自転車秘境探検! 群馬・埼玉の県境で黄金の大地を発見せよ!

黄金の大地を探せ!

黄金の大地を探せ!

無事ハルヒルを終え、皆さんとお別れして帰路についた我々。「高崎から輪行だぜ、ビール飲むぜ~ひゃっはー!!」とはいきません(`・ω・´)キリ 聞けば、群馬・埼玉のどこかに伝説の黄金の大地があるらしい。これは、探さずにはいられません! それでは逝ってみましょう、「ミッション・ゴールデンランド」!!

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ミッション概要:群馬・埼玉で黄金の大地を探索せよ!

群馬~埼玉のどこかにあるという伝説の黄金の大地。そこにたどり着くには森深い山々をいくつも越えていかなければなりません (;´Д`)

榛名から富岡、甘楽を越えて

選んだルートは上記のとおり、榛名から一直線に南進するコース。距離わずか90kmながら獲得標高2,000mと、ハルヒルで燃え尽きた人間には過酷なルートが選ばれました。我々はこのルートをクリアし、黄金の大地を見つけることができるのか!? いざ、秘境探検に出発であります(`・ω・´)ゞ


ミッション序盤、織田信長と織田家のその後を知る

まずは榛名から富岡、そして甘楽方面に南進しなければなりません。しかし、さすがに旅は始まったばかり。体力はタップリあります。

富岡越えは元気いっぱい!

富岡に向かう道は超きれい!

富岡に向かう道は超きれい!


疲れも見せず、余裕シャクシャク^^

疲れも見せず、余裕シャクシャク^^

さすが世界遺産の街・富岡だけあって、道路が非常に整備されていて走りやすい。路肩が広く、ガラス瓶や砂利などの危険物も転がっていないですし、何より交通量が少なくて走りやすいこと、この上なし。ハルヒルの疲れを回復させつつ、ゆっくり和やかに富岡をクリアしましたぞ。

甘楽町小幡に隠された歴史とは!?

小幡に到着。雰囲気が違う理由とは!?

小幡に到着。雰囲気が違う理由とは!?


美しい街並みが残る小幡

美しい街並みが残る小幡

富岡を過ぎたら、緩やかな上り基調で甘楽町に到着。街に入った瞬間、ほかとは違う佇まいに気がつきます。それもそのはず、甘楽町は織田信長の次男・信雄から織田家が代々治めた城下町だったのです。信長以降の織田家を語る上で欠かせない場所が群馬にあるとは知らなんだ(;´Д`)

甘楽町の小幡地区は、鎌倉時代から戦国時代にかけて、豪族・小幡氏の根拠地として栄えた場所。1615(元和2)年に織田信長の次男、織田信雄が上州小幡2万石及び大和国宇陀郡3万石が与えられ、8代152年にわたり織田家が支配した後、松平氏が入封し明治維新を迎えました。

出典:甘楽町小幡の古い街並み~群馬県甘楽町~


秘境の山々を前に異変発生!!

この日(5月22日)は夏日となるほどの暑さ。ハルヒルの疲労と相まって、ペースがなかなか上がりません。そんなとき、思わぬアクシデントが襲い掛かります!

霞む視界、動かぬ四肢・・・これはまさか・・・

デゲンコさんに先頭を交代してもらうも、ついていけない!

デゲンコさんに先頭を交代してもらうも、ついていけない!

小幡を出るとすぐに秘境へ続く上り坂が始まります。本来なら上りは得意分野ですが、どうしたことでしょう。どうにも力が入りません。さらに視界が霞み、頭が真っ白になって眠くなってくる始末・・・。ハ、ハンガーノックになってしまった(;´Д`) しかも、久しくなかったくらい、急激なエネルギー枯渇!

思えば、暑さのせいで水ばかり飲んでいて固形物をまったく食べていませんでした。ハルヒル後のブースでも、デゲンコさんやほかの皆さんがしっかり食事していたのに、僕が口にしたのはトマトくらい(;´Д`) いかん、何か・・・何か食べなくてはぁ!!


蕎麦の里・那須庵で九死に一生を得る

デゲンコさんについていくことすら難しいほどの急性ハンガーノックで、「これじゃ神流町に出ることもできない!」と途方に暮れていたところ、救いの女神が待っていました!

奇跡的に開いていた那須庵

ようやく見つけた食事場所

ようやく見つけた食事場所


那須庵は奇跡に開いていた!

那須庵は奇跡に開いていた!

このとき時刻3時過ぎ。ランチタイムはとっくに過ぎています。山奥なので、そもそもやっているかもアヤシイところ。しかししかし、ようやく見つけた食事処・那須庵は奇跡的に開いていました!

那須庵で生きる力を取り戻す

那須庵でいただいた漬物。美味い!!

那須庵でいただいた漬物。美味い!!


特盛にしてもらった那須庵の蕎麦。これまた超美味い!

特盛にしてもらった那須庵の蕎麦。これまた超美味い!


