日本平で脚慣らしと腹ごしらえを終えた我々。いよいよ、ラルプデュエズ探検に出発しますぞ! 「まったくもぅ、本家本元のラルプデュエズに怒られるっちゅーの」と、ネタにする気満々でニヤニヤしながら出発でござる。まずは行きの道中、焼津~掛川までの道をご紹介いたします。いや、これがまた良い道なんですよ(;´Д`)
ZAPPEI極の監督と行く“ゆるポタ”ライド
急きょの急きょで行くことになったラルプデュエズ探検。ななんとビックリ、ZAPPEI極のイナバ監督が参加してくださることに(@ ̄□ ̄@;)!!
ついていけるだろうか・・・(-_-;)
イナバさんと言えば、実力・人望兼ね備えた憧れの実業団の監督的存在(;´Д`) ワタクシたち、思い立って「ラルプデュエズ行こうぜ!」みたいにお気楽に考えておりましたが、監督ご自身が参加とは・・・。しかも、急きょ思い立ったものでルートも何も調べておらずな状況でしたら、なんと道まで教えていただけることに(;´Д`)
こ、これは、ラルプデュエズ、ネタにできん:(;゙゚”ω゚”): 頑張ってイナバさんについてかなきゃ(;´Д`)
本日のルート
ちなみに、この日通ったルートはこんな感じ。ラルプデュエズと牧之原台地以外、基本ド平坦です。
焼津手前の大崩海岸は絶景
という訳で、イナバさんを先頭にラルプデュエズに向けて出発~!! むほー、速いwww
40km/h巡行です:(;゙゚”ω゚”):
スタートしてすぐに海沿いの国道にイン。信号がほとんどない10kmちょいの道でありまして、ここを軽快にサイクリング・・・な訳はありません(;´Д`)
さすがデゲメンは余裕でついていってますが、35-40km/hノンストップでござる(;´Д`) ワタクシ、日和って2人の後ろで脚温存w 平地じゃワタクシ、イナバさんはもちろん、デゲメンにも敵いませんもの:(;゙゚”ω゚”):
大崩海岸は絶景なり
あっという間に焼津手前の大崩海岸なる崖にたどり着きました。いやぁ、ここは凄いです。海の上にループ橋がせり出していて、絶景際まわりない! ワタクシ、ループ橋苦手症候群で激しく怖かったのが残念wですが、それでも、ここは絶景なり(*´ω`*)
ちなみに、イナバさんによると大崩海岸は「名所」だそうで、出るんだそう・・・(;´Д`) 何でも、時速50km/hでトンネルを走っていると、陸上選手顔負けの美しいフォームでおばあさんが追い抜いていくとか。
ただ追い抜いていくだけで他に何もしないそうで、そういう意味では無害w むしろ応援したくなる幽霊であります(;´Д`) グーグルで「大崩 焼津」で検索したところ、一番上に心霊スポットのページが出たので、実際有名なのかもしれません(-_-;)
かつお節の香り漂う焼津
大崩海岸から焼津までは若干の上りなのですな。サクッとクリアしたら、焼津に到着であります(*´ω`*)
本格的な漁港が広がる焼津
一歩焼津に入ると、むむむ、何とも美味しそうな香りが漂う! かつお節、かつお節じゃない!? 小さな食品工場が多いのでしょうか、街中を流しているだけでいろいろな香りが楽しめます(*´ω`*)
漁港も、いわゆるホントの漁港(?)で、漁業の街という感じ。大漁のときは大漁旗がすごいんだろうなぁ(*´ω`*)
どこまでもお茶畑の牧之原台地
焼津の街を過ぎると、吉原~沼津の千本松を彷彿とさせる、どこまで続く信号のない一直線区間。その後、大井川を遡上していくと、いよいよ勾配が出てきました。
日本を代表する緑茶の産地・牧ノ原
大井川沿いを北上すると、これまでの景色が一変。一気に勾配が出てきて、それとともに広がる茶畑の畝&畝。イナバさんとデゲメン曰く、ここがかの有名なお茶の産地・牧ノ原台地だそう。
今でこそお茶の一大生産地な牧之原市ですが、実はその歴史は浅いらしく、明治以降に開墾されたそうです。牧之原市のHPによると、大政奉還と版籍奉還で食い扶持がなくなった武士が開墾したんだとか。
慶応3年(1867)、15代将軍・徳川慶喜は大政奉還により駿府(今の静岡市)に隠居します。 その際、慶喜の身辺警護を勤める「精鋭隊」(のちの「新番組」)に属する武士たちも同行し、ともに駿府に移り住みました。 ところが、明治2年(1869)の版籍奉還により、「新番組」は突如その任務を解かれ職を失ってしまうのです。
そこで、明治2年(1869)中條景昭(ちゅうじょうかげあき)を隊長とした「新番組」の面々は剣を捨て、牧之原台地における茶畑の開墾を決断します。 それは「武士から農民になる」という一大決心でした。
掛川のラルプデュエズが見えてきた!
牧之原台地を北へ進むとどんどん山深くなっていきます。静岡が誇る?ラルプデュエズにいよいよ近づいてきました!
金谷の先に見えたラルプデュエズ!
牧之原台地を進むと目の前にひと際目立つ山塊が! むむむ、木を伐採して、山肌に「茶」の文字が描かれおりますぞ!?
イナバさん曰く、あれが目指すラルプデュエズ=粟ヶ岳とのこと。さすが静岡。お茶を誇りに思う気持ちが山肌にまで(;゚Д゚)
ちなみに、ラルプデュエズこと粟ヶ岳があるのは掛川市で、その隣の牧之原台地があるのは島田市。この島田市は東西の境目だそうで、島田市から東と西では地形・地質・食文化が異なるとか。具体的な証拠を見つけられず残念無念。ホントにホントで島田市が境目なのかしらん??
いざ掛川のラルプデュエズに挑戦!
いよいよ迫ってきた静岡・掛川のラルプデュエズ。しかし、そこにたどり着くのが大変そう(;´Д`)
これから上るのに、なぜかダウンヒル
目の前にあるラルプデュエズこと粟ヶ岳でありますが、おおっと、なぜ下る? なぜ下るんだい? しかも結構急な下りじゃないか(;゚Д゚)
東山いっぷく処からいよいよラルプデュエズへ!
地図でもハッキリ表示されている下りの先には、東山いっぷく処なる茶屋がありました。ここが掛川のラルプデュエズこと粟ヶ岳の出発点!
粟ヶ岳にたどり着くまでに65km。イナバさんの案内のおかげで、信号も交通量も少ない、非常に快適な道のりでありました(*´ω`*) とは言いつつ、さすがに65kmも走ると(後ろで休んでいたくせに)ちょっぴり足が疲れてるwww
さてさて、粟ヶ岳挑戦はどうなるのか!? 粟ヶ岳はホントウにラルプデュエズなのか!? 次回、掛川のラルプデュエズ=粟ヶ岳ヒルクライムをご紹介します!
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