6月11日(日)の富士ヒル本番の天気に一喜一憂しておりますが、直前対策を怠ってはいけません。いつもお世話になってる「じてトレ」に富士ヒルに役立つ・・・かもしれない「GCN」の動画が転載されていました。題して、ヒルクライムでエアロポジションは役に立つの?どうなの!?
ポジションによるスピードの違い
大半の方がご存じのとおり、自転車は空気抵抗との闘い。その解決策が空力に優れた姿勢を取ることであります。
エアロフォームは速い!
エアロフォームがどんなフォームかというと、写真のトム・デュムランのフォームからさらに下腕をハンドル・ステムと水平にして上体を寝かせた感じ。どこのウェブサイトで読んだのか、ブログだったか、雑誌だったか失念しましたが、一番空力が良いポジションは下ハンではなく、ブラケットをもって肘を絞って直角にする(TTバイクのポジション)ポジションだったかと・・・。はて、うろ覚え。間違っていたらごめんなさい(;´Д`)
念のため、こちらにパワーまで記載されている親切な参考記事がありましたので、ぜひご一読を。
エアロポジションでヒルクライムは速くなる!?
さぁさぁ、ここでいよいよGCN動画の登場です。タイトルはズバリ「エアロポジションでヒルクライムは速くなる?」
Does Cycling In An Aerodynamic Position Uphill Make You Faster?
動画ではダンさんとシモンさんがそれぞれ290Wと350Wで短い上りにポジションを変えて挑戦。1回目は普通のポジションで2回目はエアロポジション(TTバイクのポジション)でありました。
エアロポジションで顕著なタイム短縮
んで気になる結果は・・・ダンさんが1回目10分20秒→2回目10分06秒で14秒短縮。シモンさんが1回目9分04秒→2回目8分55秒で9秒短縮。つまり、ヒルクライムでもエアロポジションの効果はある!というものでした。
エアロポジションの落とし穴
数秒でもタイムが縮むなら、おぉ~と思うことでしょう? でしょう?? ところがここに落とし穴がありました(;´Д`)
エアロポジション、キツ過ぎwww
ダンさんによると、「エアロポジションでタイム短縮できたけど、2回目(エアロポジション)は1回目(通常ポジション)よりもずっとキツかった」ですと! エアロポジションが必要な乗り方を久しくしてなくて、そのせいでキツかったとも行っていますが、とにかくエアロポジションでヒルクライムは大変!というものでした。
一方のシモンさんもエアロポジションでのヒルクライムに疑問符。「エアロポジションで頑張っても9秒しか短縮できなかった。エアロを突き詰めるより、通常のポジションとエアロの真ん中くらいで、自分に合ったポジションで上りたい」だそう。
ありゃりゃ、2人の結論としてはエアロポジションでヒルクライムは、たとえタイム短縮効果が見られても、オススメしないというものですな(;´Д`)
ヒルクライムは慣れたポジションでw
という訳で、ヒルクライムでのエアロポジションは有効なんだけど有効じゃないという結果にw じゃぁどうすりゃいいのよ、富士ヒル目前ですよww
快適性重視の通常ポジションで、より多くのパワーを!
ダンさんの結論を引用しますと、「通常のポジションのほうがずっと速くなると思う。そっちのほうが(エアロと比べて)快適だし、パワーを出しやすい」だって。シモンさんもそれに同意。「エアロポジションは大事だけど、すべてのヒルクライムに当てはまる訳じゃない」とのこと。
ひゅ~悩ましいぜ、ヒルクライムのポジション問題w 富士ヒルの場合、最後に1kmほどのド平坦がありますから、そこではエアロポジション必須ですが、それ以外の上り区間は楽にパワーを出せるポジションでイキましょーということですな(;^_^A
あぁ早く富士ヒル本番にならないかな。雨でも何でも待ち遠しい(*´ω`*) 小学生の遠足のときのようなワクワク感でございますw
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