実走はパワー出ないと言ったな、ありゃウソだ(-_-;) 屋内・屋外のパワー比較から見えること

ローラーと実走のパワーを比べてみよう!

ローラーと実走のパワーを比べてみよう!

実走のほうがローラーよりパワーが低いのは本当か? その真偽を確かめるべく、某日某場所にて、ローラーで使う機材をそっくりそのまま使用し、パワーを測ってみることにしました。その結果と考察をまとめます(;´Д`)

■前回の記事
実走のパワーがローラーより低いのはなぜなのか?

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屋外と屋内で40分のパワーを比較

屋外と屋内のパワーを比較するにあたり、40分を基準にしました。なぜ40分かというと、僕のヤビツのタイムがだいたいそれくらいだからです(´・ω・`)

屋内(ローラー)の自己ベストは264W

屋内(ローラー)の自己ベストは264W

屋内(ローラー)の自己ベストは264W

んで、まずは屋内のローラー40分自己ベストから! これは先月末にハッカ油を被るという斬新な納涼方法を教えてもらって更新したのが、記憶に新しい(*´ω`*)

そのときの記録は264W。平均心拍は154で最高心拍は170でありました。体重64kgなので、PWRは4.125也。このパワーと重量(自転車その他+体重)を「脳内サイクリング」に入力すると、ヤビツ想定タイムは36分21秒だそう・・・マ、マジか(;´Д`)ゴクリ

■屋内(ローラー)40分自己ベスト更新の記事
夏のローラー暑くてやる気起きない! うぉ、ハッカ油最高かよ!?

ヤビツ実走でパワーを計測してみた!

この「264W」を頭に叩き込んで、いざ屋外で実走であります(`・ω・´) 機材はもちろんフレームからタイヤからホイール、ペダル・シューズに至るまで全部ローラーと同じです。

実走のパワーは271W(;゚Д゚)

実走のパワーは271W(;゚Д゚)

実走のパワーは271W(;゚Д゚)

結果は271W! なんとまぁ、屋内・屋外含め、40分の自己ベストを更新したであります(;゚Д゚) タイムは38分39秒/移動タイム38分14秒で、規定計測時間の40分から1分半~2分弱足りませんのはご愛敬(;^_^A

心拍も驚きの平均172! 最高心拍に至っては180と、ワシ死ぬんだろうかと思えるほど(;´Д`)

屋内と屋外のパワーを比較して分かること

さてさて、サンプルは非常に少ない(;´Д`)ですが、屋内(ローラー)と屋外(実走)のデータを比べるとイロイロ勉強になるであります。繰り返しますが、使用機材は同じなので機材変数は排除できるかと、多分(-_-;)。

屋外(実走)もパワーが出る(;´・ω・)

まず謝らなければいけないのは、一部ご指摘のとおり「屋外のほうがパワー出る」ということ(;´Д`) 前回の記事で「実走のパワーがローラーより低いのはなぜなのか?」と書きましたが、ありゃぁ僕の間違い。7Wの差ながら屋外のほうが屋内よりパワーが出るようです。

100歩譲ったとして、「屋外だからと言って屋内よりパワーが低くなる」ことはないようでした。なので、「実走のパワーがローラーより低いのはなぜなのか?」の記事はしっかり修正するでありますズビバセン:(;゙゚”ω゚”):

屋外(実走)のほうが心拍が高くなる

パワーは屋外も屋内と同様に上げられることが分かったのでありますが、その一方で不思議な点も浮上。なぜか、どういう訳か、屋外のほうが心拍が高くなるようなのです。屋内・屋外の40分走で見ると平均心拍で18、最高心拍で10、屋外が高いようです。

はて、これはなぜだろう?? 屋外のほうが周囲を警戒したりしないといけないから? ケイデンスの違い(ケイデンスは平均80~83でほぼ同じ)? ちょっと分かりません(;´Д`)

ただ言えるのは、屋外で約40分、心拍172を維持できるなら、同じ屋外の日本平(平均心拍164)や粟ヶ岳(平均心拍164)、富士ヒル(平均心拍168)は追い込めていないことになりますな(-_-;) ひょっとしたらローラーも心拍的にはもっと上げられるのかしら??

パワーとスピード、タイムの微妙な関係

屋内・屋外の比較にプラスして、さらに興味深いことも見えてきました。パワー出てる(はずな)のにタイム遅すぎ!?

