S-Works Vengeの次に乗りたいロードバイクを考える・・・その前に、ロードバイクのフロントシングル化はどうでしょう！？

2019年7月に購入し、週末ライドにレースに毎日のローラー練に大活躍している我が愛車・S-Works Venge。輪行のときや写真撮る時に倒したりして全身傷だらけ（汗）ながら、ポッキリ折れて乗れなくなるまでは愛し続けていきたい所存。

とは言いつつ、乗り始めて丸４年になりますで、そろそろ次のロードバイクを考えても良い時期かもしれません。具体的な候補はないものの、コンポで試してみたいなと思うことがあったりして。フロントシングル、どうでしょうか！？

次なるロードバイクは週末ファンライドで活躍するものを

乗り心地が素晴らしく、平坦も上りもどちらもこなせるベンジはまさに万能なロードバイク。そんなベンジに置き換わる（！？）もっと良いロードバイクなんてあるだろうか！？

週末ファンライドに特化はいいかもしれない

ベンジはレースに出ることを大前提に購入しましたので、やっぱりレースで活躍してほしい願いは常に持っています。持ち主であるワタクシの脚力と技量がベンジの性能を引き出すのにまったく足りていない大問題をどう克服すればいいのか(´_ゝ｀)

一方、ベンジと対極的な位置づけで購入したのがMTBのサンタクルーズブラー。ブラーはクロカンレース向けのXCバイクで、一応SDA王滝に出るために購入したのだけれど、基本的な位置づけは通勤＆週末ファンライドがメイン。そして、何と申しましょうか、気の持ちようの話なんですが、この位置づけが非常に気楽でよいのです。

速く走る必要もないし、ゼーハー追い込む理由もないし、格好（服装）も自由だし、もちろん走ろうと思えば長距離走れるし、舗装路でも未舗装路でもどこでも行ける。レースやイベントはベンジという素晴らしいロードバイクがあるのだから、それに任せて、（ブラーのように）もっと気楽に乗れるロードバイクはあってもいいなと思ったのでありました。

フロントシングルは気楽でいいですね？

ブラーが気楽と感じる理由の一つが操作がシンプルなこと。特にフロントシングルは変速のストレスが少なくって気が楽に思えます。

フロント変速でチェーン落ちしたしな(* ´艸｀)ｸｽｸｽ

いや、「MTBのフロントシングルが気楽」は後付けの話かもしれません(;^_^A それよりも、やはり胸に去来するのは6月のJBCF群馬でのチェーン落ち（⇒参考記事）。

フロントがシングルだったらチェーン落ちとオサラバできるのかな！？ とか、大事なレースでチェーン落ちはもう勘弁！とかとか、とにかく悔しい思いをしなくてすむかもしれないじゃないですか、そんなことないですかっ！？

だから次のロードバイクはフロントシングルを試してみたいと思っている白髪がココにいるんです(ﾟДﾟ)ｸﾜｯ！

ロードバイクでフロントシングルは可能？？

あれあれ、次のバイクは週末ファンライド用！ なんて言っておきながら、レースでのうっ憤・自分のスキル不足を埋めることがバイク選びの目的に混じっているぞ！？ そんな曖昧な目的で良いのか！？ 絶対中途半端になるぞ！？ うるへ～、もうフロントに変速なんか要らないんじゃぁヽ(｀Д´#)ﾉ・・・でも、実際に自分の使い方でフロントシングルなんてできるのだろうか！？

よく使うギアを確認してみよう

フロントシングルが可能かどうかを知るには、普段自分がどのギアをよく使うか把握することから始めなければなりますまい。こういうとき電動は非常に便利(*´ω｀*) SRAMの場合、アプリまたはウェブ版でライドごとの変速回数や使用したギアの頻度（時間）を確認することができます。

んで、こちら（↑）が直近の柳沢峠ヒルクライムで使用したギアのデータ。アウターは14Tと17Tが最も多く、だいたい14Tを上限に28Tまで万遍なく使っている模様。一方、インナーは24Tが最も多く、17～28Tの範囲で使用頻度が高いようです。

