Raphaを着てロードバイク乗る世界はカッコいい(´ω`) 自転車の世界観を変えたブランド・ラファが少しだけもがいているようです

お~い、ラファ大丈夫かい?
お~い、ラファ大丈夫かい?

ロードバイクはオシャレでカッコいいもの。そのイメージづくりに大きな役割を果たしたのが、みんな大好きRaphaではないでしょうか。そのRaphaが今、なかなか(経営的に)もがいているらしい。Rapha発祥のイギリスでも、ブランドの窮地を嘆く声がこだましています。

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Raphaちょっと大変

という訳で、本日も海外ニュースのご紹介。Cycling NewsよりRaphaの窮状を伝えるニュースです。

日本人もっとRapha買ってください!

情報源はCycling Newsの「Rapha reports £21m annual loss with fewer new customers and RCC members as industry turbulence rages on」という記事(⇒出典)。「ラファ、激動の自転車業界で新規顧客とRCC会員の減少により年間2100万ポンドの損失計上」という感じでしょうか。

内容はなかなかとてもシビア。以下、Cycling Newsの情報を箇条書きにしますと・・・

  • 2023年度は2100万ポンドの営業赤字
  • 赤字は7年連続
  • EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)は黒字
  • 新規のウェブ利用者は3万人減少(148,000人→118,000人)
  • RCC会員数は4,000人減少(22,000人→18,000人)
  • 売上減を地域別で見るとイギリスが約400万ポンド、アジア太平洋が約300万ポンド減
  • アメリカ/カナダは前年と同様の売上
  • 会社の先行きについては懸念する材料はない

会社は大丈夫だけれども、売上の減少は続いているよという感じでしょうか。ラファは日本市場(だけでなく??)で非常に大人気だった印象。でも、最近「ラファかな?」と思ったら違うブランド(Maap?とか??)だったりして、Rapha着ている人、そう言えば減ったかもしれませんですね。

ロードバイクをカッコいいものに変えてくれたRapha

ラファの功績はやっぱり大きく偉大で、ラファがなかったらロードバイクはダサいままだったかもしれない。そう思うのはラファの地元イギリスも同じみたいです。

かつてのサイクリングはダサかった

そのことを嘆くのが、Cycling Newsの記事(↑)を執筆したライターによるオピニオン記事「Opinion: Rapha singlehandedly made road cycling cool, and I’ll be genuinely upset if it disappears」であります(⇒出典)。タイトルを訳すと「ラファがあったからロードバイクはクールになったのに、もしなくなったらガチギレする」くらいの感じで。ラファを愛し、その功績を讃え、将来を憂いているのがタイトル読むだけで伝わってきます。

オピニオン記事に何が書いてあるかというと、本当にタイトル通り。「Cycling used to be lame(ロードバイクはダサいものだった)」けど、それを変えてくれたのがラファだったというもの。

細部までこだわり抜いたデザイン、「何か大きなものの一部になった」感覚を抱かせてくれる世界観、ロードバイクでは当たり前な「苦しみ」も甘受できるような文化、厳選されたプロチームとの提携などなど、ラファが築き上げてきた功績は枚挙にいとまがありません

「ラファは高過ぎるから売れないのではないか?」と記者は自問自答していますが、すぐに「いやいや、そんなことはない」と否定。他の新興ブランドはラファより高いものがいっぱいあると述べています。

世界観をつくった功績は偉大過ぎる

ZAPPEIジャージの世界観はどうだい?
ZAPPEIジャージの世界観はどうだい?

さて、ここからはワタクシboriko自身の意見なのでご容赦を。ワタクシ、恐縮ながらRaphaは1着も持ってないし、できる限りラファには近づかないようにしておりました(なぜw

というのも、ラファって凄いキラキラして眩しくて、もちろんカッコよくって、華やかで自由な、単なる自転車ウェア以上の雰囲気があったから。まさに「世界観」あるいは「文化」という言葉が相応しいブランドだと(今でも)思っております。

その分、ラファ着ている人たちは輝いていて素敵過ぎて、毎日暗い部屋の中でデュフフとニヤニヤしながらブログ書いてるワタクシには対極の世界、もっと言えば近づいてはいけない領域と感じておりました(;^_^A

それくらいのインパクトだったもの、ラファのイメージは鮮烈です。世界観をつくれる(しかもグローバルに!)ブランドって本当に凄いと思いましたですよ。そのブランドがややストラグル(もがいてる)しているのは、製品そのものより、今まで構築してきた確固たるユニークな世界観に少し綻びが出てきたのかもしれません。

でもラファがなくなってしまったらロードバイクはまた元のダサい(失礼!)世界に逆戻り。その意味でCycling Newsの記者のオピニオンには諸手で賛同するのでありました(ラファ、僕は買わんけど・・・

以上、Raphaを着てロードバイク乗る世界はカッコいい(*´ω`*) 自転車の世界観を変えたブランド・ラファが少しだけもがいているようです なお話でした。

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この記事を書いた人

ロードバイク & マウンテンバイク ブロガー

海外の最新ロードバイク&マウンテンバイク情報や、関東地方を中心に日本全国、ときたま海外をサイクリングして自転車旅ならではのグルメや景色、楽しみ方を発信中。

JBCF(実業団自転車競技)やツールドおきなわ、ほか自転車イベントにも積極的に参加中! レース・イベントに体当たり取材しています。

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