残念なホイールなのか、それとも決戦ホイールなのか、評価が定まらないRoval CLX 32。その真価を確かめるべく、行ってきました、ヤビツ峠! ロヴァールCLX32、ホイールインプレを実施します(`・ω・´)ゞ
■ロヴァール最初のインプレは体重測定から 決戦ホイール「Roval(ロヴァール)CLX 32」の評価に困惑(゚Д゚;) 重量測定から再検証
ヤビツ峠でロヴァールCLX32の真価を問う
決戦用ホイールの良し悪しを決めるのは簡単です。タイム更新できたら良いホイール、できなかったら残念なポイポイホイールです。ロヴァールはどうだったかというと・・・
結論! ロヴァールはヒルクライム決戦ホイール(`・ω・´)
さぁさぁいきなり結果発表! ロヴァールCLX32でのヤビツタイムは・・・
ベストに1秒に迫る37分57秒!! それよりも何よりも驚くべきはその移動タイム。移動タイムが36分59秒だとぅ(;゚д゚)ゴクリ…
移動タイムながら36分59秒は紛れもなく自己ベスト。2月24日にコリマで移動タイム37分03秒を出してますが、それより4秒上回って堂々の1位(゚Д゚;)
「ベストを更新できたら良いホイール、できなかったら残念無念なホイール」という定義に照らし合わせますと、このロヴァール君、「決戦ホイール」と呼ぶに相応しい、素晴らしい価値あるホイールであることが分かりました(≧▽≦)
ロヴァールの使い心地をインプレするよぅ( *´艸`)
その名に恥じぬ「決戦ホイール」であることが分かったロヴァール(良かったε-(´∀`*)ホッ これで心置きなく使ってみてのインプレを書きたいと思います。
デゲメン氏の「固い、重い、進まない」は本当か?
インプレをする前に、ちょっと思い出していただきたいのが、デゲメン氏のロヴァール評。氏曰く「ロヴァールは固い、重い、進まない」という酷評燦々たるものでした(;´Д`)
とは言いつつ、デゲメン氏ロヴァールで焼津は2位になってるし、僕も今回ロヴァールで移動タイムのベスト更新。「固い、重い、進まない」って本当なのかしらん!?
という訳で「固い、重い、進まない」という3つの評価軸をもって、ロヴァールを見ていきたいと思うのです。
ロヴァールが重い!? んな訳あるかwww
まずは一番簡単な「重く感じる」というところ。これは簡単なお仕事でござる(*´ω`*)
重く感じたのはデゲメン氏の怪我のせい
ロヴァールが重いということは一切ありません。むしろ真逆で、軽すぎて踏み抜いてしまうほどw
多分、というか恐らくですが、デゲメン氏が重く感じたのは、焼津エンデューロでかかった坐骨神経痛の影響ではなかろうかと。痛みで脚が重く感じたという・・・。
という訳で「ロヴァールが重く感じる」に対する、ワタクシ的な答えは「んなワケねー m9(^Д^)プギャー」とさせていただきます( *´艸`)
めっちゃ進む、いや進まない!?
