ではでは振り返ってまいりましょう、2019年上半期のワタクシ的最大目標レース「ツールド宮古島2019」136kmカテゴリー(`・ω・´)! どこまで集団に食らいついていけるのか、秋の「ツール・ド・沖縄」に向けた大事な大事なテストになる「ツールド宮古島2019」のレポートをお届けします!
ツールド宮古島136kmカテゴリーに出走
エントリーしたのはツールド宮古島136㎞カテゴリー! ロードレースでこんな長距離を走るのは初めて(゚∀゚)! 不安とワクワクとでレース前から大層盛り上がっておりました(*´ω`)
ツールド宮古島136kmをポイントごとに紹介
ツールド宮古島136kmのコースは上図のとおり。宮古島を2周するコースで、1周目の①~⑤の順に説明してまいりますぞ(゚∀゚)!
では、いざ出発! ツールド宮古島2019!
①いざスタート! ツールド宮古島136km
さぁさぁ、まずはスタートから! 136kmはエントリーが約160人! 一体どんなレースが待ち受けているのか!?
不安と興奮が入り混じるスタート
朝7時、号砲とともにスタートした136㎞カテゴリー! 見るからに速そうな人ばかりで、スタート前から「どこまでついていけるだろうか」と不安が漂いますが、始まってしまえばそんなのはどうでもいいのです(`・ω・´)
問答無用、死ぬ気で付いていくのみ! 特に、宮古島の南側、海宝館(図でいうところの④~⑤)以降の強烈なアップダウンでどこまで残れるかを、今回のレースで是が非でも確認してみたいのです!
凄まじい集団効果でスタートはゼロインターバル
スタートして2kmはローリングスタート。この時点からすでに凄まじいスピードレースになる予感を感じます(; ・`д・´)
有難かったのは、強烈な追い風がプラスされた集団効果が凄かったこと。JBCFとかとは異なり、後ろにいてもアクチュアルスタート時の加速はほぼ感じません。とても穏やかなスタートで、身構えていた緊張感がちょっと和らぎましたε-(´∀`*)ホッ
対向車両はそれほど恐怖感がない
さて、このツールド宮古島、事前情報でちょっとビビっていたのが「片側のみ封鎖」であること。対向車が普通に走っている状態でのレースなのです(; ・`д・´)
んで、実際走ってみると、確かに対向車がやってくるw んが、集団の皆さんがしっかり声掛けをしてくれて、対向車も減速してくれて道を譲ってくれて、恐怖感はほとんどありません。
「これなら、車との接触事故はよほど自転車がはみ出さない限り大丈夫だな」と、ここでもひと安心ε-(´∀`*)ホッ
②スタートから10km! オレのツールド宮古島\(^o^)/オワタ
スタートから理路整然としていて、怒号もなく、しっかり注意喚起の掛け声もあって、「すごい密集の集団だけど、想像していた以上に安心して走れそう!」と思ったときがありました(´_ゝ`)
40~45km/hで走行中に集団落車発生(◎_◎;)
スタートしてすぐは、追い風と集団効果と皆さんのフレッシュな脚が相まって、まぁ速い速い。120Wも出てないのに47km/hとかの速度で、集団で走るメリットをたっぷり享受しておりました(*´ω`)
と思った矢先の10kmちょい地点で、僕のちょうど左斜め前で道路左端を走っていた人が 突然右へダイブ(; ・`д・´) 前走者とハスったのか道の凸凹に車輪を取られたのか、横に走っていた人全員とその真後ろにいたワタクシを薙ぎ払って落車(;´Д`)マジカ。。。
僕は何とかズザーするのは免れたものの、吹っ飛んできた自転車かボトルか何かが前輪ホイールに当たり、スポークがバッキリ折れてしまいました。。。
メカニックに交換ホイールを貸してもらえた!
不幸中の幸いだったのは、激しく落車した前の3人は、動けない様子ではなく、どうやら大丈夫そう。自力で歩道のほうに避難できていて、本当に良かったε-(´∀`*)ホッ
さらに、僕にとって有難かったのは、すぐにメカニックがやってきて、壊れた前輪を交換していただけたこと。
「開始20分も経ってないのに僕のツールド宮古島が終わってしまった・・・orz」とガッカリしていたところに、この救済、本当にありがたい(´;ω;`)ウッ…
③オレのツールド宮古島は終わっちゃいないぞ!
