ロードバイクのトレーニングってどうすればいいの!? そんな悩めるワタクシたちに、バイブルがありました! それが、皆さんご存じ、『パワー・トレーニング・バイブル』! 重厚長大にして枝葉末節まで細かく解説した『パワー・トレーニング・バイブル』を読み進めていたら、なんと、僕はボブでした(´_ゝ`)
『パワー・トレーニング・バイブル』によると俺はボブ
パワートレーニングの概念や用語の定義、機材の解説など、まさにパワトレを網羅している『パワー・トレーニング・バイブル』。その中に、架空の人物をモデルにした事例がありました。
ボブ・ライダー氏の場合
その中のひとつが、架空の人物ボブ・ライダー氏。5秒、1分が驚くほど弱く(失礼!)、5分は良くって、FTPはそこそこなボブ。
それなのに、自転車にのめり込んでしまったらしくて、さぁ大変。『パワー・トレーニング・バイブル』も「明らかに筋肉のパワーがない」と包み隠さず、ストレートにダメ出ししています。
ハンター・アレン(著者)ひどいw でもボブ諦めない。エラい子、ボブ(*´ω`*)
お、おれがボブだとぅ!?
あれ、でもちょっと待って。このボブ氏のパワー・プロフィール、どこかで見たことありません!?
そうです。超短時間にめっぽう弱く、時間が長くなるほど何とか踏ん張れるこのパワー・プロフィールの持ち主は・・・
ワタクシ改めボブことborikoの練習メニューby『パワー・トレーニング・バイブル』
『パワー・トレーニング・バイブル』がご丁寧にもボブの練習メニューを考えてくれています。僕もボブなら、この練習メニューがいいはず!?
ボブ=俺の弱点をオサライ
練習メニューに入る前に、弱点のおさらい。本当は「疲労プロフィール」という非常に重要なテストをしないといけないのですが、そこは華麗に割愛(´_ゝ`) 詳しくは『パワー・トレーニング・バイブル』をご覧ください。
んで、ボブ(=ワタクシ)の弱点を見ると、「苦手分野」として瞬発力、無酸素が平均以下、筋力が平均以下とあります。
ますますボブに親近感を覚えてきました(*´ω`*) もう他人とは思えません。まさか、海の向こうに生き別れたきょうだいがいたなんて(゚Д゚;)
ボブの練習メニューがすごい(◎_◎;)
そんなボブことワタクシのために用意された16週間(4ヵ月)のFTP強化トレーニングメニューがこちら。
LT-W1とかNP-W3とか用語は後述するとして、うへぇ、みっちり(゚Д゚;)
こうやってカレンダーで練習メニューが列挙されると圧倒されますな。週末含めて週5で乗っている人はだいたいボブのカレンダーのようになりますが、ほんと、自転車一辺倒。
ボブの家庭は大丈夫だろうか。何だか心配になってきました。。。(-_-;)
ボブの練習で振り返る我が練習メニュー
ボブへの親近感を育みつつ、では、具体的にボブはどんなことをやっているのでしょう!? 用語をいくつかピックアップしてみますと・・・
平日1時間半の練習メニュー(◎_◎;)
例えば、第1週の木曜日にある「LT-W1」という練習。どんなメニューかというと、うへぇ、ボブやるね(; ・`д・´)
巻末資料に練習メニューの詳細がまとめられています。それによると、「LT-W1」という練習は10分のFTP80~90%走に続いて10分のFTP以上を2本というメニュー。〆て1時間半という、なかなか・・・というか、かなりハードなメニューであります(; ・`д・´)
NP-W3はもっとハード(;´Д`)
さらに、例えば、第2週の水曜日にある「NP-W3」というメニュー。1時間のテンポ走(FTP76-80%)という緩さながら、3分ごとにガチダッシュを織り交ぜるというもの。
( ,,`・ω・´)ンンン? このメニューって、ちょっと弱い「りょうさん練」じゃん(; ・`д・´) 「りょうさん練」はテンポの代わりにL4だから、キツさは段違いだけど、ボブ、これやるの!?
てことは、僕もやらないといけないの!? 「りょうさん練」キツクて逃げてたのにwww
『パワー・トレーニング・バイブル』を読み込もう
ぐぬぬ、ボブが一生懸命やるなら、僕もやるしかないじゃない(; ・`д・´) ボブの16週間のメニューの最後なんて激ハードだし、いかに僕の練習が温かったか分かってしまった(;´Д`)
14~16週間後のツールド宮古島&富士ヒルめざして!
ちょうど今週が、ツールド宮古島まで14週、富士ヒルまで16週なのです。ということは今日から、今からボブ練を始めれば、僕もボブになれるかも!
なんだ、希望が湧いてくるじゃありませんか(゚∀゚)
ヤビツのタイムがまったく出なくなったり、練習で千切れたりしたからって、落ち込んでいる場合ではありません。今は弱くても、時間をかけて、本番で最高のパフォーマンスを出せるようになればいいのです。
今年はすでに諦めていた富士ヒル・シルバーも、ひょっとしたら手が届くかも!?
以上、ボブの練習を読んだだけで練習した気分になったワタクシは、現実を直視しない愚か者です(´_ゝ`) なお話でした。さすが『パワー・トレーニング・バイブル』は情報満載、奥が深い! 誤植を見つけるのも楽しさのひとつ(´_ゝ`) しっかり読み込んで、自分の練習に活かしていきましょうぞ!
コメント
イカやろうさん、ありがとうございます!
おぉ、なんと、ほとんど同じようなパワープロフィールですね!(イカやろうさんのほうがPWR高いようです)
>これまでの練習内容の比重が大きいと思うんですよ。弱点の克服ってつまるところ、いままで練習できていないところを練習することだと思います
これはまさにおっしゃる通りで、非常に痛感しているところなんです。
短時間・高強度や高強度~L4を繰り返すインターバルは、とことん避けてきた成果が今出ているんだと思います(;^_^A
練習してないことは本番でできるわけですし、それこそ「ある日を境に急にできるようになる」わけでもないので、コツコツやってまいります・・・。
僕も華(!?)の40代でありますで、お互い故障に気を付けて、ぜひぜひ一緒に楽しんでまいりましょう(=゚ω゚)ノ!
ちょうど先週からパワーメーター(左側のみ)を導入し、TrainingPeaksの無料期間でログを可視化してみたところ、私は5秒が12.3倍、60秒が5.7倍、5分が4.8倍、FTPが4.2倍でborikoさんととてもよく似ているパワープロフィールでした^_^;
つまり、私もボブのようです。パワートレーニングバイブルは読んだことありませんが、ボブのトレーニングを見ると、私にはとても遂行できそうにない、年齢(40代)を加味すると故障を誘発しそうな内容です。
ボブの長所を考えると、ヒルクライムやエンデューロに向いており、逆に苦手分野はクリテリウムとか平地なのかなと思え、私の体感的ともマッチします。
ツールド沖縄やニセコクラッシックでいい成績を残すために、弱点を克服するのもひとつの手かなと思いますが、今の手持ちの長所でどう有利に展開するか考えるほうがいいのではないかなぁと、個人的には思います。
パワーメーターで脚質がパワープロフィールで可視化できてともてありがたいですが、そもそもそのような脚質になっているのは先天的な要因もあると思いますが、これまでの練習内容の比重が大きいと思うんですよ。
弱点の克服ってつまるところ、いままで練習できていないところを練習することだと思います、苦手だったりそういう理由で。それがある日を境に急にできるようになるのは難しいのではないかなぁと思います^^;
1ボブとして、borikoさんの5秒、1分のパワーが向上することを期待をこめて応援しています。