極大寒波が到来した週末、キャニオン・アルティメットで初ヤビツTT!!! の野望はキレイサッパリ諦めて映画を観に行ってきました! その名も『疾風スプリンター』!!
超本格派プロ・ロードレース映画『疾風スプリンター』
『パンターニ 海賊と呼ばれたサイクリスト』や『疑惑のチャンピオン』など、サイクルロードレースの映画も一ジャンルを築きつつある今、満を持して登場した『疾風スプリンター』。どんな映画なのかというと・・・
『疾風スプリンター』は第88回アカデミー賞外国語映画賞 香港代表作
『疾風スプリンター』は第88回アカデミー賞外国語映画賞の香港代表としてノミネートされた作品。監督は『密告・者』や『激戦 ハート・オブ・ファイト』で高い評価を得た香港人のダンテ・ラムです。なので、『少林サッカー』のような(それはそれで面白い)トンデモ!スポ根ムービーではなく、現実に忠実でシリアスな映画が期待できます(*´ω`*)
2008年の監督作『ビースト・ストーカー/証人』は香港、中国、台湾で高い評価を受け、2010年の『密告・者』は第30回香港電影金像奨の最優秀作品賞、最優秀監督賞にノミネート。2013年の『激戦 ハート・オブ・ファイト』でも第33回香港電影金像奨最優秀監督賞にノミネートされている。2014年の『クリミナル・アフェア 魔警』は第64回ベルリン国際映画祭 パノラマ部門に正式出品された。
出典:INTRODUCTION|映画「疾風スプリンター」公式サイト
『疾風スプリンター』を観に行った
という訳で、観に行きましたよ、『疾風スプリンター』。映画館は新宿の武蔵野館です。
館内は撮影で使った実車を展示
武蔵野館に入りますと、真っ先に目に飛び込んでくるのが、メリダのリアクト! 何でも、俳優が撮影で実際に使った自転車だそうで、ちゃんとポジション出てるし、落車のあとなのか、クランクなどに傷がついていたりします。むむむ、貴重な1台が新宿にあるとは(゚Д゚;)
『疾風スプリンター』開演!
上映時間を待つこと暫し。遂に『疾風スプリンター』開演の時間がやってまいりました! コンパクトなミニシアターで、座席はほぼ満席! 自転車の人気の広がりと期待の高さが伺えます(*´ω`*) ちなみに、同じ上映時間にZAPPEIのイグチさんもいたようなのですが、あまりの混雑と鑑賞後の興奮で気が付かず・・・(;´Д`) どうもすみませんでしたm(_ _)m
『疾風スプリンター』の感想
さてさて、『疾風スプリンター』、どんな映画だったのかというと・・・。あらすじは大胆に省略しますw
本格的なロードレース映画だった
コミカルかつドラマチックでてんこ盛りではありましたが、内容はすごいロードレース! アシスト、エース、ライバル、監督、代理人などなど、それぞれの葛藤を織り交ぜつつ、ダイナミックなレースシーンがとてもとても素晴らしい(*´ω`*) 俳優の方、相当乗り込んだのでしょうか? フォームきれいだし、多分普通に乗っても相当速そう(゚Д゚;)
予備知識は必要かもしれない
現在の仕組みを忠実に取り入れようとしているため、予備知識があるともっと楽しめるかもしれません。特にコンチネンタルやプロコンなどチームの階層と常に不安定な経営状況を予め知っておくと、なんで主人公たちがぽんぽん移籍するのか、もっとよく分かるかも。かくいうワタクシ、主人公たちが韓国の競輪に参加していた流れが??でありました(;´Д`)
『疾風スプリンター』はこの冬、サイクリストに絶対オススメ映画!
美しくダイナミックなレース映像と熱い友情、挫折、そして最後のスプリント・・・。ゴールシーンは特に感動したでありますよ(*´ω`*)
大磯クリテのイメトレはバッチリ!
『疾風スプリンター』を観て、来る大磯クリテのイメトレはバッチリ! 『疾風スプリンター』はメリダが全面スポンサーをしているようで、自転車を盛り上げようとするメリダの意気込みが伝わってくるってモノです。ワタクシ、この映画を見て、なぜかメリダのことがますます好きになるとは、しっかりサブリミナルメッセージを受け取ってしまったかもしれませんw
という訳で、この冬のトレーニングのモチベーションに『疾風スプリンター』はいかがでしょう? 台湾の美しい景色も思う存分楽しめます^^ 小さいお子さんも楽しめる映画でしたので、ぜひぜひご家族でどうぞ~(*´ω`*)
■疾風スプリンター公式サイト
http://shippu-sprinter.espace-sarou.com/
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