ホイールが進む・進まないって、よく分からない表現ではありますが、感覚的にそう感じるときがあるものです。んで、ロヴァールはどうだったかというと・・・
ロヴァール、めっちゃ進むじゃん! あ、やっぱり全然進まないw
進む・進まないという話になったら、結果からみると、ロヴァールは「進む」ホイールです。平地も速いし(デゲメン氏の焼津)、山もメッチャ速い(今回のヤビツ練)。
でもねでもね、使ってみて思うけど、ロヴァールはやっぱり「進まない」w どっちだよ!?と思われるでしょうが、要はこのホイール、脚を止めるとすごい速度落ちるのねん(´・ω・`)
もうね、とにかくペダルを回し続けないといけません。脚を休めて惰性で・・・というのが一切なくって、「あら、あなた脚休めるの? じゃぁワタシも」とホイールも勝手に休むのです。
おかげさまで、今回のヤビツもケイデンスが高く、86をキープできました(*´ω`*)
タイヤが凄いかもしれない・・・
ここで触れておきたいのが、ロヴァールについていたタイヤ。スペシャライズドのターボ(チューブラー)でありますが、このタイヤは凄いかもしれない。
するする氷の上を滑るように進むタイヤ。脚止めるとロヴァールも止まって遅くなるけど、その分をタイヤで補っている感じ。
カーブとかは試してないので分かりませんが、今まで使ったどのチューブラータイヤよりも良い感じでござった。やっぱり決戦用タイヤってあるんだなぁと(;´Д`)
ロヴァールは固い、かもしれない(-_-;)
最後の評価項目である「固い」というヤツ。これが一番厄介だ(;´Д`)
固いってよく分からないけど、とにかく疲れた
正直なところ「固い」ってよく分からない。剛性の話になると、自分では力不足過ぎて判別不能でございます。
ただ、ひと言申し上げるなら、ロヴァールはメッチャ疲れる(;´Д`) 路面から伝わる振動も増えたし、何だか知らないけれど、脚と腰に来ます。まるでアルミホイールのレーシングワン使ってたときみたいなダメージでありました。
タイヤの空気圧のせいかな(ちょっと高かったかも)!? その可能性が高い気がする。。。(;´Д`)
決戦用ホイール・ロヴァールを使いこなすには
というワケで、ロヴァールは軽くて凄いんだけど、使いこなすのは大変かも(;´Д`) と思った次第。では、どうすれば上手に使いこなせるかなぁと考えてみました。
踏むのダメ、まったく進まない
ヤビツからの帰り道、つらつら考えておりました。取り敢えずパッと思い浮かんだのはペダリング。最近のデゲメン氏のように重いギアでグイーっと踏むタイプの人に、このホイールは合わないかも(;´Д`)
ヤビツや土山峠上っているときも、ケイデンスが80前後に落ちると途端に速度が落ちてしまいました。ヒルクライムであってもケイデンス85~95で回せるようにならないと、もの凄い物足りないダメなホイールになってしまいそうな気がします(;´Д`)
ちなみに、高ケイデンスは平坦でも大事で、特にペダリングモニターでいうところの高効率(きれいなベクトルが出る)ペダリングだと、すごいスピード乗るし(脚止めると止まるけど)速くて良い感じであります(*´ω`*) その代わりメッチャ疲れますけどw
ロヴァールCLX32で走りたいレース
最後にロヴァールを決戦用ホイールとして使うなら、どんなレースが良いかもピックアップ。
激坂系ヒルクライムとクリテリウムは良いかも
ロヴァールが適したレースって何だろう!? って思いましたところ、すぐ浮かんできました。そりゃぁもう、ふじあざみラインを走る富士国際であります(*´ω`*) 絶対有効間違いなし。
その他にも僕が知っているヒルクライムだと、矢板八方ヶ原が向いているかも。激坂か斜度の変化が大きいところは真価を発揮するかもしれません。
それと同様に向いていると思ったのが、インターバルが激しいクリテリウム。大磯クリテ、よりも宮ケ瀬クリテのような変化が激しいコースに向いている気がする。伊豆修善寺のCSC(周回コース)も良いと思われます。
一方、肝心の富士ヒルは・・・どうかなwww 高ケイデンス維持するペダリングに慣れないと、かなり厳しいようなwww あ、あと、富士チャレなどのエンデューロはまったくもって不向きと思います、ハイ(´・ω・`) ※デゲメン氏、焼津エンデューロよくロヴァールで頑張ったねw
まとめ:ロヴァールCLX32というホイール
というワケで、長々と振り返ってみました、ロヴァールCLX32のインプレであります。以下に要点をまとめますと・・・。
ロヴァールCLX32のまとめ
良いところも悪いところも含めて箇条書きにしました。本文読まずとも、ここ読めば分かるという(*´ω`*)
- 平地も上りもめちゃくちゃ速い
- 脚を休めると、すぐに速度が低下する
- 踏むペダリングよりも高ケイデンス
- 変化が激しいレースに最適(クリテ、激坂系ヒルクライム)
以上、Roval CLX 32のインプレでした! もうちょっと慣れたら、次は絶対自己ベスト更新できる気がする(*´ω`*) とは言いつつも、ロヴァールはデゲメン氏に返却。ワタクシ、コリマで頑張りますわw
コメント
MOONさん、ありがとうございます!
いえいえ、これはもうホイールの力でございます!
デゲメン氏はどうやらロヴァールが合わないようなので、この結果をもってしばらく借り受けることになりそうです(゚∀゚)
単純に
記録更新はBorikoさんの実力によるものなんじゃ・・(笑)
遠くに行ってしっまたな~(遠い目)