ホイールを交換してもらって再スタート! 幸いなことに、ロスした時間は3分くらい。運が良ければ追いつけるか・・・(; ・`д・´)
集団はやっぱり遥か先・・・
落車地点から再スタート! 当然ですが、集団は影も形も見えず、先ほどの落車の影響かポツリポツリと単独走になってしまった人たちがいるばかり。
しかも、宮古島の東側(上図の③)は強烈な向かい風区間で、まさに逆風甚だしいw
ようやく小集団を形成
もともと遅い平坦に追い打ちをかけるような強烈な向かい風を浴びながら、何人か抜かしていると、おぉ、後ろについてくれて、さらに先頭交代もしてくれる人が! まさに救いの神(゚∀゚)!
ちょっと話をしてみたところ、レース1ヵ月前に手首を骨折してしまったそうで、ギアチェンジにとても難儀している様子(;´Д`) でも、上りは僕より全然速かったので「怪我さえなければ・・・」という方とひたすら2人で先頭交代(゚∀゚)!
ご一緒できて本当に有難かったなぁ・・・ところが、僕が道を間違えるという痛恨のミス(◎_◎;) そこでペースが乱れてしまって本当に申し訳ありませんでした(;´Д`) ルート、もっと頭に叩き込んでおかなければいけなかったorz
④74㎞カテゴリーに追いつかれる
その後、宮古島の最南端、海宝館付近で136kmカテゴリーから10分遅れでスタートした74kmカテゴリーに吸収。あぁあぁ、乗りたい、この集団に乗りたい!
74kmカテゴリーは見送り(千切れた(-_-;)
「ツールド宮古島」の規定で136㎞と74kmの混走はNGだそう(;´Д`) あぁあ、乗りたい、けど乗れないw
「50mくらい後ろなら、混走にはならないだろう(´_ゝ`)」と姑息な考えで距離を保って付いていこうとしたら、さすが74kmの先頭集団、めっちゃ速くて千切れてしまったw
⑤2周目は完璧なる単独走・・・
フィニッシュ地点に向けて加速する74㎞集団を見送りつつ、ワタクシは最後の周回へ。残り60km・・・長いw
地獄の100km過ぎ
2周目の最初、3~4人の集団ができていて、とても有難い(゚∀゚)! だったのですが、だんだんペースが合わずに、完璧な単独走に・・・。これがまぁツラいったらありゃしません(;´Д`)
向かい風は1周目のときよりも強く感じ、速度も30km/出ないほど。パワーに至っては、みるみる下がって、180W? 160W? えぇぇ、140Wも出ないのかい!?
100kmを過ぎ、残り30kmちょっとのところ(海宝館付近)が、もう本当にツラかった(;´Д`)
何とか走り切れたツールド宮古島!
今回の「ツールド宮古島」、目標は①集団にできる限りついていくこと、だけではありません(〃艸〃)ムフッ ②フィニッシュタイム4時間切りを目指すことも陰ながらの目標にしていました。んで、その結果はというと・・・
フィニッシュタイムは4時間10分でした((´∀`))ケラケラ
ヘロヘロになりながら、何とかフィニッシュ! 28日正午になってようやく発表された正式リザルトを確認してみましたところ、フィニッシュタイムはなんと!!
