より優れた空力とか軽さとか、ロードバイクは「速さ」の方向でガンガン突き詰めていってほしいと思う今日この頃。でも、やっぱりちょっと捨てきれない夢(=いつかやってみたいこと)があります。それがロードバイクのフロントシングル化。
もっとギアがワイドになってくれたら、ワイの脚力でもフロントシングルできそうなのに・・・。その願いをかなえてくれる超ワイド化対応の製品が出たようなのです。レシオ・テクノロジーの SR45Xなら最大45Tのカセットを使えるようになるんですって(◎_◎;)!!
イギリスのレシオ・テクノロジーが45T対応のケージを発売
出典はBike Radar。「既存のSRAMディレイラーを、ディレイラーはそのままでXPLRに対応させることができる」と書いてあって、えぇ、新型・13速対応XPLRをワイのSRAMでも使えるの!?と沸き立ったじゃないですか。
2×12(12速)を1×12(12速)のフロントシングルにする商品です
だがしかし、それはワタクシの期待と願望先行による勘違い。Bike Radarが紹介したのは、既存の2×12を、超ワイドなカセットに対応させてフロントシングル(1×12)化する商品でした。
うん、残念。ワイのSRAM Redが13速XPLRになるかと思ったじゃないですか。13速XPLRはUDHでチェーンのラインとかナンヤカンヤ全然違うでありましょう。ワイ(そして恐らく皆さん)のSRAMは12速で、しかもハンガー付きだから、そもそも別物でしたわ(;´Д`)
ワイドなギアでフロントシングル化できるのは魅力的
大いなる勘違いだったのでブログ記事にするの止めようと思ったけど、せっかくのご縁。それにやっぱりフロントシングルは一度やってみたい、経験してみたいので、レシオの商品をご紹介することにします。
イギリス発・海外発送可のXPLR対応キット
商品の製造・発売元はレシオ・テクノロジーというイギリスの会社(⇒ホームページ)。ざっくり製品の特徴を要約すると、SRAMのロード系ディレイラー(12速)を、ディレイラー交換することなく、よりワイドなギアのXPLR(12速)に対応させることができる商品。商品内容はケージとリンクがセットになったもの(ケージのみの購入も可)で、海外発送OKだそうです。
対応ディレイラーはSRAMのAXS Red、Force、Rival、Apexで、ロード系ディレイラーすべてで超ワイドギア(最大45T)を使えるようになるんですと(既存のXPLRディレイラーの補修パーツとしても使用可)。
ケージの素材は7075アルミニウムで重さはケージのみで60g、リンク込みで75g。お値段はリンク込みで£87.08=約1.7万円で、送料・関税等含めると・・・さて、どれくらいでしょう!?
MTBのEagleカセットには対応していません
ちなみに、このXPLR化キット、MTBのEagleカセットには対応していません。なので、Eagleの最大52Tは使えないんだな(;^_^A
まぁ、これはしょうがない。さすがにロード(もしくはグラベル系)でフロントシングルであっても52Tは要らないでありましょう・
フロントシングルって・・・いいな(-_-;)
当初は「13速のXPLR対応!?」と沸き立ち、違うと分かって肩透かしでしたが、商品をじっくり調べてみて、改めて思い起こしました。フロントシングル、一度やってみたいと。
完璧すぎる完成車への反動か
なんでフロントシングルがずっと頭にあるかというと、1つはSRAMのフロント変速でチェーン落ちしまくり大事なレースで泣いた経験が2回3回あること・・・に加えて、もう1つ別の理由があります。
その理由とは、ベンジが(僕にとっては)完璧すぎて非の打ち所がない完成車であること。何をどうすればいいのか、まったく分からないくらい、ベンジのすべてに大満足で、逆に「何を変える必要があろうか(いや、ない)」というのが正直なところなのです。
なので、ベンジもう5年乗ってますけど、リプレイスしたパーツって・・・ホイールくらい?? ハンドルもステムもサドルもずっと同じだし、なんならポジションすら5年間一度も変更していません。
完成車が完璧すぎて「アガリ」状態なのです。フロントシングルにかすかな憧れを抱いているのは、多分この反動なんですかねぇ。お店の人と相談しながら、自分でパーツ選んで、「あぁでもないこうでもない」をしたいのかもしれません。
そう思うと、次買うロードバイクは完成車じゃないほうがいいのかもしれません。次期ロードバイクをどう使いたいかにもよりますので、まだまだ煮詰まっていない感が凄いでありますな。
うん、これは時間がかかりそうだ。それまではベンジ乗りまくって乗り潰したりましょう。完成車は完成されているものなんだと、改めて思ったのでありました(;^_^A
以上、諦めきれないワイドギアのフロントシングルの夢をかなえます! レシオ・テクノロジーのSRAM用ケージはどうでしょう?なお話でした。
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