5月と言えば5月病!? 一時の気の迷いか何なのか、ワタクシ、思わず富士国際ヒルクライムにエントリーしてしまったのであります(;´Д`) 富士国際の舞台はご存知、ふじあざみライン! という訳で、ふじあざみラインを試走してまいりましたぞ! ここはホント鬼のようなコースですな(≧▽≦)
ふじあざみラインを試走しよう!
という訳で急きょ試走することになったふじあざみライン。実はこれが2回目なので、どんなコースか忘れてました(;´Д`)
道の駅須走のコインロッカーは輪行派に超便利
前回、ふじあざみラインを試走したのは去年の5月。そのときはレンタカーだったので荷物の心配はいりませんでした。一方、今回の試走は電車に揺られること3時間の輪行派。いろいろ荷物があるのでございましたが・・・。
なんと道の駅須走にはコインロッカーがあるのです! しかも嬉しいことに、お値段100円也。「ふじあざみラインを試走したい。けど荷物が邪魔」という人にはホントに嬉しいサービスでございます(≧▽≦)
プロも練習するふじあざみライン
僕たちがちょうど出発するとき、道の駅の駐車場で愛三工業レーシングチームが練習の準備をしておりました。聞けば、これからふじあざみラインを上るとのこと。ツアーオブジャパンも目前ですし、すごい、プロと同じ道を走れるんだと思うと、ちょっとワシ感激(≧▽≦) 思わず写真を撮らせていただいてしまいました(*´ω`*)
■愛三工業レーシングチーム
http://www.aisanracingteam.com/teamblog/index.html
ZAPPEI軍団と出会う
さぁさぁ準備が整ったところで、いざ出発! 1年ぶりのふじあざみラインはワクワクしますな!
計測地点からいざスタート!
去年、イナバ監督に教えていただいた計測地点からいざスタート!! デゲンコさんも気合十分! 1時間台をめざすのだ(≧▽≦)
ZAPPEIの皆さんと出会う
実はこの日、ZAPPEIのイグチさん、松さん、アオキさん、ベッチさんがふじあざみ練をしてたのです。ワタクシたち、輪行・鈍行派なもので集合時間に間に合わずでしたが、ちょうど彼らが下りてきたところで遭遇できましたぞ! 一緒に上れなくて残念無念(´・ω・`) ふじあざみライン行くなら車のほうが便利だすな。。。
ふじあざみラインのコースを検証しよう
ではでは気を取り直して再スタート! ふじあざみラインのコースを検証するのです!
序盤のどストレートを侮ってはいけない
まずは序盤から! わずか11kmちょいのふじあざみラインにあって、いきなりの先制パンチを食らわせてくるのがスタート直後から3km続くどストレートの一本道。写真だと平坦に見えるでしょう、でしょう?? 10%です(´_ゝ`) 遮るものなくどこまでも続く10%の坂。しかも徐々に斜度が上がって最大15%になるという鬼仕様。う~ん、ふじあざみライン素敵すぎ(≧▽≦)
鳥の壁まで我慢!
序盤の厳しい一直線は、鳥の壁まで続きます。んで、この鳥の壁直前が斜度キツいという。。。鳥の壁を過ぎるとコースに変化が現れるので、とにかくそこまでは上げ過ぎてはいけませぬ(; ・`д・´)
九十九折区間はやや緩やか
鳥の壁を過ぎると、何と嬉しいことに斜度が緩まります! と言っても6~10%くらいなのですが、それでも、まるで平地のよう。ここはちょっと頑張って踏まないといけない。なぜって、タイム稼げそうなところって、多分ここだけ・・・:(;゙゚”ω゚”):
ついに来たよ、馬返し!
