2012年暮れからロードバイクに乗り始めたワタクシ。なんとビックリ、自転車生活まる6年の6年生!(*´ω`*) 経験年数的には、さすがにもう自分のことを「ロードバイク初心者」と言えますまい(多分)。でも、果たして僕は「ロードバイク初心者」を卒業できただろうか? できたとしたら「いつ?」 というワケで、今回はロードバイクの「初心者」について、ツラツラ考えます。
「初心者」と「脚力」は違う
ワタクシ、こう見えて!? プライドばかり高くて見栄っぱりであります(*´ω`*) なので、ロードバイク始めた当初は、多分イキっていたでしょうねぇ(遠い目
脱初心者は距離か、タイムか、速さか?
巷では「脱初心者」の目安と言われているものがいくつかあります。関東で言えば「ヤビツ40分切り」「都民の森60分切り」といった峠のタイムや、「巡行30km/h」といった速度的目安、「ロングライドは200kmからドヤァ」といった距離的目安などなど。
「初心者をいち早く卒業したいキリ」と、傲慢なワタクシはやっきになりました。
立派な中年なのに、年甲斐もなく、とはまさにこのこと(;^_^A まったくもってお恥ずかしい(汗)
脚力と「初心者」は違う
周囲から見たら「初心者」丸出しな走りだったことでありましょう。峠のタイムや平均時速は「脚力」の話であって、それを「初心者」という言葉と混同していたかもしれません(;^_^A
脚力はほんと人それぞれ。これまでの運動経験だったり、もとから持っている素質だったり、千差万別です。自転車始めて2日目でヤビツ35分切ってしまう人もいるでしょうし、僕のように3年近く掛かった人もいるでございましょう。
なので、脚力をものさしにしてしまうと、何だかちょっとおかしなことに。僕が衰えてヤビツ45分もかかったりしたら、僕は初心者に逆戻りなのか!?とかね。変な逆転現象が起こりかねません(; ・`д・´)
ロードバイク初心者って誰だろう?
初心者は「始めたばかりの人」「未熟な人」という意味。この辞書の意味に立ち返れば、初心者と脚力を混同するのは間違いだと分かります。
僕は確かに初心者“だった”
ロードバイクを始めたばかりのころは毎回が失敗&しくじりの連続。無事、目的地に着くことすらたどたどしく、驚きとパニックと奇想天外のハプニングが盛りだくさん。
その過程でデゲメン氏が骨折したり、自転車が壊れて走行不能になったり、と、まぁ今の今までよく生きてこれたな、と(;^_^A
まさにサバイバル。生きて帰れるかがサイクリングの至上命題(今でもそうだけど)でありました(; ・`д・´)
初心者を卒業するとは?
そうしたトラブル&ハプニングを文字どおりたくさん経験したせいでしょうか。いつからか、何があっても大抵のことは驚かなくなりましたw
脱初心者は“想定外”の驚きが減ること
ロードバイクにまつわるトラブルを大体ひと通り経験し、「これがこうなったら次はこうなるな」とか「これをしたら、アレかソレが起こる可能性があるから、アアしたほうがいいかも」と、引き出しが増えてきました。
引き出しが増えるということは、それだけ「想定外」のことが減ることで、以前だったら驚いて浮足立って対処に困っていたことが、大したことでなくなり驚かなくなってきました。
そういった引き出しが増えて驚きが減る、の積み重ねが「初心者」卒業なのかなぁと、ツラツラ考えたのでありますよ、昨日、ローラーしながら。ですので、初心者であることと脚力(ドヤァ)はまったく関係ないと思うのであります。
逆に言ったら、新鮮味が減って関心が薄まる時期が脱初心者のサインなのかもしれませんw
ロードバイク初心者の卒業検定
と、ツラツラ書いてきて、じゃぁ何をすれば脱初心者やねん、おぉ(゚Д゚)!?と言われそうなので、以下に、僕が思う初心者の卒検をばw
交通ルールを知り、学び、よく守る
まずは何と言っても、交通ルール。道路標識や信号の意味をよく知り、学び、守ること。クルマの免許を持ってないと、なかなか道交法を知る機会ないでありますが、基本の基本はやっぱり交通ルールでありましょう。
「うひょ~トレイン効果(゚∀゚)」と言って、知らない人にツキイチするのはもってのほか。初心者かw あ、初心者だった(;´Д`)
どこでも行ける(輪行できる)
続いては、どこでも行ける能力。輪行でもクルマでも何でも、自分で目的地を決め、手段を決め、それを実行して、目的地にたどり着ければパーフェクト(*´ω`*)
美味しいものを食べに行こう。そこには輪行が一番アクセス良いから、輪行に挑戦してみよう! などなど、行きたいところに行くのがサイクリングの醍醐味でございます。
トラブルに対処できる
続いては、トラブル対応! パンクはその最たる例で、出先でパンクしたりするのは、いつかどこかで必ず起きるもの!
そんなトラブルに対処するスキルは脱初心者の必須スキル。もしトラブルが手に負えなかったら、別の解決策(諦めて輪行する、など)も用意しておくと、もう完全に脱初心者であります。
さらなるトラブル(事故・怪我)に対処できる
どんなに気を付けても、落車や事故は、起こるときは起こってしまうもの。重大なトラブルに対処できるスキルも・・・
あるに越したことはないけど、そのスキルを使う機会がないことを願います(;´Д`)
柔軟になれる
最後はコレ。いろいろな事情で目的地にたどり着けなかったり、当初の予定を変更しないといけないことは起こるもの。そんなとき、ワタクシの経験上、当初のプランに固執しても良いことはひとつもありません。
出先で柔軟に旅程を変更できれば、達人の領域! そのためにも、引き出しは十二分に用意しておくことが不可欠であります(;´Д`)
というワケで、自転車生活6年目で、果たして僕はロードバイク初心者を卒業できたのか!?を再確認してみたかったお話でした。大ベテランの方々の足元にも及ばないヒヨッコですし、まだまだうっかりミスしたり、あり得ないような失敗したりがありますが、何年経っても初心者のよう・・・という状態は抜け出していきたいものでございます(;^_^A
ところで、初心者の次は何だろう? 中級者って・・・? ひとつ言えるのは、脚力はいつまで経っても貧脚から卒業できません(;^ν^)グヌヌ
コメント
りんりんさん、ありがとうございます!
イベントやレースの参加は、僕もちょっと考えたのですが、購入翌日に参加することもできるなぁと思って除外してしまいました(;´Д`)
何はともあれ、必要最低限のマナーと知識がない=初心者は非常に非常に同意。
僕もうっかり「ま、いっか」と手を抜いたりするときがあるので、普段から自分の走り方、気を付けないと(; ・`д・´)
明確な基準ではなくあくまで自分が考えるレベルですが
初心者:ロードバイクに乗る上で必要最低限のスキルやマナーを身に付ける。
初級者:大抵のトラブルは自分で対処できる。
中級者:300〜500km程度のツーリングは難なくこなし、各地のイベントやレースに参加できる。
上級者:アマチュアの大会で上位入賞の常連。セミプロ。
これ以外のスキルとしてバラ完が出来れば中級者とか、
ホイールを手組み出来れば上級者とか、勿論個人差はあるでしょう。
因みに自分は初心者を脱して初級者の入り口ってところです(∀`*ゞ)
脚力は永遠の初心者ですが(笑)