長いロードバイク人生で一度は完走してみたい、あるいは1年に1回は走っておきたいルート、皆々様それぞれにお持ちではないでしょうか!? 東京・神奈川(ひょっとしたら静岡も!?)ローディーにとって、そんな記念碑的ルートの1つが伊豆イチ! 伊豆半島1周と言いながら、なぜか小田原スタート~伊豆半島一筆書き~箱根越え~小田原ゴールが定番となっているこのコースに、我がロードバイク人生2回目となる挑戦をしてまいりました!
2回目のフル伊豆イチに行ってきます!
前回、フル伊豆イチ初挑戦したのは2023年の暮れのこと(⇒参考記事)。このときは1人旅(途中までデゲメン氏と一緒)でしたが、今回は違います! 物凄い心強い仲間が一緒なのでした(゚∀゚)!
ほほぅ、皆さん僕より数段速いのですな??
ZAPPEI&ヤビツ民のバスさんの声掛けで、ヤビツ100参るの会の皆さんがフル伊豆イチをすることに。そこに小生の貧脚も混ぜてもらうことにしたのです。
ところがどっこい、ソコはヤビツ100参るの会。参加メンバーの脚力がやばい(ヤバイ)。ふむふむ、富士ヒル・ゴールド戦士が2名(マッチョイさん、ミワさん)、ヤビツ30分切り&箱ヒル表彰台(バスさん)・31分切り(マリモさん)、箱ヒル優勝(豆さん)が各1名ですか。
boriko君、ヤビツ何分だったっけ? 箱ヒル、1時間切れてたっけかね(^ω^)??
速い速い、僕には過去最速のフル伊豆イチw
W/kgが3.9しかない身で、このメンバーについていくのは不可能では!? ということで、「行けるところまで」を目標に、しっかり輪行袋を携えて出発してみたところ!!
うひょ~速い速い、追い風に乗っているようだ
先頭はゴールド戦士に丸っとお任せし、一番後ろに張り付いていたら、これがまぁ凄い速いの(◎_◎;)!
追い風かな? うん、追い風に違いない、いやゴールド戦士のマッチョイさんとミワさんのおかげでしょう。比較的なだらなか東伊豆をあっという間に駆け抜けて、下田を過ぎ、石廊崎までたどり着いてしまったではありませんか。
あれ、東伊豆ってこんな短かったっけな?? 小田原から下田、石廊崎まで100kmくらいあった気がしましたが、ひょっとしたら半島が縮んだかもしれません(・_・;)
松崎から三島までの神ペース
とは言いつつ、やはり脚力差は歴然。ヒルクライムが本格化し、しかも疲労がボディブローのように効いてくる南伊豆~西伊豆から徐々に個々人のペースに開きが出てきます。
先頭を行くゴールド戦士はさすが余裕シャクシャクの様子で、クルクル回転ペダリングでペースを刻んでいきますが、それでも距離が開いてしまいます。「ありゃぁ、2人には追い付けないなぁ、マイペースに切り替えないと完走も危うい」と頭に過ぎり始めた西伊豆町で、同じ100参るの方でしょうか? もう1人、サイキさんが合流。
そうしたら、コレが我が震え身悶えする貧脚に福音でした。ゴールド戦士の蓋となり、3倍の人権強度で引いてくださるではありませんか(◎_◎;)!
西伊豆から三島までの難所である土肥(とい)と戸田(へだ)の、短いけれどパンチ力満載の上りも淡々と人情あふれる速度でけん引してくれて、なんて有り難いんでしょう。戸田さえクリアできれば後は箱根を残すのみ。2回目のフル伊豆イチのゴールも見えてきました。
三島の大渋滞を迂回しよう!
