ターマックのBB交換に必要な工具と手順、費用とは

ターマックのクランクを交換しようぜ!
ターマックのクランクを交換しようぜ!

ターマックのOSBBが複雑怪奇すぎて、「自分で交換するのはムリ!」とさじを投げたのが数日前。その舌の根も乾かぬうちに態度を180度豹変させましたよ。ワタクシ、自分でターマックのBBを交換する方向に気持ちが傾いております!

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スペシャライズドターマックのBB交換に必要なツール

取りあえず準備として、必要な工具を調べてみたのです! 希望的観測で終わらないといいのですが^^;)

BBを取り外す工具

まず必要なのは、BBを取り外す工具! 調べたところ、パークツールが有名だそうですな。「BBベアリングツールセット BBT-30.3」は、ターマックに圧入されたBBを平行に押し出すために必要だそうです。

BB30をはじめとするBBシャフト径が30mmφの規格(BB30、PressFit30(PF30)、EVO 386、BBrightなど)に対応するベアリングの着脱用ツールセット。リムーバーにはベアリングやBBシェルのサイズに合ったカラーが装着され、ベアリングが歪まず、フレームに負担をかけにくいように設計されています。

出典:BBベアリングツールセット

BBを取り付ける工具

ターマックのBBを取り外したら、シマノクランクに対応するBBを取り付けなければいけません。世の中にはBB30のベアリングはそのままで、スペーサーを噛ませてシマノクランク対応可になる製品もあるようですが、せっかくなのでBBをつけてみたいものです(^^)。ここでも登場するのが、パークツール。HHP-3またはHHP-2という工具を使うらしいですな。

(HHP-3は)簡易式のヘッドワン・BB用圧入工具。平面で圧入していきますのでヘッドセットのタイプを問わず作業が可能です。またBMXなどに使用される圧入式のBBにも使用できます。 ※本機にはセンタリング機構がついていません。使用の際はネジ棒がヘッドセットやBBの中心になるように調整してご使用ください。

出典:ホームメカニックヘッドワン圧入工具

OSBB対応のBB

OSBBに取り付けるBBとしては、やはりプラクシスワークスのBBが良いらしい。専用設計で、ターマックにツキモノの不快な音鳴りも軽減してくれるのだとか! むむぅ、これは良いねぃ^^ ベアリングについてはスチールとセラミックがありまして、回転が云々、抵抗が云々・・・^^;

コンバージョンBBは左右がつながった状態でシェルに収まっていますので、抜群の安定性があり軋みが少なく、厄介な音鳴りを軽減してくれます。

出典:コンバージョンBB OSBB

BB交換の費用はどれくらい?

ざっくり必要な工具が分かったので、どれくらい費用がかかるかも見えてきましたぞ。

工具とBBの費用は約3万円

先ほどの(1)BBベアリングツールセット BBT-30.3と(2)HHP-3、(3)コンバージョンBB OSBBの定価を積算しますと、(1)6696円+(2)13500円+(3)8500円=28696円。税込と税抜き価格がゴッチャになってますが、3万円弱ですな。その他にもグリスが必要ですので、まぁ3万円ということで。あっ、そう言えば、BBを締めるための「ボトムブラケットツール」もいるのでした! という訳で、合計3.5万円也(;´Д`)

BB交換の手順を予習する

では、いよいよ本題(!?) BB交換の手順を予習するのだ! ご親切にもYouTubeにいっぱい動画がアップされておりましたぞ^^ 全部英語ですが、作業工程さえ分かれば良いのです!

