日本を代表する特産品の栽培はココ静岡から始まった(◎_◎;)! ワサビ栽培発祥の地にロードバイク×MTBで行ってみた!

日本が誇るワサビの栽培発祥を見に行こう!
日本が誇るワサビの栽培発祥を見に行こう!

お魚大好き、肉よりも断然・熱烈サカナ派な人(例えばデゲメン氏!)にとって欠かせないのがワサビであります。ピリッと味を引き締めてくれる、日本ならではのこの香辛料で有名な場所と言えば・・・どこ(・_・;)??

ワサビで有名と言えば、長野県がパッと思い浮かぶかな!? 安曇野とかワサビ推しではありませんでしたっけ。もしくは意外や意外、東京の奥多摩とか。

でもところがどっこい、ワサビ栽培で有名なのは静岡県なんですって! しかも、二重でビックリなことにワサビの栽培が始まったのも静岡とな(◎_◎;)! これは行って確かめてみるしかありません。という訳で、元祖ワサビ栽培の地へロードバイク×MTBで行ってみました。

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ワサビ栽培発祥の地は静岡県のココにあります

そもそもワサビの発祥が静岡県にあるとは知らなんだよ。その場所はどこかというと・・・

ワサビは有東木(静岡市)で生まれた!

ワサビ栽培発祥の地は静岡県のココにあります
ワサビ栽培発祥の地は静岡県のココにあります

ワサビ発祥の地の場所はこちら(⇒グーグルマップはこちら)! 「発祥」というのは語弊というか不正確で、正しくはワサビ「栽培」発祥の地らしい。

住所的には静岡市葵区の有東木(うとうぎ)という地名。ワサビはそもそも日本固有の植物で、奈良時代の文献にすでにその名があり、鎌倉時代には食用にされていたそう。ワサビ栽培はそこからさらに時代を下った桃山時代末期から江戸時代初期、この有東木で始まったのだそうでした(⇒出典)。

ロードバイク×MTBでワサビ栽培の元祖を見に行こう!

さぁさぁ思い立ったが吉日、サドルにまがたりペダルを踏めば勝手に進むのが自転車です。いざ、ワサビ栽培の元祖を訪ねてみようではありませんか!

有東木の「オクシズの駅」を目指します

有東木の「オクシズの駅」を目指します
有東木の「オクシズの駅」を目指します

目指すは「オクシズの駅 有東木 うつろぎ」という場所。先日の静岡のマチュピチュ(⇒参考記事)ときんつば(⇒参考記事)の通り道にあります。

ところで、この「オクシズの駅」って何でしょう?? 静岡県中部地域局のインスタによると、「静岡市では、トイレのある駐車場を愛称「オクシズの駅」として、休憩施設を整備」しているのだそう(⇒出典)。道の駅未満・休憩所以上の場所という理解でよろしいかな??

もう1つちなみに、「オクシズ」ってどこからどこまで何でしょう?? これはウィキペディア情報(⇒出典)ですが、旧安倍郡域と清水区の山間部から成る「奥静岡エリア」の愛称だそう。驚くのはその面積で、静岡市の面積の約80%を占めるんだと!! しかも、人口は市全体の5%に満たないって、ロシアで言うところのシベリアではありませんか。静岡のシベリアでも通じそうな気がしてきましたw

同じウィキ情報によると、ウィスキーの製造も盛んとは、ちょっと気になる情報です。はて、蒸留所なんてあっただろうか!? ウィスキーがあるならビールや日本酒とかもありそうで、それはそれは夢が広がってきます。

これが手懐けられた(言い方w)日本のワサビだ

ウィキペディア情報を調べていたら、あっという間に目的地の「オクシズの駅 有東木 うつろぎ」に到着。1本道で看板もいっぱい出ているので迷うことはありません。多少上りはあったかな? まぁ、多少です多少。皆さんなら大丈夫(´_ゝ`)シランケド

農耕の歴史に思いをはせる

有東木まで多少の上りはあるかもしれない
有東木まで多少の上りはあるかもしれない
「オクシズの駅 有東木 うつろぎ」に着きました
「オクシズの駅 有東木 うつろぎ」に着きました

多少の上りを終えると正面にきれいな駐車場と係りの人が見えてきて、立派な石碑が目に飛び込んできます。おぉぉ、ここがワサビ栽培発祥の地・有東木」かぁ。

ちょうど今、『銃・病原菌・鉄』という25年近く前に大ヒットした本を読んでおりまして、そこに食糧生産の歴史がめちゃくちゃ詳しく書いてあるのです。

野生の植物を栽培するのがいかに大変かが綴られていて、そんなこと言ったらワサビなんて大変の極みのような植物。昔の(今も!?)静岡県民凄いなぁ(◎_◎;)と感嘆するばかりでありました。

400年を超えるワサビ栽培の歴史を味わう

有東木は辺り一面、わさび田がいっぱい!
有東木は辺り一面、わさび田がいっぱい!
お土産に元祖栽培ワサビはどうでしょう!?
お土産に元祖栽培ワサビはどうでしょう!?

ちなみにワサビの生産量日本一も実は静岡県でして、2位が長野県、3位は岩手県だそう。しかもそのシェアたるや圧倒的で、74%(長野は18%)だって(◎_◎;)(⇒出典)!!

ワサビと言えば長野の安曇野が思い浮かんだけど、全然静岡の足下にも及ばない生産量ではありませんか。その割にしっかりワサビ=長野が定着しているということは、それだけ長野のブランド戦略が長けている証なのかもしれません(-_-;)

元祖ワサビをすりおろす、この贅沢はたまりません(≧∇≦)
元祖ワサビをすりおろす、この贅沢はたまりません(≧∇≦)

おっと、そんな感傷はどうでもいいのだ。味だよ味、肝心の元祖栽培ワサビの味は・・・当たり前ですが、よくあるチューブのワサビと全然違うのwww 辛さは非常に穏やかマイルドで、際立つのは風味・香り。これは贅沢な逸品でありますよ、元祖ワサビは(゚Д゚;)

お土産にもちょうど良いサイズで、何ならワサビ担いでそのまま安倍川を下って静岡の海で魚を釣って刺身にしてワサビつけて食べるなんて贅沢も可能です。オクシズに行った際はぜひ本家本元・元祖の栽培ワサビを味わってみてはいかがでしょう!?

あ、あと「オクシズの駅 うつろぎ」は食事も可能で、ワサビ丼(だったかな?)やお蕎麦、ワサビのアイスクリームも食べられます。この日このとき、僕がお腹減っていなくてスルーしちゃった・・・。ぜひぜひ、皆さん行って食べてみて、感想を教えてくださいませm(_ _)m

以上、日本を代表する特産品の栽培はココ静岡から始まった(◎_◎;)! ワサビ栽培発祥の地にロードバイク×MTBで行ってみた!なお話でした。ちなみに、ワサビ栽培の発祥は有東木ですが、県内生産量トップは伊豆半島中央部の天城湯ヶ島付近だそう。有東木から門外不出だったはずなのに静岡市民涙目でござる(´_ゝ`)

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