シミュレーションとかけ離れた実走タイム

シミュレーションでは36分台出せるはずなんですが(-_-;)

シミュレーションでは36分台出せるはずなんですが(-_-;)

あくまでシミュレーションであることを踏まえつつ、現実に出てきたパワー/タイムはシミュレーションとは一致しない模様(;´Д`) おかしいなぁ、僕、36分台だったはずなのにw

パワーが出ても自己ベストのタイムはならず

自己ベストのタイムから最大1分遅れた(;゚Д゚)

自己ベストのタイムから最大1分遅れた(;゚Д゚)

あと、今回の実走パワーは自己ベストでありましたが、タイムは自分史上4番目(´・ω・`) 「移動タイム」で見ると歴代2位であるものの、いずれにせよ自己ベストから大きく遅れた記録でござる。

パワーが出てもタイムが伸びるとは限らない

上りでもフォーム意識しないとダメかもしれない(´・ω・`)

上りでもフォーム意識しないとダメかもしれない(´・ω・`)

パワーが出たからと言って、それがスピードやタイムに直結するわけではないのですなぁ(;´Д`) 空気抵抗とか、効率的な走り方とか、もっともっといろいろ複雑な要素が潜んでいるようです・・・。

何でしたっけ、必要十分条件?? パワーが出ているからと言って、必ずしもスピードが出たりタイムが縮まる訳じゃないけど、タイムを出すにはパワーが必要、みたいな?? ん、何の話だっけな??

パワーメーターはやっぱり必要かも

今回久しぶりにパワーメーターをつけて実走しましたが、特にヒルクライムではあると便利、というか必須かもしれませんなぁ(;´Д`)

パイオニアペダリングモニターがキャンペーン中(-_-;)

パイオニアペダリングモニターがキャンペーンしとる

パイオニアペダリングモニターがキャンペーンしとる

ワタクシ、パワーメーターはインパワーを使っておりますが、これをターマック⇔キャニオンで移し替えるのはとても大変。「どうしようかなぁ」と思い悩んでいたところ、あらら、今、パイオニアペダリングモニターってキャンペーンやってるのか(;´Д`)シランカッタ

イナバ監督やバスさんに聞くと「パイオニアは良い」とのことで、う~ん、どうしようかなぁどうしようかなぁ・・・(;´・ω・) 機材をまたいでの誤差(インパワー vs.パイオニア)とかサイコン(SGX-CA500)の使い勝手とか、いろいろ頭が痛いでございます。

■2017年夏のパイオニアペダリングモニターキャンペーン
http://pioneer-cyclesports.com/jp/campaign/2017summer.html

という訳で、ローラーと実走でパワーを比較してみて、どっちもパワーはしっかり出る! 出てないのは追い込めていない証拠! ということが分かった次第でありました(;´Д`) ただし、ローラーの心拍が低いのは謎。う~ん、パイオニアかぁ、どうしようかなぁ。オラの欲は深いでござる(-_-;)

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この記事を書いた人

ロードバイク & マウンテンバイク ブロガー

海外の最新ロードバイク&マウンテンバイク情報や、関東地方を中心に日本全国、ときたま海外をサイクリングして自転車旅ならではのグルメや景色、楽しみ方を発信中。

JBCF(実業団自転車競技)やツールドおきなわ、ほか自転車イベントにも積極的に参加中! レース・イベントに体当たり取材しています。

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コメント

  1. boriko より:

    GUIさん、ありがとうございます!

    www もうホントお恥ずかしい限りでございます(;^_^A
    「四十にして惑わず」なんて大ウソであります(;´Д`)

    パワメの数値と違う指標(ストラバ推定値)をごっちゃにすると、心の底から混乱しますですなw
    どこが強化されているか(強化しようとしているか)、しっかり把握するためにも指標は一つにしたほうがよいでございます(;´・ω・)

    心拍の件は、なるほど実走のほうが全身運動というのは確かに!?
    しかり、固定で心拍200はすごいですな(;゚Д゚)
    ホントの本気で追い込めば実走でもローラーでも、心拍やパワーの屋内外の差はなくなる、のかしらん??

  2. GUI より:

    borikoさんのローラーパワーと実走パワーについての振り回されっぷりが面白く読んでいましたw
    結果的に速くなることが目標なので、
    トレーニングでどこをどう強化して
    うまくいっているかを考察できればいいということですよね?(たぶん)

    実走の方が全身使っている感があり、心拍数上がりやすいかも?と思いました。
    (ちなみ私は固定ローラーでもふるもがきすると心拍200くらい逝きます…)

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