決戦ホイール「Roval(ロヴァール)CLX 32」の評価に困惑(゚Д゚;) 重量測定から再検証

遂にキャニオンにロヴァールを履かせるときがやってきた・・・
遂にキャニオンにロヴァールを履かせるときがやってきた・・・

デゲメン用決戦ホイールとして鳴り物入りで導入したRoval CLX 32。焼津エンデューロ・ソロ100kmで見事2位を獲得したものの、その後、肝心のヒルクライム練では鳴かず飛ばず(-_-;)

仕舞いには「固い、進まない。マビックより重いんじゃないの!?」と言われるほど低評価が付きかけているロヴァール。果たして挽回の余地はあるのか!? まずはロヴァールの重量を正式に測ってみて、本当に「重い」か確かめてみました!

スポンサーリンク

ロヴァールは本当にダメなホイールなのか!?

デゲメン氏が困惑する使用感のロヴァール。ありゃりゃ、焼津エンデューロでは大活躍だったのに、なぜどうして!?

デゲメン氏によるロヴァールの評価

焼津以降、ヒルクライム練でロヴァールを試したデゲメン氏が言うには、「重く感じてまったく進まない」ですと・・・(;´Д`) 実際、デゲメン氏と一緒に走ると、ものすごい重そうにペダルを回しています。

おかしいでござるな。ロヴァールは物理的に軽くなったはずなのに、なぜそんなに脚が重そうなのか!?

よくよくデゲメン氏の話を聞いてみると、焼津以降、慢性的な筋肉痛が取れないみたい。そのせいでしょうか、自転車が重く感じる = 速度が出ない = ロヴァール遅い、となっているようです(推測)

ざ、坐骨神経痛だって~(゚Д゚;)

kuma_46

ロヴァールの評価はさておき、慢性的な筋肉痛は運動する人にとって大敵中の大敵。きっと何かあるに違いない! という訳で、お医者さんに行ってみたところ・・・

なに~、坐骨神経痛となぁ!?

ヘルニアみたいなもので、神経が圧迫されて痺れや鈍さを感じるもので、デゲメン氏の慢性疲労がまさにドンピシャの症状だった模様(;´Д`)

聞けば、焼津が終わってからずっと鈍痛があったそうで、おおぅ(-_-;) それはどうもすまんかった・・・(;´Д`)

ロヴァールの評価は振り出しに戻る

という訳で、デゲメン氏には早く良くなっていただくことにして、ロヴァールは再評価が必要であることが分かりました(゚∀゚)

まずはホイールの重さ比べから!

まずはロヴァールの重さを測るところから始めたいと思います
まずはロヴァールの重さを測るところから始めたいと思います

まずは何と言っても、ホイール重量を実測してみなくては! 購入から1ヵ月経ってようやく計測とは、まったくこのワタクシとしたことが。この瞬間が一番楽しくドーパミン出るというのにヤレヤレ ┐(´ー`)┌ マイッタネ

ちなみに、もうタイヤが貼り付けられてる状態なので、実際はホイール+タイヤ+スプロケ+クイックでの計測です。やる気あるのか!と怒られそうで、ごめんなさい(-_-;)

もう一つちなみに、比較対象は我が愛しのコリマです。これがまた、結構違うんですよΣ( ̄□ ̄|||)

ロヴァールとコリマの前輪の重さを比較

ではロヴァールとコリマの前輪から比べてみましょう! ひょっとして1つずつやっていくつもりか!?

Roval CLX 32の前輪重量は驚きの!!!

 Roval CLX 32の前輪重量は驚きの875g(タイヤ・クイック込み)
Roval CLX 32の前輪重量は驚きの875g(タイヤ・クイック込み)

まずはロヴァールから!! ほわわわわ~、何とビックリ、タイヤとクイックが付いた状態で1kg切ってる!!

875gだとぅ!? 軽い、軽いぞロヴァール(;´Д`)

タイヤとホイール、クイックのカタログ値を調べてみましょう。タイヤはスペシャライズドターボコットンでカタログ値約285g。ホイールはカタログ値490g。クイックはDT SWISS RWSでこれだけ実測値55g

実測値でみると(875g-55g=45g)、45gの誤差があるようです。ただし、ロヴァールはホイールバランスを取ってもらってまして、錘が付けられています。それを考慮すると、ホイールおよびタイヤの重さはカタログ値とほとんど差がないようです。

コリマの前輪はタイヤ込みで1,010g

コリマの前輪はタイヤ込みで1,010g
コリマの前輪はタイヤ込みで1,010g

一方のコリマ。これは購入時にホイール単体で計測したことがありまして、前輪は実測555gでした

続いてタイヤはビットリアコルサでカタログ値265g・・・なんですが、およよ、あれあれ!? タイヤとクイック、ホイール込々の重さが1,010gもある

ホイール実測値とコルサのカタログ値足しても820gしかならないのに・・・。残りの190gってクイックの重さ!?

