えっまだ長いクランク使ってるんですか！？ロードバイクのクランクは今「ショート」の時代！とロードバイクYouTuberが言っています(＾ω＾)

ベンジにRAPIDE COCKPITを導入（⇒参考記事）したことで、ニワカに「機材交換したい欲求」が高まっています。その中でも特に今注目しているのがショートクランク！ えぇ、今さら！？すでにクランク短くしてメリット感じまくりの人も多いかもしれません。

でもねぇ、ワシ、ここら辺（クランク長）まったく手を付けたことがないの。完成車の標準クランク長172.5mm以外のクランクって使ったことないのですよ。という訳で、今回はショートクランクのメリットについて勉強しちゃいます！

ローディーは皆ショートクランクにすべきなんですよ(ﾟДﾟ;)ﾅﾝﾀﾞｯﾃｰ
ショートクランクにすべき理由は（たくさん）ありま～す
次期ロードバイクは165mmのクランクにしてみよう(＾ω＾)

ローディーは皆ショートクランクにすべきなんですよ(ﾟДﾟ;)ﾅﾝﾀﾞｯﾃｰ

勉強するのは、僕達のトレーナーロードを、「ポラライズドトレーニングを無視している！」とクソミソに貶（けな）したDylan Johnson氏。実はこの方、今年のアンバウンドで入賞するレベルの凄い人なんです。

You Should Be Using Shorter Cranks, Here’s Why

ディラン氏はもともと、論文を詳細に読み解き、トレーニングや機材などの効果効能を解説してくれる、「ローディーはこういうのが好きなんでしょう(´_ゝ｀)」を地で行くYouTuber。今年は選手活動が忙しく、動画の更新頻度が少なかったですが、オフシーズンになったこともあり、久しぶりに動画をアップしてくれたようです。

その動画がコチラ！「You Should Be Using Shorter Cranks, Here’s Why」というタイトルで、「Youたちはショートクランク使うべきだよ、その理由がコレだ！」みたいな感じ。うむ、安定のディラン節が戻ってきてくれて嬉しい(＾ω＾)

また、ぜひともトレーナーロードやその他トレーニング理論とバチバチやって、ロードバイクの練習業界を盛り上げてほしいであります。

ショートクランクにすべき理由は（たくさん）ありま～す

ディラン氏の活動を応援する意味も込めて、詳しくは動画を観ていただきたいのですが、ざっくり結論と要点だけをご紹介。クランク短くすると、結構影響出るものなんですな。どうなのそこら辺？？

ショートクランクのメリット

動画の結論で述べられているショートクランクのメリットがコチラ。怪我のリスクが減り、しかもスプリントのパワーが伸びるらしいですな（動画内の論文では最大4%、スプリントのパワーが向上したそう）。

スプリント力の向上
姿勢を低く保てる＝空力の向上
怪我（特に膝）のリスク低減
フィッティングしやすい

ちなみに、動画でも述べられていますが、ショートクランクにしたからと言って、20分パワーやFTPに効果がある訳ではありません。研究でも短いクランクがFTP向上に寄与した結果は得られていないそうな。

なので、ヒルクライム勢を含む、大半のFTP命な僕らにショートクランクのメリットは・・・いや、だから、めっちゃあるでしょう。膝の痛み回避とかフィッティングしやすいとか、あるいは空力向上とか、それだけで十分トライしてみる価値はあると思います。

ショートクランクってどれくらい短ければいいの！？

そんなに「ショート」「ショート」言うなら、ほんじゃぁどれくらい短ければいいのさ！？ と誰もが疑問に思うはず。以前、当ブログでGCNによるクランク長のテスト動画を紹介したことがありました（⇒参考記事）。GCNによると170mmでも長過ぎて、最大（最短？）140mmのクランクを試し、あぁだこうだ検討しておりました。ぜひご覧あれ(＾ω＾)

で、話をディラン氏の動画に戻しますと、最適なクランク長の目安が紹介されています。ディラン氏が紹介した論文によると、脚の長さ（股下：Crotch Height）に対し18～20%で6秒間スプリントのパフォーマンス向上が見られたんですと。

「脚の長さの18～20%ってどれくらい！？」の具体例として、股下81cmの人で162ｍｍ！ 「股下81cmって身長にするとどれくらいじゃい(# ﾟДﾟ)！」となりますので、一応記すと、股下81cmだと身長は175～180cmになります。

175～180cmって、おおぅ、ワタクシ、まさにど真ん中。この身長で162mmのクランク長が良いなら、例えば身長170～175cmの人なら160mmのクランクでも良いかもしれないでありますね！？