デゲンコルプさんのロードバイクが痛ましい落車事故から復活したので、引き取ってきました。自分で乗ってみて思うけど、アルミのロードバイクって結構良くね!?
修理後の走りの調子を確かめる
デゲンコルプさんは頭から電柱に突っこんだらしく、フロントフォークがバッキリ折れてました。
バッキリ折れたフロントフォークがハイグレードになって復活
メーカー名、聞くの忘れたw と思ったらメーカー見つけました。GRAFITE DESIGNのアクセラレートストレートタイプというらしい。うわっ、ホントにすごいお値段・・・! 何ともまぁ、ハイエンドのカーボンフォークをつけていただき、感謝感謝でございます。
フォーク交換でハンドリングが素直に?
自転車屋さんから自宅までの10kmちょい、僕が乗車して確かめてみたところ、うん、まったく問題ない。むしろハンドリングが素直になったような気がする・・・のは多分気のせいでしょうw
カーボンフォークで振動吸収性がアップ?
なお、振動吸収性は格段にアップした模様。ターマックと比べて、実は乗り心地が良かったデゲンコルプさんのロードバイクですが、フォークが新しくなったことでさらに快適に。フレームが違うだけで、乗り心地って、結構違うんですねぇ。。。
アルミのロードバイクはやっぱり速い!
アルミのロードバイクってカーボンの下に思われる節があります(実際僕もそう思ってました・・・^^;)けど、実際乗ってみると、なかなかどうして。アルミにはアルミの良さがあるものです。
平地と下りがとにかく速い!
アルミの重さのせいなのか、フレームのつくり(エアロ形状?)のせいなのか、とにかく平地と下りがオニ速い! デゲンコルプさんのロードバイクはサイズ48で、僕の体格にまったく合っていないにも関わらず、平地で35km/h巡航余裕です。下りは50km/h出てたな、ありゃ。ペダルが僕の下死点から10cm近くも上なのに、スゲー速いなんて、これが適正サイズだったら、どんだけ速くなっちゃうんだぜ!?
加速感がすごい!
あと、特筆すべきは加速感! ターマックで味わったことのないようなスピードのノリを感じます。あえて言うなら、コスミックカーボンSLEなどのディープリムを履いたときのような感覚? 重たいながらもグングン速度が上がっていく感覚は、結構クセになりそうです。
こりゃデゲンコルプさんに煽られるわけだよ。同じ出力でも、カーボン製のターマックとは比べ物にならないスピードが出て、維持も簡単だもの。アルミのロードバイク、結構良いじゃない!?
アルミのロードバイクのデメリット
スピードでは、カーボンのロードバイクと引けを取らない、もしくはそれ以上のアルミロードバイクですが、やっぱりデメリットはありました。
漕ぎ出しが圧倒的に重い!
最初のひと漕ぎが、ウッ!!となるくらい重いw これはそもそもの車体重量と、サイズがまったく合ってなくて踏み足のパワーを最大まで活かせないことが原因でしょう。とにかく重い。スタートダッシュでは、クロスバイクに30m以上差をつけられる始末。ターマックでは考えもつかない、重量トレーニングです。
坂がオニのように重い!
ほんのちょっとの坂が、本当に重い! 重さに負けてすぐに失速するため、足の力が根こそぎ削られる感じです。アルミのロードバイクでヒルクライムは正直、ホントにきついかも。少なくとも自分がアルミに乗ったら、ヤビツで45分切れない予感がします。
ところで、なんかダサくなってね!?
とまぁ、デゲンコルプさんのロードバイクを乗ってみて、改めてアルミの良さを確認するとともに、そのデメリットも体感しました。ところで、戻ってきたデゲンコルプさんのロードバイク、何だかカッコ悪くね!?
スペシャライズド謹製Axis 2.0の重さとダサさは異常!
デゲンコルプさんがS-Worksルーベを購入し、今まで使ってたマビックのアクシウムを一時的にそっちで使うため、アルミのロードバイクにはターマックに付属していたAxis 2.0という悪名高いホイールをつけたのです。そうしたら、どえりゃぁカッコ悪い!!w なんか突然、モッサリとした、いかにも重そうなロードバイクになってしまいました! ホイールひとつで、こうも印象が変わるのだなぁ。。。
マビックは、やっぱりカッコイイ!
んで、マビック。一番下のグレードであっても、マビックはやっぱりカッコイイ(↑の写真のホイールはたしかキシリウムSLE)! せっかくロードバイクに乗るのですから、愛車の見た目にもこだわりたいもの。マビック、いいねぇ。僕もマビックにしたい!
アルミ vs. カーボン。フレームを選ぶときの指針
デゲンコルプさんのロードバイクに乗って、アルミも捨てがたいことがよく分かりました。ということで、アルミ vs. カーボンのフレームで悩んだときのために、選ぶべき基準をまとめてみました。
フレームの価格と予算
まずは予算とフレームの価格ですね。完成車なら総額がすぐ分かりますが、フレーム買いだと、もろもろ追加出費が増えてきます。どれくらいの予算があるのか、でアルミとカーボン、完成車とフレームのみ購入の違いが分かりますね。ただ、安いカーボンなら、しっかりしたアルミと言われる理由は良く分かりました。安い(無名?の)カーボンはブランド銘(気にしない人はまったく気にならないでしょうが)、重さ、乗り心地、スピードの乗り具合で結構萎えると思います。
走る場所
アルミはやっぱり重いです! なので、山がちなところに行くのが好きな人は、はじめからカーボンなどの軽量フレームがオススメ。一方、アルミは平地や下りが多い人には最適! ハッキリ言って、平地での加速は本当に速い。もし自分がアルミに乗って平地や下りを走ったら、ターマックでは追いつける気がしません(汗)。
重量。輪行しやすいかどうか?
そして、最後は輪行です。重たいロードバイクは輪行しても、持ち運びが楽ではありません。東京駅や新宿駅などの大きな駅でアルミの重さを担ぎながら移動するのは結構キツいぞ~。もちろん、スタートダッシュもキッツいぞ~。
と、こんな感じで、アルミのロードバイクを選ぶborikoなりの3つの基準を紹介させていただきました。アルミのロードバイクに乗せてくれたデゲンコルプさんに感謝感謝m(_ _)m。通勤用やトレーニング用などにアルミを選ぶのは十分アリ! 何度も事故と落車を生き抜いたデゲンコルプさんのロードバイクを見るに、堅牢性は折り紙つきだし。あぁ僕もアルミのロードバイクほしいなぁ・・・・。
コメント