4時間10分(゚∀゚)! くっそ遅い。。。orz
聞けば、集団トップのフィニッシュタイムは3時間20分台だったそう。うひ~、落車時点の3分のビハインドが50分以上に広がってしまった。。。僕のツールド宮古島、実質足切りでござる(´・ω・`) 集団がどんなレース展開だったのか、もう少し見てみたかったなぁ。。。
地元の方の温かい応援が一番の励み
という訳で、現在の実力を遺憾なく見せつけてしまった「ツールド宮古島2019」でありました。位置取りの悪さと、あとは何といっても2周136㎞を走り切れない体力・脚力がすべてであります(;´Д`)
2周目は特にひどい状態でしたが、地元の方の応援は本当に力をいただけたなぁ(*´ω`) 声援に応える余裕が微塵も残されていなくて申し訳ない限りです。。。あの声援がなかったら、途中DNFしていたかもしれません。。。
ぜひともリベンジしたい「ツールド宮古島」
レースが2日過ぎた28日時点でリザルトが出ていない状況で、運営も本当に大変な状況だと思います。
でも、ひと言、初めて参加した者として申し上げたいのは、このレースを、大変な苦労を重ねながら、地元・宮古島の信頼と協力を得て開催してくれて、本当にありがとうございました。
痛ましい事故が起きてしまい、他にも落車が起こってしまったのは、とてもとても残念です。でも、もし、今回を乗り越えてより安全なレースになって来年も開催されるなら、是が非でも参加して、今年のリベンジを果たしたいと思います。
ツールド宮古島2019のリザルトが発表されました
この記事を書いている最中に、リザルトが発表されました。参加された方はぜひご確認あれ。
■ツールド宮古島2019リザルト http://www.powersports.co.jp/cycle/19_tourde_miyako/result.htm
以上、borikoのツールド宮古島2019レースレポートなお話でした。しっかし、僕も落車が続くなぁ(;´Д`) 来月は富士ヒル・富士国際の予定だけど、ヒルクライムとは言え、今まで以上に気を引き締めていかないといけません(; ・`д・´) 自分の身も、一緒に走る人の身も守る意識で、次戦は安全に挑みたいと思います。
コメント
たかさん、ありがとうございます!
擦過傷、辛いですね。。。どうぞ、くれぐれもお大事になさってください(;´Д`)
画像はどうぞご自由にお取りくださいませ。
宮古島、来年もぜひ開催されることを願っています。そのときはリベンジしましょう!
Borikoさん、お疲れ様です。
動画ありがとうござます。
怪我は広範囲に及ぶ擦過傷がありますが、骨には異常なく良かったなと思っています。
Borikoさんの動画のおかげで、自分がどんな状況だったかを振り返ることができました。この画像はSNSなどに使ってもいいですか?
来年また開催されたらお互いリベンジしたいですね!
たかさん、ありがとうございます!
落車の巻き込まれ、本当に災難でしたね。。。
怪我とかは大丈夫だったでしょうか???
動画は以下になります。落車シーンは22分~です。
https://youtu.be/VYZQs48jffs
はじめまして、こんにちは。
落車の画像に写っている緑のジャージの者です。
このブログを拝見して驚きました。
あの後、無事完走されたのですね。
こちらの画像があるということは動画を撮っていらっしゃったのでしょうか?
もしよろしければ、どのような状況であったのか知りたいのでアップされているのであればリンク先を教えて頂けませんでしょうか。
匿名さん、ありがとうございます!
おぉ、覚えております、もちろん覚えておりますよ!
(F10?かピナレロに乗ってましたでしょうか?)
落車から復帰した直後は、レース始まる前から脱落してしまったのが悔しくて、腹立たしくて、情けなくて、やる気がほとんど消失していました。
ちょうどそのとき、前を引いてくださったり、一緒に走っていただいたおかげで、勇気をもらいましたです。
「まだ走れるし、せっかく宮古島まで来たんだからイケるところまで追いつこう」と踏みなおすことができました。
最初に声をかけていただかなければDNFしていたかもしれません。。
本当にどうもありがとうございましたm(_ _)m
次は沖縄ですね! 今回の宮古島で、自分がとことん弱いことが分かったので、11月に向けて練習しなおします!
ぜひ沖縄でお会いできたときはよろしくお願いします!
お疲れ様でした。
Borikoさんが落車から復帰した時に、ほんの数分だけですがご一緒させて頂いた様な気がします。(赤い車体に赤いジャージを着てました)
あの時は自分より速い人と走れていい練習になりました、ありがとうございました。
人違いでしたらすみませんw
2018年ツールド沖縄140kmをぎりぎり完走した時から8kg増とはいえほとんど付いて行く事もできませんでした。。。
Borikoさんなら余程の事がないかぎり余裕を持って完走できると思います!
それではまた沖縄で!