ワタクシ、とある本の発売をコッソリ心待ちにしてましてね。それが竹谷賢二さんの新刊『ロードバイクの作法 やってはいけない64の教え』! おおぅ、なんだよ、これ、バイブルかよ(;´Д`) という訳で、『ロードバイクの作法』の読書感想文をやりたいと思います(`・ω・´)ゞ
実地を受けての理論編
ワタクシ、以前、竹谷賢二さんのトレーニングを受けたことがあるんです(*´ω`*)
思い返されるペダリング講座
思い起こすのは2016年4月から3回にわたって受講したスペシャライズド東京プレゼンツの「ペダリング講座 Step 1~3」。力のかけ方、感じ方を学んで「ほえ~勉強なるわ~」と思ったものでした(*´ω`*)
■ペダリング講座
竹谷賢二さんの「ペダリング講座」に行ってきた!
そのペダリング講座で講師を務めていたのが竹谷賢二さんで、『ロードバイクの作法 やってはいけない64の教え』が出ると聞いて、密かに「絶対買おう」と思っていたのでありますよ(*´ω`*)
『ロードバイクの作法』が伝える大事なこと
という訳で早速に読んでみました、『ロードバイクの作法 やってはいけない64の教え』! ネタばれ過ぎない程度に印象に残ったところをご紹介いたしますぞ!
フォーム、ポジション、ペダリングの大切さが伝わってくる
『ロードバイクの作法』を手に取ってもらって、パッと目次を見てもらえばすぐ分かると思いますが、書籍の2/3はポジション、フォーム、ペダリングのこと。機材の話も多少あるけど、どれもポジションやフォームに関連した話ばかり。それだけ、ロードバイクではポジションを出し、正しいフォームでペダリングするのが大事かというのが伝わってくるというものです(;´Д`)
悩めるサイクリストに突き刺さるアドバイス
さらに『ロードバイクの作法』を読み進めると、速くなりたいと思ってるサイクリストに突き刺さるメッセージとアドバイスがいっぱい! 「あ、これ僕のことじゃんけ」と思う箇所がいくつも出てきます(;´Д`)
漫然と乗るな
本書にあるとおり、自転車は適当にペダルを漕いでも進むもの。すると、自分がちゃんと乗れているか分からなくなっちゃうのだそうです。
だから、大事なのは「自分がいまバイクの上で何をしているか分析する視点を持つこと」なのだと。
ダメですよ、何も考えずに乗っていては(;´Д`) えっワタクシですか? ワタクシはもちろんシッカリ漫然と乗っておりましたよ:(;゙゚”ω゚”):
目的のないトレーニングはするな
そして、もう一つ突き刺さったアドバイスを・・・。あんまり書き過ぎるといかんですが、あくまでサワリということで・・・。
そのアドバイスとは、「目的のないトレーニングはするな」というもの。「トレーニングの目的は自分の弱点を克服するためで、そのためにはまず自分の弱点を知らないといけない」という・・・。おおぅ、弱点、弱点ね・・・。ぜ、全部かな(-_-;)
ちなみに、上記と関連した内容で同じように突き刺さったアドバイスが、本書序盤に出てくる「すぐに新たなトレーニングに飛びつくな」というもの。えっ、何で分かったの!? これからの時代はビルドアップだと思ってたのに(-_-;)
具体的なアドバイス盛りだくさんで初級者脱出をめざす人に良いかも
ワタクシ、ロードバイク関連の本を何冊か読んでまいりました。どれもとても勉強になって、タメになって、読んで良かったと思ったものであります。では、『ロードバイクの作法』はどうだったかというと・・・。
手探りで練習してる人はぜひ読んだほうがいい
『ロードバイクの作法』を読んでみて思ったのは、非常に具体的なこと。土井選手や西選手、日向さんの本もとても勉強になって参考になって、初めての人にとても分かりやすかったのが好印象。
一方、『ロードバイクの作法』はロードバイクに乗ってる人じゃないと「??」な話がいっぱい。ポジションとか土井選手の本にも同じような話が書いてあったりしたけど、竹谷さんの本はより具体的で一歩踏み込んでいます。
内容でいうと、宮澤選手の『宮澤崇史の理論でカラダを速くするプロのロードバイクトレーニング』と近しいかもしれない。「半機械人間」(竹谷さん)とか「骨で押す」(宮澤さん)など著者によって表現がいろいろあって、「あれはどんな体の動かし方を表したものかな?」と推し量っていくのも、なかなか楽しいであります(*´ω`*)
求められるバイブル
という訳で、『ロードバイクの作法』を読んで、ペダリング講座から月日が経って忘れていたことが甦ってきたでありますよ。
いつでも基本に立ち返れる本の存在は嬉しい
何と言っても、1回限りの講座だと、その場は良くても、月日が経つとどうしても忘れてしまいますでな(;´Д`) そういう意味で、いつでも手元において、気になったときにパッと開ける本は非常に便利。
内容もペダリング講座で学んだことが詳しく文字になっていて、あら、『ロードバイクの作法』ってバイブルじゃん!? と思えるほど。こういう本の存在は、知識に飢えている人からすると有難いものだなぁと思うのです(*´ω`*)
身近にアドバイスくれる人/ショップは大事
それと同時に、『ロードバイクの作法』にも書いてあったけど、困ったときにアドバイスや調整をしてくれる人/ショップが身近にいるのは超大事と思いました(;´Д`) 特にフィッティングとかさ、練習方法とかとか、ロードバイクは迷うことが多いじゃない? あと、僕の場合はメンテの問題もあるか・・・(-_-;)
とは言いつつ、ZAPPEIは例外としても、ショップのコミュニティって集団行動が苦手な僕は上手くやってけない感じするしなぁ。。。う~ん・・・。
という訳で、竹谷賢二さんの『ロードバイクの作法 やってはいけない64の教え』を読んでのお話でした。取りあえず、竹谷さんの(に限らずだけど)バイクフィッティングは受けてみようと思いますのです、ハイ(`・ω・´)
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