原則
想像つきましたけど、上の画像のとおり、やはり自転車走行の原則は車道。今の法律からすると、「自転車が歩道!? あぁん、おみゃぁは車道走っときゃ!」ということらしいですな。
自転車はどんなときに歩道を走っていいのか?
とは言っても、車道を走るのが怖いときは多々あるもんです。どんなとき、自転車は歩道を走っていいんじゃい?
幅3m以上ある歩道は自転車通行可
「自転車通行可」の道路標識または「普通自転車通行指定部分」の道路標示がある歩道は自転車OK! 警視庁が2011年に出したお達しで、幅3m以上ある歩道は自転車通行可なんだそうな。じゃぁ3m未満の歩道は自転車走行不可?どうなの!?
ちなみに、自転車通行可と言っても、飛ばしていいわけじゃありません。あくまで歩行者が優先で、自転車は徐行だそうです。
ジーチャン・バーチャン、チビッコは歩道OK!
こりゃ当然っちゃ当然だけど、13歳未満のチビッコと、70歳以上のジーチャン・バーチャン、あと障がいのある方はチャリで歩道OK。どうぞご安全に。
やむを得ない場合も歩道OK!
さて、これは微妙なグレーゾーンか!? 政府広報によると「車道や交通の状況からみて」とありますが、具体的にどんな状況だろうかぬん。
「自転車の道路交通法」というサイトによると、
「路上駐車車両が多く、かつ右側に避けるのが困難な場合」「自動車の交通量が著しく多く、かつ車道が狭い場合」「煽り運転、幅寄せなどの危険運転や、理由もなくクラクションを鳴らすなど、自動車を用いた暴行行為を行う者がいる場合」
が挙げられているけど、
「自転車利用者が主観的にそう感じるだけではなく、客観的にもやむを得ないと認められる状況である必要がある」
と但し書きもしてる。
実際、どうなんでしょうねぇ。とても気になるところですが、取りあえず、ロードバイクなり自転車で車道走ってるからと言って、むやみにクラクション鳴らされたり、煽られるのは嫌だなぁ。ビックリするし怖いじゃんか。速度も全然違うんだし、仲良くいこーぜー
とまぁ、こんな感じでいろいろ変わるみたいです! せっかく趣味と実益をかねてロードバイク乗ってるんですから、歩行者やドライバー、バイクのライダーと自分自身がみな安全で無事故・無違反・怪我なしで楽しむのが一番ですわ。
気分よく、みんなハッピーで楽しみましょー
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