グループライドのイライラモヤモヤを解決!カップル・夫婦サイクリストにこそパワーメーターを!

グループライドでの脚力差を見える化しよう!

グループライドでの脚力差を見える化しよう!

皆さん、グループライド楽しんでますか! そうですか、それはヨカッタデス(=゚ω゚)ノ 本日のお題はグループライドにツキモノのアレのお話。体力 = 走力 = 脚力の違いについて。同じライドでも、人によってどれくらいキツさが違うのか、つまびらかにしてしまおうという算段です(-_☆)キラーン

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グループライドはロードバイクの醍醐味のひとつ

ワタクシ、デゲメンがいなければホント寂しい孤独なオジサンですからね、みんなで楽しむグループライドは、それはもう素敵であります(*´ω`)

グループライドは自転車の楽しさを倍増させてくれる

グループライドは自転車の楽しさを倍増させてくれる

グループライドは自転車の楽しさを倍増させてくれる

どんな景色や料理、光景も、みんなで「なんじゃこりゃwww」「鼻水が出るほど感動する」などなど感想を共有すれば、たちまち世界一の絶景やグルメに早変わりするもの。特に自転車はそこ(景色やグルメ)にたどり着くまで苦難の道を越えていかなければいけないので、共有の度合いが深まり、良く見えるものがさらにより良く見えてきます。

なので、一人でも十分楽しめるものがグループライドになったら参加者の分だけ感動マシマシになるのであります(もちろん、そうでないときはあるものですが)。う~ん、素晴らしい。素晴らしいではないですか、グループライド(*´ω`)

グループライドの落とし穴

楽しい楽しいグループライドでありますが、しかしそこには落とし穴が。

避けては通れぬ「脚力の差」

避けては通れぬ「脚力の差」

避けては通れぬ「脚力の差」

ここで言うグループライドは2人以上で一緒に走ることでして、自分以外の人間と道を同じくすることで、ソロライドとは違った落とし穴が生まれます。その際たる落とし穴が個々人の「脚力」の差。

特にカップルや夫婦で走っていたり、年齢差がある人同士(他人でも親子でも)だったりすると、ある人はピンピン元気で「もう1本おかわりしちゃう!?」と呑気に放言すれば、もう一人は(*´・ω・`)o0○(行くワケねーだろ、シバくぞ) と内心ハラワタ煮えくり返っているかもしれません。

そして、この問題、すなわち「脚力」の違いこそが今日のテーマなのであります。じゃぁ、実際どれくらい違うのよ、と。

「脚力」の違いを可視化しよう

ここで登場するのが、たららんたららん、パワーメーター(=゚ω゚)ノ

TSSで体へのダメージ(負荷)を知る

パワーメーターで体への負荷を可視化しよう

パワーメーターで体への負荷を可視化しよう

心拍計をゾーンで見てもいいかもですが、ここはやっぱりパワーメーターが便利。見るべき数値はワット・・・ではありません(; ・`д・´) 同じコースを走って、「元気ハツラツ=体へのダメージ(負荷)が少ない」or「ヘロヘロ(;´Д`)=体へのダメージ(負荷)がデカイ」という観点で見るのであります。

という訳で見るべき数値は「TSS」=トレーニングストレススコア。TSSは「体にどれくらい負荷がかかったかを数値化したもの」。FTPを測っていることが大前提ですが、このTSSが分かると、平たく言えば「どれだけ疲れたか」が分かるという。僕、TSSについてザックリ「疲れ具合の目安」と理解してるんだけど、合ってるかしらん(;´Д`) 間違えてたらすみませぬ:(;゙゚”ω゚”): ちなみに、TSSに対する回復時間は以下のとおり。

<TSSに対する疲労回復に必要な時間の目安>
150未満:翌日には疲労が回復
150~300:翌日には疲労が残るが2日後には回復
300~450:2日後でも疲労が残る可能性あり
450超:2~3日間は疲労が残る

出典:◆練習強度や時間に対する「疲労回復に必要な時間の目安」

700TSSで休息日



もうひとつちなみに申しますと、ロードバイク乗りの愛読書(!?)『土井雪広の世界で戦うためのロードバイク・トレーニング』によると、「TSS700を1セッションとして1日レスト」を入れるというのがあります。これをサラリーマンライフな我々に当てはめると、週6日でTSS700稼いで1日休むという感じ。

1日100TSSちょいだから簡単・・・と思いきや、1週間で700TSSってかなりツラく厳しいでありますよ(;´Д`)

グループライドでどれくらいTSSに違いが出るのか?

さぁさぁ前置きがたっぷり長くなりました。実際のグループライド、参加者間でどれくらいTSSに差があるのかを比べてみますのです!

ある人のTSSは540以上

1回のライドでTSSが540以上!!

1回のライドでTSSが540以上!!

グループライド参加者のTSSを計測したのは、先日の伊豆イチ。つまり、デゲンコさんと僕との比較であります。んで、早速に見てみますと・・・

おおぅ、どっちかナイショだけど、TSSが540超えとるじゃんけ(;゚Д゚) しかも、サイコン電池切れで最後の熱海峠を測れてない・・・。ということは、ひょっとしたら1日でTSS700近く、少なくとも600はいってるかも!? 土井選手の本に当てはめると、即レストが必要な負荷を1日で溜めちゃった(;´Д`)

もう一人は390以下

片方はTSS390以下

片方はTSS390以下

もう片方のTSSはどうかというと、おおぅ、390以下。しかもこちらは熱海峠を含む全ルートでの数値。

ということは、同じ道を同じ時間かけて走っている2人でありますが、TSSでは(分かる範囲だけでも)150以上、未計測地点も含めれば200近く違うことが分かりました。

TSSの違いから見えること

このTSSの違いから何が分かるかと申しますと、同じライドでも片方は明らかに非常に厳しく、もう片方はそうでもないということ。個々人の体力差を可視化できたのであります(=゚ω゚)ノ

カップルや夫婦、グループライドにこそパワーメーターを

実際、グループライドで150~200もTSSが違ったら疲れ具合の差は半端ありません。下手したら座り込んで動けなくなるレベルでありますよ :(;゙゚”ω゚”):

体力・脚力に自信がない人ほどパワーメーターを

体力・脚力に自信がない人ほどパワーメーターを

体力・脚力に自信がない人ほどパワーメーターを

グループライドの鉄の掟は「体力的に厳しい人のペースがグループのペース」であること。どれくらいの負荷/ペースだったら体力的に厳しい人でもツラくなく走れるのか? それを客観的に知る/仲間に知らせる最高の手段がパワーメーターなのでありますよ。

「お、君IF高すぎ! TSSも200超えてるじゃんか! ゆっくり行こう」とかの判断を合理的に下すことができるのはとても有り難いこと。「出た、貧脚サギwww」とか、相手の様子を伺って曖昧に忖度しながら気遣いする必要もなくなるので楽でありますよ。

という訳で、パワーメーターをつけるなら体力・脚力に自信がない人にこそ、というのがワタクシの結論。元気いっぱい脚力自慢の夫さんや彼氏さんにはまだ必要ありません。パートナーの理解あっての趣味ですから、まずは相手の装備を充実させるのが大事( ´_ゝ`)

ちなみに、ワタクシとデゲメンであれば、明らかに僕のほうが体力・脚力で劣ってます。どちらがパワメをつけるべきかというのは自明の理。これはもうしょうがない、致し方ない、苦渋の決断。ワーイ、これで僕もキャニオンにパワメ付ける根拠できたぞー(^O^)/

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