ベアリングを取り外す

まずはベアリングを取り外すところから! BBベアリングツールセットの使い方を動画で学ぶよ! ハンマーでゴンゴン叩くんだね^^;

ベアリングを取り付ける

続いてベアリングを取り付けるよ! 上記で挙げたHHP-3ではなく、BBP-1というBB圧入専用ツール(お値段42,876円也!)の動画なのですが、手順は同じだろうと想像(;´Д`)

プラクシスワークスのBBの取り付け方

上記のベアリングを取り付ける動画と被りますが、プラクシスワークスを取り付ける手順もYouTubeにありましたぞ。むむむ、とても簡単そうに見えます(´・ω・`)

という訳で、ここ数日、脳内学習を繰り返して、BB&クランク交換の道筋が見えてきましたぞ^^ えっ、工具の費用と失敗のリスクをかけるなら素直にショップにお願いしたほうが良いって!? 正論過ぎて何も言えませぬ・・・_(:3 」∠)_

ちなみに、ワイズロードのクランク交換(BB交換含む)の工賃は部品持ち込みで4,800円×2=9,600円だそうです(゚Д゚;) (´-`).。oO(そもそも何でクランク交換したいんだっけ・・・?

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ロードバイク & マウンテンバイク ブロガー

海外の最新ロードバイク&マウンテンバイク情報や、関東地方を中心に日本全国、ときたま海外をサイクリングして自転車旅ならではのグルメや景色、楽しみ方を発信中。

JBCF(実業団自転車競技)やツールドおきなわ、ほか自転車イベントにも積極的に参加中! レース・イベントに体当たり取材しています。

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コメント

  1. boriko より:

    ponzwwwさん、ありがとうございます!

    なりますなります、とても参考になります^^
    どうもありがとうございました m(_ _)m

    BB、奥が深そうでとても興味津々です。Di2は当面なさそうですが、
    いろいろ勉強して、自分で自転車の整備できるようになりたいです(`・ω・´)ゞ

  2. ponzwww より:

    はじめまして
    14年のTARMAC compに乗ってます。
    1月にBB、クランク、PM取り付けました。
    自分の場合、色々情報集めて、ショップに丸投げでしたけど・・・
    http://store.shopping.yahoo.co.jp/ys-crossroad-paddock/pxws-0011.html
    こちらのページにBBのことがある程度詳しく書いてます。

    あとBBがインナーアルミシェルでした。
    Di2化はBBには穴がないので、気にしないでいいと思います。

    ちなみに、取り付けた物はSUGINO BB30-IDS24です。

    参考になればと・・・

  3. boriko より:

    MOONさん、ありがとうございます!

    工具、もう買っちゃいましたからね、あとには引けませんよw
    無事、交換が済んだらレンタルしますね~^^

  4. MOON より:

    最後のオチが笑えました(笑)

    borikoさんが成功したら自分もやってみよっと^^

  5. boriko より:

    ゆうすけさん、ありがとうございます!

    TL-BB12という工具があるのですね! チェックしてみます(`・ω・´)ゞ
    自作(!?)も考えましたが、う~ん、どうしよう、ワタクシ中学時代に
    技術科で「2」を取って親父に3mほど投げ飛ばされたことがあるのほどの
    機械音痴なのですよw(;´Д`)

    >やっぱり自分で手を加えると愛着が沸きますよね〜(^^)
    仰るとおりです! ワタクシ、今のターマックが実は大・大・大好きで乗りつぶしたいくらい^^
    なので、しっかりメンテとパーツのグレードアップを自分でできるようになりたいのです^^

  6. ゆうすけ より:

    こんばんは!

    BBの圧入工具はシマノのやつが安かったですよ。
    TL-BB12というやつです。
    寸切り、ナット、穴の開いた円盤という構成なので、材料買ってきても作れそうなくらいな物です…

    あと、パークのBBT-30.3を買われるんでしたら円盤が付属してますので、寸切りとナットを用意すれば圧入工具は要らないかもしれないです。

    やっぱり自分で手を加えると愛着が沸きますよね〜(^^)

  7. boriko より:

    かぴばらさん、ありがとうございます!

    BB取り外しの工具はFSAが先端のヤツだけを売り出しているようです。
    BB圧入については仰るとおり、自作する人がいるとか。
    ワタクシ工具を自作まではできない気がするので、在り合わせをゲットしようかと思います(;´Д`)

  8. かぴばら より:

    なんか取り外しも圧入もどっちの工具も簡単に自作できそうですね。
    どうせならそこまでDIYでやっちゃうとコストメリットも出るんじゃないでしょうか!

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