柳沢峠の斜度が全体で5%以下（後半は6%超）であることを踏まえつつ、アウターで14～28T、インナーで17～28Tのギア比を1枚のフロントギアでカバーできれば、次期ロードバイクでフロントシングルを実現できるでありますかね？？

必要なギア比を計算してみる

ではでは早速に机上の空想・・もとい空論‥違う、計算をしてみましょう。ギア比計算はコチラのサイトのお世話になりました（⇒参考サイト）。御礼申し上げますm(_ _)m

現在のギア比を確認

まずは現在のギア比を確認。ベンジはフロントが46-33T、リアが10-33Tでして、ギア比を割り出してみると上記（↑）のとおり。

前述の使用頻度が高いギアで見てますと、アウター14～28Tのギア比は3.28～1.64、インナー17～28Tは1.94～1.17であります。ということは、ざっくり3.3（重いギア）～1.1（軽いギア）をカバーできる歯数のフロントがあれば、空想上は現在の自分の脚力に見合ったフロントシングルができそうです。

SRAMロードコンポのフロントの歯数を確認してみよう

柳沢峠のわずか1例しかないのが何とも心許ない限りですが、取り敢えず目安として必要な（よく使う）ギア比は見えてきました。あとは、そのギア比に近づく歯数のフロントがあればいいのだな。

38Tまたは40Tが良さそうだ？？

スラムのフロントシングル用チェーンリングを調べてみますと、36Tから2T刻みで46Tまであるらしい。46Tは現在のアウターなので除外し、36Tも見栄とプライドで除外しまして、仮で38Tまたは40Tでギア比を求めてみたのが、↑の表です。

緑～紫の枠はフロントアウター（46T）でよく使うギア比に相当し、赤～青の枠はフロントインナー（33T）でよく使うギア比に相当します。。

すると、ふむふむ、38Tは現在のフロントダブル（46-33T）の使用範囲をすべてカバー（3.3～1.1）している模様。

一方、フロントが40Tの場合は、重いギアはゆとりがあるものの、軽いギアが足りない感じ。週末ファンライドメイン（まだ言うｗ）とは言え、現在の28T（ギア比1.17相当）が使えないと10%超の急斜面や長いヒルクライムで厳しい思いをする可能性がなきにしもあらずです。

カセットスプロケットを大きくするという手も

軽いギアを優先させるか、平坦も少し頑張りたいかによって、フロントに求められる歯数は変わりそう。それならそうだ、リアのギア（スプロケ）を大きくしたら悩みは解決するかも！？

SRAM Forceに10-36Tのカセットスプロケットがありました

SRAMのREDで一番大きいのが10-33Tのスプロケ。一方、1つ下のグレードのForceには、うひょひょ、あるじゃないか、もっとワイドなスプロケが(ﾟ∀ﾟ)！

10-36Tだって！ これなら、重いギアは変わらず、1段軽いギアを使えるではありませんか！？

Forceのスプロケでフロントシングル（40T）イケる気がする

という訳で早速にギア比を計算！ 10-36T×38Tまたは40Tのギア比を調べてみたところ！！

おぉ、これは40Tでもフロントシングル可能では！？ 36Tで1.11ですから、これくらい軽くなれば普通の激坂は何とか上り切れそうな予感です。重いギアも10Tでギア比4.0あれば計算上は42km以上出ます（ケイデンス85の場合）し、そもそも40km/h以上で平坦走る脚力は僕にはなかった／(^o^)＼

イケるじゃん、フロントシングル(ﾟ∀ﾟ)！ これでフロントチェーン落ちで残念な思いをすることもなくなるはず！？ 実現できるかどうかは、購入に踏み切るとなったときにショップに相談するとして、でも何だかとても楽しみになってきました。

いやぁ物欲に苛まれるって、なんて幸せなんでしょうｗ 新しいフレームもそろそろ出る季節？？ これはますます生きる楽しみが増えてまいりましたなぁ(*´ω｀*)

以上、ベンジの次に買うロードバイクはフロントシングルでも良いかも！？と思っております(*´ω｀*)なお話でした！