那須庵の蕎麦で活力を取り戻す

那須庵の蕎麦で活力を取り戻す

那須庵の蕎麦はビックリ!! 五臓六腑に染み渡るように美味しい! ハンガーノックのせいではなく、デゲンコさんも大満足の満場一致で絶品です! 鶴峠のびりゅう館でいただいた蕎麦に勝るとも劣らぬ、見事な歯ごたえと喉ごし、あと味で、「なんでこんな美味しい蕎麦屋がこんな山奥(失礼!)にあるの!?」とビックリするくらい。ランチタイムはいつも行列だそうで、この日も午後4時近くになってもひっきりになしにお客さんがやってくるほど。入ることができてホント良かった(;´Д`)

■那須庵のパンフレット ※PDFが開きます。
ちぃじがき蕎麦の館「那須庵」


ちなみに、僕があまりにヘトヘトだったのか、那須庵の女神、もとい女将さんが心配していろいろ気を遣ってくださいました(天ぷらをサービスしていただいたばかりか、オロナミンCまでいただいてしまった(;´Д`))。もうホント申し訳なくも有り難い限り。むさぼるようにいただいてしまってお恥ずかしいくらいでありました(;´Д`) でも、おかげさまで無事体力を取り戻すことができて感謝感謝でございます。デゲンコさんと二人、再訪問することを誓ったのでありました。


秘境を踏み分け、遂に黄金の大地へ

那須庵のおかげで、文字どおり生き返った我々。黄金の大地をめざして旅を再開します。

山、また山を越えて

赤い矢印が那須庵

赤い矢印が那須庵


あっという間に山深くなる道

あっという間に山深くなる道


眼下には通ってきた道や街が見渡せる

眼下には通ってきた道や街が見渡せる

驚くべきは山の深さ。どんどん上って山奥に分け入っても、まだその奥に山がある感じ。那須庵を出発してすぐ数百m上り、そこからさらに何百mも上昇します。遠くに榛名山や高崎、藤岡の街が見えるなど、眺望は優れているものの、ただただ山の深さに圧倒されます(;´Д`)

超激坂、そして神流町に到着

右は神流町、左は藤岡へ続いている

右は神流町、左は藤岡へ続いている


塩沢峠付近。森林公園があるらしい

塩沢峠付近。森林公園があるらしい


神流町付近の激坂。20%超が500m!

神流町付近の激坂。20%超が500m!

赤久縄の釣り堀と神社を越え、さらに上り続けるとようやく塩沢峠に到着。と言っても、目印などはないので、そのまま下りに入ります。ところが、この下りが恐ろしい! 特に神流町が近づいてくるあたりの斜度。路面状況が芳しくないにもかかわらず、ゆうに20%を超えています(汗) とてもじゃないが、乗車しながら下るのは困難。押し歩きで慎重に下りざるを得ないほどの激坂でした(しかも、地味に長い・・・)(;´Д`)

遂に発見! 黄金ランド!!

遂に発見! 黄金の大地=黄金ランド!

遂に発見! 黄金の大地=黄金ランド!


黄金ランドの敷地は広いらしい

黄金ランドの敷地は広いらしい

ようやく神流町にたどり着いた我々。しばし彷徨ったところ・・・あった、あれだ!! 遂に、遂に見つけました、黄金の大地!! その名も「黄金ランド」!! 長かったミッションの終着点。幾多の困難を越えてたどり着いた約束の大地・・・・・・って、なんだろう、この施設は!? 怪しさ満点ですwww

■参考リンク
黄金ランド|か~み~の地球が遊び場!!


黄金ランド探検は次回じっくり(^ω^)

という訳で、西武秩父に出るまで、もうひと山越える必要があり、黄金ランドはスルーしちゃったテヘペロ また今度、こっち方面きたらじっくり探検しましょうぞ(^ω^)

今回のサイクリングも成果いっぱい^^

ハルヒル2位のメダルをもらったり

ハルヒル2位のメダルをもらったり


2位の副賞としてブーケをもらったり

2位の副賞としてブーケをもらったり


お米とドーナツをいただいたり

お米とドーナツをいただいたり


群馬の地酒を買って帰ったり

群馬の地酒を買って帰ったり


デゲンコさんお疲れ様でした!

デゲンコさんお疲れ様でした(次は富士ヒル ヨロシク!

その後、無事、国道299号線に出て西武秩父駅にたどり着いた我々。今回のサイクリングもたくさんの成果(楽しいこと)をゲットできました(^ω^) 埼玉・群馬・長野の県境は秘境感いっぱいでホント面白いなぁ。ぜひまた探検してみたいと思うのでありました(*´ω`*)


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この記事を書いた人

ロードバイク & マウンテンバイク ブロガー

海外の最新ロードバイク&マウンテンバイク情報や、関東地方を中心に日本全国、ときたま海外をサイクリングして自転車旅ならではのグルメや景色、楽しみ方を発信中。

JBCF(実業団自転車競技)やツールドおきなわ、ほか自転車イベントにも積極的に参加中! レース・イベントに体当たり取材しています。

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コメント

  1. boriko より:

    あこがれさん、ありがとうございます!

    御荷鉾林道というのがどこか分かりかねますが、アソコら辺は非常に山深く、走り甲斐のある道ですねぇ。蕎麦屋の那須庵も地獄に仏で、しかも美味しいと、文句なしでした(*´ω`*)

    塩沢峠を神流町側から上るのは、かなり厳しいかと・・・。斜度20%超が数百m続くと、今の僕たちでは脚が持ちませぬ。。。
    299号線の奥地は非常に興味あるところなので、多分妙義山上ったら、別のルートで埼玉の県境越えをすると思います(`・ω・´)ゞ

  2. あこがれ より:

    (連投失礼します)

    よくぞ、塩沢峠を下りましたね!
    ここまで群馬県を堪能していただけると、素直にうれしいです。

    僕は塩沢を上ったことは数回ありますが、下ったことは一度もありません。
    下りかけて、無理と判断して、もう一度上りなおしました。(御荷鉾林道へ迂回して下った。)
    クリートで歩くのも苦労だったはず。
    本当にお疲れ様でした。

    今度は上りにチャレンジしてください。

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