自分の実力のなさをタップリ味わうことができました富士ヒル試走。そのウラでもう一つ別の目的もありました。その目的とは、インストールしたばかりのビットリアコルサをインプレしてみること! 普段(自分ひとりで嵌められないくせに)愛用してやまないコンチネンタルコンペティションとの比較をもとに、コルサで200kmほど走った感想をご紹介します!
■ビットリアコルサ導入の経緯
富士ヒル決戦タイヤに、ビットリア コルサはどうでしょう?
ビットリアコルサとコンチネンタルコンペティションを比較する
ではでは早速に比べてみましょう、ビットリアコルサとコンチネンタルコンペティション! どっちがいいのねん??
コルサとコンペティションの評価項目
比較評価なんて、完全、ワタクシの独断と偏見ですがねw 一応、評価項目を記載しますと、①乗り心地、②転がり(感)、③カーブ、④耐久性、⑤常用性。以上の5点で見ていきます!
乗り心地に優れたビットリアコルサ
まずは乗り心地から! これはビットリアコルサ、良かったなぁ(*´ω`*)
乗り心地の良さはラテックスチューブ効果??
ワタクシ、購入してから教えていただきましたが、ビットリアコルサってラテックスチューブなんですってねw まぁ初めての、噂に聞き及んでいるラテックスチューブでございます。チューブのせいなのか、どうなのか、乗り心地は非常にマイルド。ただでさえ、乗り心地が良い(と思っている)キャニオン・アルティメットにコルサ履くと、路面の振動に疲れることがさらに減りそうな予感です。
よく分からなかった転がりの軽さ
続いては転がりの軽さ。先日、コルサのほうがコンペティションより転がり抵抗が2W軽いという記事をみましたでな、その体感です。
どちらも良く進む君
ザーっとコルサに乗ってみましたところ、「おぉ、これが2Wの軽さ!」というのは正直分かりませんでした(;´Д`) コルサにしたからと言って軽く感じたり、よく進んでいるような感覚は抱きませんでした。
ただ、ロードノイズに関しては明確に違っていて、コルサのほうが明らかに少ない。ノイズが抵抗と関係あるのか、それはワタクシには分かりません(-_-;) なので、転がり感についてはコルサもコンペティションも甲乙つけられず。
カーブが吸い付くようなビットリアコルサ
ビットリアコルサを履いてみて一番違いを感じたのがこれかなぁ。カーブ曲がりやすいでありますな。
思っていたラインの外側を行くコンペティション
ワタクシ、普通の道でもダウンヒルでも攻めるような走りはしないのですが、それでも不思議に思っていたことがありました。それが、以前(コンペティションを履いていたとき)だとカーブのとき、思っていたよりやや膨らむ傾向だったこと。狙ったラインで曲がろうと(余分に)倒し込むと、コンペティションはちょっとだけフワッと(フラッと)する気がしてました。
一方、コルサでスバルラインや松姫トンネル・奥多摩湖のダウンヒルを走ってみたところ。はて、なんか思ったとおりに曲がる気がする。車体を倒しても怖い感じがしません。これはコルサのほうがガッチリ路面をかんでるのか、単なる勘違いか気のせいなのか??
コルサの耐久性は良さそう
続いては気になる耐久性。ロングライフかどうか?
あまり減らなさそうなコルサ
使い始めたばかりなので耐久性は正直不明(-_-;) ぱっと見、コルサってロングライフっぽいw タイヤの中心、ぶ厚そうですし・・・。コンチネンタルコンペティションはだいたい3,000kmで交換時期(明らかに摩耗しているのが分かる)。一方のコルサはどれくらいでしょう。ショップの人曰く、5,000kmは持つと言ってましたが、はてさて?
常用性はコンペティションの完勝
最後は常用性。普段使いしたり、輪行や旅行でも使えるかという・・・。もちろん感想は言うまでもありませぬ(-_-;)
1泊以上の旅行はコルサの致命点
自転車に乗るとき、いつも空気を充填しているので、正直、毎日の通勤やロングライドでコルサを運用するのはそんなに気になりません。問題は、宿泊がセットになったとき。
レースなどのイベントだったらいいんです、空気入れ借りれますからね。NGなのは自分たちで輪行旅行するとき。ひと晩寝かせると、ほんと空気抜けるんですね、ラテックスって(;´Д`) むむむむ、輪行旅行NGは僕にとって致命的、致命的過ぎます。。。
高級チューブラーにはコルサかコンペティションか
という訳で、まだ全然使い込んでないコルサと使い慣れたコンチネンタルコンペティションの比較をザックリ総括したいと思います!
コ、コ、コ、コル・・・コンペティ・・・どうしよう(;´Д`)
乗り心地もカーブでの安心感も素晴らしいコルサであります。これのさらに上を行くモデル(コルサスピード)があると知って驚愕しておりますが、最大のメリットである乗り心地から派生する「ひと晩で空気抜け」というラテックスは僕にとって巨大かつ致命的なデメリット。
この空気問題がなければ、全然ビットリアに乗り換えちゃう。でも、そうすると、コルサならではの良さは失われてしまうんだなぁ。ありゃりゃ、コルサもコンペティションも、どちらも良いタイヤで一長一短。これがタイヤ沼の入り口でござるか(゚Д゚;)
という訳で、ビットリアコルサで富士ヒル試走しての感想でした。コルサは、コンペティションと並んで素晴らしいタイヤでありますよ。持ち運びと機能・使い勝手に優れた携帯ポンプがあれば、空気問題は回復するんだなぁ・・・。
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