静岡に「さわやか」という地元密着の超人気ハンバーグレストランがあるのをご存知ですか? 地元に愛され、全国的にも有名になって、それでも店舗拡大に走らず、地元に留まり続ける、まさに静岡のTHEご当地レストランです。
・・・実はね、そんな地元に愛され、地元密着の人気レストランが僕たちのワンダーランド・群馬県にもあるのです。群馬のTHEご当地レストランとも言うべきそのお店の名は「あおぞら」! 一体どんなご当地グルメが味わえるのか!? 早速にロードバイクで行ってみました!
群馬北部にやたら押しの強い看板があります
高崎から沼田に至るまでの道すがら、サイクリングをしていたり、クルマを運転していたりすると、まるで某キヌタ歯科のように、やたらと押しの強い看板が目に入ってきませんか?
この圧が強い看板は何だろう!?
その看板がコチラ。「地元に愛され50年」「豪華トイレ」「快適トイレ」などの謳い文句が躍る看板がいくつもいくつも街道の辻々に立てられています。その看板の主は「あおぞら」というお店。
静岡に「さわやか」という、提供される料理(ハンバーグ)とはほど遠いネーミングのご当地レストランがありますが、群馬の場合は「あおぞら」か・・・。どうやら地元・上州牛を使った焼き肉レストランのようですが、焼き肉と青空とは・・・。
どうも店名と料理がリンクしないのは気のせいでしょうか!?
群馬の「さわやか」こと「あおぞら」にロードバイクで行ってみよう!
「あおぞら」の凄いところは辻々に立てられた看板の数! 青地に白抜き文字の超シンプルなデザインながら、圧倒的な看板数と店舗までの位置を知らせる距離情報に、少し狂気を感じます。一体どんなお店なんだろう。。。もう気になって仕方ないじゃありませんかw
群馬のご当地レストラン行く前にヒルクライムでカロリー消費
「あおぞら」は焼き肉屋さんらしいので、たっぷり食べられるようしっかりカロリー消費しなくては! という訳で、「道の駅こもち」までジムニーで移動し、そこから伊香保温泉経由で榛名山にヒルクライムすることに。
「道の駅こもち」は白井宿という、主要街道の宿場町ではないものの、交通の要衝として栄えた宿場があったそう。火事で多くの建物が焼け、国道17号が整備されたことで商都としては衰退したものの、今でも古い街並みがチラホラ残っているようです。
こういう、クルマや電車移動だけだったら素通りしてしまいそうな場所に偶然出会えるのも自転車の良いところかもしれません(*´ω`*)
榛名山は紅葉が間もなく見ごろ
さて、この日はオーバーホールから戻ってきたばかりのベンジの祝・復帰ライド。すこぶる絶好調のベンジに乗っていると、まるで電動自転車かのごとく、すいすい伊香保温泉までの急な坂道をクリアできてしまいます。
さらに、伊香保温泉を過ぎると榛名湖までは九十九折りの絶景ロード。交通量は思いのほかあるものの、適度な斜度(6%ちょい?)と見ごろを迎えつつある紅葉、さらにはこの日行く予定の「あおぞら」にふさわしい好天に恵まれ、いやぁなんて素晴らしい道なんでございましょう。
伊香保温泉に行く(通る)の、実は初めてで、これもまた感涙。いつかライド帰りにひと風呂浴びてみたいものでございます。ジムニーがあればライド×温泉ができるの、ほんと凄い発見だったわ(*´ω`*)
遂に「あおぞら」初体験!
榛名山をサクッとクリアし、八ッ場あがつま湖まで一気にダウンヒル。そこからは県道経由でスタート地点の道の駅こもちに戻ります。距離にしてわずか94kmほど。その割に獲得標高はそこそこあって1,800mを超えるくらい。消費カロリーは2,100kcalほどでした。
いざ「あおぞら」本店こと「渋川西店」へ!
道の駅こもちでお土産をゲットし、いざ本日のメインディッシュな「あおぞら」へ! せっかく来たのですから、元祖オオモト・本店の味を知りたいということで、「あおぞら」本店こと「渋川西店」に行ってみることにしました。
とても上品な高級(でもリーズナブル)焼き肉でした
本店こと「渋川西店」に到着したのは午後2時を過ぎ、3時に近いころ。ランチを過ぎ、ディナーには早い時間ながら、おおぅ、店内はほぼ満席(◎_◎;)! 「あおぞら」の人気の高さが伺えます。
「あおぞら」の看板メニューは上州牛なのですな。群馬と言えば、豚肉を勝手にイメージしておりましたが、「上州牛」なるものがあるとは知らなんだ。という訳で、デゲメン氏は単品で上州牛の諸々+アルコールを注文。一方のワタクシは、おすすめメニューの「上州定食デラックス(デザートなし)を注文。
上州定食デラックスは上州牛の上ロースとカルビの組み合わせで、さらにご飯・みそ汁、サラダがついて2,500円のお値打ちプライス。お得が売りのお店なのかと思いきや、いえいえ、お値段以上だからこそ地元に愛されて50年なのでしょう。
まぁ、すっごいとても高級な牛焼き肉(◎_◎;)! サシがしっかり入って、柔らかくジューシーで、焼き肉なのに「とろける」よう、と表現するのはおかしいでしょうか!? いわゆる上品な高級焼き肉そのものではありませんか!
ワタクシ個人的には、アゴが割れるくらいのカタカタ脂身なしの赤身肉を想像と期待していたら、よもやまさかサシがしっかり入った高級焼き肉を食べられるとは思いもよりませんでした。
そりゃぁ、ランチとディナーの狭間でも満員になるくらいのお店だよ。ボリュームも結構あるし、デゲメン氏曰く、もつ煮もさすが群馬クオリティの美味しさだったそう。
静岡に「さわやか」あれば群馬に「あおぞら」あり。「さわやか」は県外の人が多く訪れていそうな雰囲気ですが、「あおぞら」は県内、まさに地元の人がガチで愛してそうなのも好印象。凄いぞ群馬ご当地グルメ。群馬・渋川方面に行った際はぜひお試しあれ(*´ω`*)
以上、ご当地限定レストランは静岡の「さわやか」だけじゃない! 群馬が誇るご当地レストランにロードバイクで行ってみた!なお話でした。静岡と群馬、つなげてみると「さわやか」な「あおぞら」。なんか・・・お互い意識するものがあったのかしらね、不思議なネーミングだわ(・_・;)
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