さらにさらに有り難かったのは、三島の大渋滞・回避ルートへの誘導。伊豆と三島を結ぶ国道136号線は知る人ぞ知る大渋滞のメッカで、ここを疲れ切った身体で通り抜けるのは、燃え盛る炎に飛び込むようなものなのです。
伊豆イチで最も危険な難所とも言える、この136号線を、だがしかし、サイキさんのおかげで僕らは一瞬も味わう必要がありませんでしたヾ(*´∀`*)ノ
めんたいパークから大場川沿いを行くサイクリングロードがありまして、ここを通れば魔の136号線に一切タッチすることなく1号線まで抜けられるのです。このルートを案内していただけて本当に感謝感謝。おかげで、残すは本当に箱根越えを頑張るだけになりました。
伊豆イチ最大の難所・136号線の迂回路については、こちらもご参照あれ(⇒参考記事)。クルマと信号地獄の市街地を疲れがピークの状態で抜けるリスクを減らせますで、これは有り難い迂回路なのでした(*´ω`*)
箱根を越えてフル伊豆イチ完!
大場川のサイクリングロードを経て、リスクなく1号線に復帰した我々。残すは最後の難関にしてフル伊豆イチ最大のヒルクライム箱根越え・・・
をあっという間に、1時間くらいかけてクリア(^ω^) 端折り過ぎましたか? いえいえ、箱根なんて、今まで走ってきたルートに比べれば、非常に単純明快。ただ1時間、交通量に気を付けながらトレーナーロードしていると思えばいいのです。
再び先頭を引いてくださるゴールド戦士2人のたまに入るダンシングも、トレーナーロードのドリル(演習)と思えば耐え切れ・・・ないw ダンシングの度に千切れ、脚を緩めてくれたところで追いついてまた千切れるを繰り返していたら箱根終わってた。
あれ、箱根こんな短かったっけな? なんか伊豆半島、縮んだでしょうか!? 皆さんのおかげで、初めてフル伊豆イチに挑戦したときと比べて、どの難所もあっという間だったように感じます。
そりゃぁあっという間だ、260kmで平均時速26km/hだもの
完走可能なパンクはありつつも、目立ったトラブルはなく、自分で心配だった我が体力も何とか最後までもち、みんな無事完走で万々歳。いやぁ、ホント、あっという間の楽しい時間でありました(*´ω`*)
過去最速フル伊豆イチでした
無事走り切ってみて、ワクテカしながらライドログを確認したところ! うひょひょ、そりゃぁ速いと感じるはずだ、260km走って平均26km/hだって(◎_◎;)!
初めてのフル伊豆イチが23~24km/hくらいだったので、体感はもちろん実際の時間経過も雲泥の差。もちろんカップも取りまくりのおまけ付きw
人権あるフル伊豆イチ
これだけ速度が上がっていれば、さぞ身体的負荷も凄かったろうと思い、パワーと心拍ゾーンを確認したところ・・・おぉ、思いのほか(失礼!)人間味ある強度ではござらぬか!?
皆さん(特に上りで)ペース抑えていただいたのでありましょう。僕レベルでもゾーン4滞在時間がわずかで、心拍もゾーン1が圧倒的。
もちろん、要所要所の上りはとてもキツく、実際250W超えると遅れてしまったけれど、それ以外は素晴らしく人間味あふれる人権伊豆イチでありました。
50kmごとに休憩を設けてくださり、それにプラスしてWahooサイコンで補給のタイミングを管理していたこともあって、最後までエネルギー切れにならなかったのもラッキー。最初から最後まで、徹頭徹尾、先頭に出ることは一切なかった(できなかった)けど、このメンバーで無事走り切れたのは自信になるわぁ。ご一緒させていただいて、もう感謝感謝でございます(*´ω`*)
今回は僕1人の参加だったので、次回もしあるなら、デゲメン氏も連れてこよう。そう言えば、あの人まだフル伊豆イチ未達だったな。まずはそこをクリアしてからか!?
以上、長いロードバイク人生で1度はやっておきたいことがある! ローディーならいつか走ってみたいフル伊豆イチに再挑戦してきました! なお話でした。
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