先週末は大雨がひどかった関西に出張しておりまして、それはもうホントに途切れることのない大雨(;´Д`) 大変な被害が出てしまっているようで、心よりお見舞い申し上げます。。。
というワケで、全然自転車に乗っておりませんでブログネタも枯渇気味。そんなときにGCNを眺めてみたら、おぉ、面白そうなトピックがあるでやんす。題して「Spinning Vs Grinding | What Is The Best Cadence For Climbing On A Road Bike?(高回転vs低回転?ヒルクライムに適したケイデンスとは!?」であります。
ヒルクライムでのベストなケイデンスとは!?
ケイデンス、特にヒルクライムでのケイデンスはこれはもうメジャーでビッグなトピックのひとつ。小野田坂道君のようにクルクル・ハイケイデンスって本当に良いの!?
GCN動画が解き明かすヒルクライムのケイデンス
ご紹介するのはみんな大好きGCN動画。タイトルは「Spinning Vs Grinding | What Is The Best Cadence For Climbing On A Road Bike?(高回転vs低回転?ヒルクライムに適したケイデンスとは!?」
ジロデイタリア直後の5月27日に公開されたもので、モンテ・ゾンコランのフルームにインスパイアされた感じです(´_ゝ`)
動画のあらすじ
ざっくり動画のあらすじをまとめますと、ケイデンス90(スピニング:高回転)と80(グラインディング:低回転)でのヒルクライムを比較し、どちらが速く、どちらが高出力かを見るというもの。
その後、ケント大学の教授による「なぜヒルクライムだとケイデンスが落ちるのか?」の解説があったり、ランス・アームストロングやクリス・フルームのように、我ら一般人サイクリストもハイケイデンスをめざすべきか?という議論があったりします。
ベストなケイデンスとは
まずは動画のテスト結果を見てみますと・・・。経験的に誰もが納得いく結果に。
低ケイデンスのほうがタイムがよくパワーも高い
結果はご覧のとおり。90回転のときと比べて80回転のほうがタイムがよく、パワーも出ております。
というか、GCNのこの方はサイモンさんと仰いましたか。。。すっごい脚力の方ですね(@_@;) 1分半500W以上とか。。。
ちなみに、ワタクシの1分半の最高出力は385Wでして、サイモンさんの足元にも及びません(;´Д`)
ヒルクライムでケイデンスが下がる理由
山でケイデンスが下がる理由は動画後半のケント大学教授(ルイス・パスフィールド教授)との対談で解説されています。その理由は、斜度と重力の変化に最適化するためにペダリングを自然に変えているのだと。
ケイデンスの変化に関する話は、いろいろな書籍や雑誌などでもお馴染みの内容かもしれません。
アームストロングやフルームのようなケイデンスは練習の成果
ここで面白いのがアームストロングやフルームのようなプロサイクリストのハイケイデンス走法についての会話。曰く、「ハイケイデンスはステージレースに出るサイクリスト向き」だと。
ケイデンスが高いほうが脚へのダメージが少なく、次の日もレースできる脚を残せるのだそう。
でも、そういったハイケイデンスで山を上れるようになるのは練習の成果なのだそう。ステージレースに臨むとかそういうのでなければ、ハイケイデンスを必ずしも意識する必要ないのだと。
一般的なサイクリストにとってベストなケイデンスとは?
ケイデンスの話題は、結局のところ行き着く結論が“その人次第”的になってしまうのですが、今回はどうでしょうか(;^_^A
ケイデンスは練習によって自然に上がる。ただしいろいろなケイデンスを試すのは良い練習
さてさて、肝心なのは我々一般的なサイクリストにとってのベストなケイデンスがどれくらいなのか!?ということ。
サイモンさんと教授によれば「自然に選ぶケイデンスが自然。練習していくとケイデンスも自然に上がるようになるけど、無理して上げる必要はない」だって(・_・;)
最後の締めでサイモンさんは「異なるケイデンスを試すのはとても良いこと」と言っておりますが、つまり結論は・・・「Youの今のケイデンスが一番ユーらしいよ!」ということでしょうか(;´Д`)
というワケで、ケイデンス、その深き闇について最新のGCN動画のご紹介でした! そう言えば、ワタクシ最近ヒルクライムでめっちゃケイデンスが低いのねん・・・前はヤビツとかとかケイデンス87とかで上っていたのが、最近は80ちょいですわ(;´Д`) 一体何がどうなってしまったんだぜ!?
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