後輪の重さはさらに顕著

前輪だけで135gも違ってビックリでありますが、後輪はもっと違った(゚Д゚;)

タイヤ・クイック・スプロケ込みでロヴァールは1,320g

ロヴァール後輪はタイヤ・クイック・スプロケ込みで1,320g
ロヴァール後輪はタイヤ・クイック・スプロケ込みで1,320g

有無を言わせず見てまいりましょう。まずはロヴァールから! タイヤ、クイック、スプロケ込々での実測値は・・・

1,320g!! 軽っw

コリマの後輪は1,505g

 コリマの後輪は1,505g
コリマの後輪は1,505g

一方のコリマでありますが、ロヴァールと同じ条件で計測しましたところ!!

1,505g! 十分軽いけど、ロヴァールにはとても及びません(;´Д`)

見た目がデブっちぃ(失礼!)からあんまり感じなかったですが、ロヴァールってやっぱり軽いんだなぁ(゚Д゚;)

キャニオン・アルティメットのホイールをロヴァールにしてみたら・・・

しっかし、ロヴァールの軽さはエラいこと。コリマ前後輪と比べて320gも軽いんですもの! これをキャニオンにつけたら・・・(;゚д゚)ゴクリ…

キャニオン + ロヴァールにしたら6.7kg!!

 キャニオン + ロヴァールにしたら6.72kg!!
キャニオン + ロヴァールにしたら6.72kg!!

誘惑に勝てず、ついコリマに戻すフリをして、バレないようにロヴァールをキャニオンにセット。こっそり重量を測ってみたところ・・・

6.72kg!! ||||||||||凹[◎凸◎;]凹||||||||||ガビーン!

まさかのUCI/JCFの規定オーバーwww この装備じゃJBCF出られませんなwww ※自転車重量の規定は『JCF競技規則第5章第16条』参照。

ちなみに、ロヴァールにして6.72kgということは、コリマのときのキャニオンは7.04kg(=6.72kg + 0.32kg)ということですな。それでも十分軽いものでございます。

キャニオンにローハイトのホイールも悪くない

いやぁロヴァール恐るべし。やっぱりデゲメン氏が「重い」と感じていたのは、氏の不調に原因があったようです(;´Д`)

今週末はロヴァールを借りて・・・(-_-;)

キャニオンとロヴァールの組み合わせがなかなかどうしてカッコいいのだが・・・
キャニオンとロヴァールの組み合わせがなかなかどうしてカッコいいのだが・・・

取りあえず、ロヴァールが「重い」のは誤解だと分かって良かった。ただ、実際に重いのと「重く感じる」のは雲泥の差。これはロヴァールで走ってみないと分かりません・・・。

という訳で、いよいよお借りしますか、ロヴァールを・・・

思いのほか見た目もカッコイイし (´∀`*)ウフフ

以上、稀に見る低評価なロヴァールを再検証する第一弾。まずはコリマとの重量比較から! なお話でした。ロヴァールにしたことでヒルクライムの各種データがどれくらい変わるのか!? 週末がいよいよ待ち遠しい(*`艸´)ウシシシ

ん!? 大丈夫、ちゃんと返すよ、ちゃんとお返ししますから! 安心して、早く怪我を治してくださいよ、デゲンコさん。1日も早い復帰をお待ちしていますよ(*`艸´)ウシシシ

Author|著者情報
この記事を書いた人

ロードバイク & マウンテンバイク ブロガー

海外の最新ロードバイク&マウンテンバイク情報や、関東地方を中心に日本全国、ときたま海外をサイクリングして自転車旅ならではのグルメや景色、楽しみ方を発信中。

JBCF(実業団自転車競技)やツールドおきなわ、ほか自転車イベントにも積極的に参加中! レース・イベントに体当たり取材しています。

borikoをフォローする
レビュー・インプレ
borikoをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました