ジロ100周年の現地観戦は19ステージをもってオシマイ! なのですが、まだまだイタリア旅行記は続きます(^ω^) という訳で、今回のイタリア旅行を象徴する場所、モンテ・ゾンコランに行ってきました!
なぜゾンコランなのか
ジロ観戦と並んで大事な今回の旅行の目的。それがモンテ・ゾンコランでした。その理由とは。。。
すべては2016 FUJI-ZONCOLANの出会いから始まった
以前も書いたかもしれませんが、今回の旅行のきっかけは去年10月のFUJI-ZONCOLANレース。このときZAPPEIのイグチさんを応援しにいったとき、偶然ジロの関係者と出会ったのであります。
その関係者が今回、ポルデノーネのホテルから案内役、パスまで全部を手配してくださったBepi Bazzanaさん。「ジロに行きたい」と伝えたところ、大喜びで連絡先をくださったのであります。
Bepiさんに連絡するのが大変だったのだが(;´Д`)
ちょっと話が横道にそれますが、Bepiさんの連絡先をいただたのは良いものの、国際電話で大変。一度、国際電話してメアドを聞いたけれど上手く聞き取れず(;´Д`) ちょっと途方に暮れていたのでありますが・・・。
そんなとき、デゲメンの情熱がさく裂w 3年前のイタリア旅行でお世話になったシエナのソムリエ鈴木さんに頼み込んで、ベッピさんのEメールアドレスを聞き出すことに成功したのであります。
ゾンコランに行ってみよう!
という訳で、今回のジロ旅はデゲメンの情熱から始まったのでありました。ではでは、出会いの象徴・ゾンコランに行ってみましょう!
ポルデノーネから一路北へ
ベッピさんと念願の再会を果たしたら、早速にジロ公式スポンサー車両に乗って(!)、一路北へ! ポルデノーネからゾンコランの麓の街オヴァーロまでは1時間ほどの道のり。道中、相も変わらず美しい景色が広がります(*´ω`)
フリウリ=ヴェネチア・ジュリア州は名産がいっぱい
ポルデノーネがあるフリウリ=ヴェネチア・ジュリア州。あんまり馴染みがない名前ですが、なんとここは日本人も大好きなワインやハム、チーズの名産地! 途中いくつものワイナリーを通り過ぎ、巨大なプロシュート(ハム)工場も見て、ジロ公式スポンサーカーは北へ進みます。
ちなみに、ワタクシたち、全身全霊をもって、フリウリのワインとハム、チーズを堪能しようと試みましたが、まぁこれがホント美味いこと美味いこと! わずか2~3ユーロのボトルワインでも、日本で1杯1,500円くらいのグラスワインより遥かに美味いという訳分からん現象に大混乱w イタリアのワイン、安くて美味すぎ大問題でござるよ(;´Д`)
ゾンコラン麓の街オヴァーロでさらなる出会い
底抜けに陽気なベッピさんに公式スポンサーカーを運転させてもらう(!)こと1時間。遂にゾンコラン麓の街オヴァーロに到着しました。
オヴァーロの街にFUJI-ZONCOLAN発見!
オヴァーロの街について驚いた! 街自体が素敵なのはもちろん、19ステージに向けて、ピンクの飾りつけがいっぱい! さらに、“あの”FUJI-ZONCOLANの記念碑も!! FUJI-ZONCOLANって、実はすごい大会だったのか・・・(-_-;)
オヴァーロ市長にゾンコラン案内してもらった(゚Д゚;)
さらに驚いたのが、オヴァーロで合流したMaraさん。Fuji-Zoncolanかジロの関係者かな?と思ったら、おぉい、市長さんかよwwww グーグル翻訳が間違いじゃなければ、「il sindaco di Ovaro」って「オヴァーロ市長」なのだが・・・(゚Д゚;)
肩書はともかく、プラスでどなたかと会うのだったら、もっとお土産持ってくればよかったぁ~(;´Д`) あとでどうにかして返礼しなくては(; ・`д・´)
恐るべしゾンコラン
驚きの出会いを経て、いよいよゾンコランに突入! ここ、ふじあざみラインより厳しいんじゃね!?
道狭く、斜度も険しいゾンコラン
車で突入したゾンコランですが、これまたビックリの斜度w 道は奇麗なモノの、斜度が半端ありません。14%という標識がありましたが、体感それが最低限な感じ。
しかも、このゾンコラン、ふじあざみラインと違って途中で緩むところがほとんどありません。ふじあざみラインというよりは「道がきれいで下りがない」浜石岳というのが相応しいかも(;´Д`) ワシ、正直ゾンコランを足つきなしで上れる気がしません(-_-;)
絶景ゾンコランに来年のジロを思う
ほどなくしてゾンコランの頂上に到着! ここがイタリアの魔の山かぁ
2018年の舞台はゾンコラン!?
ゾンコランの山頂は結構な広場になっていて、観戦場所もたっぷり。ベッピさんによると2018年のジロの舞台としてゾンコランを採用するよう働きかけている真っ最中(すでに内定中?)だとか!?
ジロ中は絶対車でゾンコランに上れないので山頂ゴールを観るなら自転車しか手段がありません。つまり、来年のジロ頂上ゴールを観るならゾンコランに自力で上らないといけません(; ・`д・´)
オヴァーロとポルデノーネの盛り上がり
ゾンコランを満喫したら、オヴァーロにUターン。ここでも素晴らしい場所を教えてもらいました
泊まるならオヴァーロのホテル
教えてもらったのはオヴァーロにある数少ないホテル。イタリア自転車連盟(正式名称不明)の合宿地として利用されているそうで、めっちゃキレイ。ゾンコランを観るならここに泊まってみたいなぁ(名前失念(-_-;)
道中ジロのピンク尽くし
ポルデノーネの帰り道もジロのピンク尽くし。サイクリストもたくさんいて、イタリアがいかにジロを愛していて、自転車も盛んなことが伝わってきます(*´ω`)
ジロ前日のポルデノーネは大盛り上がり
そして戻ってきましたポルデノーネ。20ステージのスタート地点だけあって、街中ジロで大盛り上がり! 「ピンクナイト」というそうで、路上にはシンガーがいたり、夜遅くまで大盛り上がりだった模様。むは~ジロはやっぱりお祭りだ~(;´Д`)
単なる観光客を助けてくれた皆さんに感謝
という訳で、僕たちのイタリア旅行もいよいよオシマイ! ホント、今回の旅は知り合った皆さんのおかげでした。
感謝してもしきれないホスピタリティ
何といっても、Fuji-Zoncolanで出会ったベッピさんの存在なくして、今回の旅行はありませんでした。ベッピさんのおかげでゾンコランに行けたし、ツアーだったら行くことがなかったであろうポルデノーネなどを訪れることができました。
デゲメンの情熱から始まり、ベッピさんはじめ、ニコさん、ジョルジョさんほか、たくさんのイタリア人のご厚意に恵まれて実現できた今回の旅。こんな経験は二度とできないだろうなぁ(;´Д`) ホント感謝感謝でございますのです m(_ _)m
次回はイタリア旅行総集編。ルートや宿泊先、トラブルとその対処方法、旅行に要した費用などをまとめてご紹介します!
コメント
タダノブさん、ありがとうございます!
今回の旅は、ほんとに良くしていただきました。
感謝してもしきれませぬ(;´Д`)
いつか、どんな形でかは分かりませんが、この御恩に報いることができたらなぁと思います(*´ω`*)
いやあ凄いもてなしですね!
やはり旅先で知り合いがいると心強いですね。
わたしもまたヨーロッパでドライブしたくなりました。
美しい風景とおいしいものがいっぱいでうらやましいです!