比較的斜度が緩い九十九折区間も、5km地点が近づくにつれ、訳の分からない斜度になってきます(;´Д`) キツクなってきたらいよいよ馬返しのサイン! 道がワッと開けた瞬間、超短い天使のような下りがありまして、そこから一気にとんでもない激坂に突入。馬も通れぬ、馬返しだよぅ(;´Д`)
馬返し以降もずっと馬返しだった(謎
さて、ワタクシ、大いなる勘違いしていたのは、馬返しってすぐに終わると思っていたんです。ほんの数百m耐えれば良いのかと思っていたのでありますが、いやいやいやいや。
馬返しを過ぎたあとも、ずっと馬返しが続くんですわ((´∀`*))ヶラヶラ もう笑うしかないレベルの坂が延々と続くんです。14%を下回ったら平坦、6~7%なんて下りな感じ。ふじあざみライン、すご過ぎるwww
ラストに脚を残すのは不可能w
すべてにおいて恐ろしいふじあざみラインですが、最後の1kmは若干斜度が緩みます。と言っても、ところどころ14~5%が出てきますが、それでも序盤や馬返しと比べればマシなレベル。んで、ここで踏んで、最後のひと踏ん張りでタイムを短しゅ・・・できるわけないwww もぅ体の芯からクタクタで踏む力は残っておりませぬw
こんな恐ろしい道をアオキさんは2本も上ってくるなんて、すご過ぎますwww ZAPPEIの皆さんは、実力はもちろんだけど、負けん気の強さややり遂げようとする精神力にホント尊敬しますわい。自分に甘いワタクシ、ほんと見習わなくては(´・ω・`)
菊屋のおもてなしが身に染みる
という訳で、何とかたどり着いたゴールの菊屋さん。凄いコースだ、ふじあざみライン(;´Д`)
菊屋さんのお茶ときのこ汁が身に染みる
ゴール地点は標高2000m超でまぁ寒いこと寒いことw 凍えた体を温めてくれる嬉しい場所が菊屋さんであります。上ってきた人にシイタケ茶(?)を無料で振る舞ってくれたり、とにかく温かくもてなしをしてくださることに、感謝感謝でございます。
ベスト更新しながらも脚付きしてしまったデゲンコさん、感極まったのか悔しかったのか、きのこ汁を注文しただけでなく、富士山Tシャツまでゲットしてしまいました(;´Д`) まさか、それをイタリアに着ていくつもりじゃ(・。・;
ふじあざみラインの攻略方法を考える
という訳で、2回目の挑戦で、学ぶことが多々あったふじあざみライン。富士国際ヒルクライムの攻略法を考えなくては
ふじあざみラインで感じた課題
今回のタイムは、何とか脚つきなく1時間6分でありました。もうちょっと上げられそうな、でも厳しそうな、という難しいところがありました。課題を箇条書きしますと・・・
心拍を上げられない
一番「おや??」と思ったのは心拍を上げられないこと。もうね、斜度がホントきつくて筋肉がパンパンなのです。そのせいでしょうか、高い心拍をキープして走れない(;´Д`) もうちょっと心拍上げられそう・・・なんですが、上げたら馬返し以降の馬返し(謎)を乗り越えられないような・・・全体を通じて心拍156というのは、はてさてどうしたものかしらん。
汗がやばい
あともう一つは汗がやばい。標高高くて、白い息が出るほど寒いのに汗がとまりませんw そして汗が目に入る。前が見えない、ヤヴァイ(;´Д`)
富士国際ヒルクライムの攻略法
いろいろ課題が見えてきたふじあざみラインの激坂対策であります。今思い浮かぶ攻略法は・・・
筋肉最優先で耐え忍ぶ
ワタクシ的に、あれだけの斜度だと心拍よりも筋肉の限界が先に来ちゃう感じ。心拍が余裕でも脚が踏めなくなると、あっという間に止まってしまいます。馬返しの距離が想像以上に長いですから、もうここは心臓よりも筋肉の残量を推しはかって、耐えて耐えて耐え忍ぶしかありません。筋トレや体幹トレをしっかりやって、身体の芯を鍛えておくのが大事な感じでありますな。
汗対策をしっかりする
あとは汗! 結構ジャマw ジョーブレーカーは汗が溜まる仕様ですから、ふじあざみラインに限ってはアイウェア要らないかも・・・。ホント、目に入って路面が見えなくなると、スリップしてしまったりするでありまして、マジ危険です:(;゙゚”ω゚”):
という訳で、ふじあざみラインは学ぶことが多くてとても楽しい激坂でありますな! 富士国際ヒルクライムも楽しみです(*´ω`*)
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