ロードバイクの写真を撮るのが至上命題な当ブログであります(^ω^) そうしたときに付き物なのが自転車を倒すこと・・・。そうです、やったやりましたよ、ワタクシは。キャニオン・アルティメットをばったり倒してしまったのであります。その被害は思いのほか甚大でした(;´Д`)
馬返しでキャニオンがひっくり返った(゚Д゚;)
ことが起こったのは日曜日のふじあざみライン試走。馬返しでの出来事でありました。
馬返しのバス停でガシャーン
馬返しのところでロードバイクを立てかけて写真を撮ろうとしたのでありますよ。そうしたら、あらら、オラのキャニオンが傾いていくよ!?
と、思う間もなく、ガシャーン!! あちゃ~やっちゃったなぁ(;´Д`) と、このときは軽く考えていたのでありました。
キャニオン・アルティメットのフレーム、えぐれる
被害状況を確認してみると、ふむ、大したことなさそうで良かった(^ω^) と思ったときがありました・・・。
フレームがえぐれた(゚Д゚;)
よくよくフレームをチェックしてみると・・・のぉぉおぅううぅ、フレームが欠けてる!? 欠けてる?? 欠けてるじゃないか(゚Д゚;)
カーボンフレームのデメリット
カーボンフレームがえぐれるって、これヤヴァイんじゃないですか(;´Д`) どうしようどうしようと慌てる前に状況を整理しなくては。
カーボンは割れるぞ、修復不可だぞぅ
ウワサには聞いておりましたが、カーボン自転車って立てかけたのが倒れただけで致命的な傷がつくんですな(;´Д`) ワタクシ、超頑丈なターマックスポーツに慣れ過ぎたもんで、こんなにも傷つきやすいとは・・・。しかも一度壊れたら修復不可能なんだって(;´Д`)
カーボンフレームの特徴とデメリット
材質が高いのでフレームコストが上がる
落車や縁石にぶつけてしまうと割れてしまう
想定方向の引っ張る力には強いが、想定していない方向に引っ張られると弱い
一点集中の衝撃で破損してしまう
割れたら一部を除いては、基本修復不可能
キャニオンのフレームを修理しよう!
なんだ、エラい大事故じゃん( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \ 笑ってる場合ではありません。直さなくては(;´Д`)
音の違いで内部の割れを検証
カーボンフレームの内部の割れを確かめる方法として、「コインタッピング」なるものがあるそうですな。要は叩いて音の変化を聞き、割れているかどうか判断するというもの。
んで、適当にフレームを叩いて確かめてみたところ!! ん、よく分かりませんでした(;´Д`) 取りあえず破損部およびその周辺とほかの場所で音の違いは感じ取れませんでした。大丈夫かな?? 大丈夫だよね、うん、多分大丈夫(-_-;)
エポキシで埋めてしまえ!
フレームが大丈夫そうだと分かったら、やるべきことは単純! えぐれた部分を埋めてしまえばいいのだ(*`艸´)ウシシシ という訳で、東急ハンズでカーボン繊維に使える接着剤「メタルロック」を購入しましたぞ。
メタルロックでカーボンフレームの穴を埋める
接着剤をゲットしたら、あとはこれで穴を埋めるのです。幸いなことにえぐれた部分は直径3mmもない程度。ここにメタルロック流し込んだろ(^ω^)
メタルロックを混ぜよう!
まずはA溶剤とB溶剤を混ぜます! 写真向かって右がB溶剤で左がA溶剤。ニオイはほんの少しある程度です。
2つの溶剤を付属のヘラで混ぜ混ぜコネコネ。時間を置くと、弾力が出てきて硬化が始まります。
フレームに雑に塗布
混ぜ合わせた溶剤をおもむろにフレームの穴に塗布! 僕はこういった作業、センス皆無と自信を持って胸張れますが、それにしてもエラく雑に盛ったもんだよ(;´Д`)
速乾性の溶剤をさらにドライヤーで乾燥
メタルロックは思いのほか速乾性なのですな。ただ、雑に盛ったもんで垂れてくる。これはいかんと思い立ち、ドライヤーをかけてみることに!
おおぅ、何だか変な感じに盛り上がってしまいましたが、すごい。あっという間に固まりました。
仕上げが必要かも・・・
ドライヤーかけたら表面は無事固まったメタルロック。しっかし汚い見た目になりました(´;ω;`)ウッ… 仕上げ作業したほうが絶対良いでありましょうな。
という訳で表面は、キャニオン・アルティメットのえぐれたフレームを雑に補修してみたお話でした。一応えぐれた状態でふじあざみラインの下りを含む60km以上走っているので、フレーム自体は大丈夫でありましょう。とにもかくにも、自転車を立てかけて写真を撮るときは要注意でありますよ。
念のためキャニオンの名誉のために追記しますが、フレームが削れたのは僕の不注意によるものですので、どうぞ誤解なきよう。。。
コメント
kumakumaさん、ありがとうございます!
お返事遅くなってすみません(;´Д`)
なんと、エライ大事故に遭ったのですね(@_@;) 自転車よりもお身体は大丈夫だったんでしょうか。。。
ジーナスGM-6800という補修製品があるのですね。
情報、ありがとうございます(*´ω`*)
何はともあれ、フレームは折れないのが一番でございます。。。
私、トライアスロンで40km/hで爆走してる中、カーブで曲がりきれず縁石に当てて吹っ飛んで落車した時にエアロードのトップチューブが割れたんです。(ー ー;)
私の場合は中まで行ってて、コインで音診したら音が違うのがはっきり分かるほどだったんですが、ジーナスGM-6800ってエポキシがCFRPの自作・補修に使えるってことで、補修したんですが強度の高さ・硬さ・浸透性などすごく良かったです!
あと、エポキシは紫外線で劣化するので、紫外線対策としてウレタン塗料のクリアを塗布しておくとより良いです。
少し古い記事へのコメントで恐縮ですが、参考になればと思います。
オキタクさん、ありがとうございます!
あざみでホイール破損とは、無事帰れたのでしょうか(;´Д`)
フレームにしろホイールにしろ、カーボンは取扱い注意でございますね。
キャニオン、良い自転車なだけにショックでかしでございます( ノД`)シクシク…
自分も先日アザミで倒してカーボンホイールをお釈迦にしました!
自分も過去にメタルロックでカーボンホイールを修理しました!
お大事に