ディスクロードの一番の「障壁」と言えば何でしょう!? 互換性のなさ?整備の難しさ?? もちろん、それらも悩みの種ですが(゚Д゚)クワッ! ワタクシにとってディスクロード最大の関門が「輪行」でした! S-Works Vengeで輪行できるの? 簡単なの? どうなの!? ディスクロード輪行、検証いたしましょう(`・ω・´)
ディスクロードで輪行しよう!
さぁさぁ、時は来たれり、輪行タイム(゚∀゚)! ベンジで遂に輪行に挑戦しますぞ!?
ディスクロードの輪行で(最低限)必要なアイテム
まずはディスクロードの輪行に必要なアイテムをおさらい~(゚∀゚)! リムブレーキのロードバイクと一緒で輪行袋とエンド金具が基本アイテム。
それにプラスして、ディスクブレーキ用のパッドスペーサーとスルーアクスルを取り外すためのヘキサゴンレンチが必要です。
ヘキサゴンレンチは携帯工具についているので十分。ということは、荷物的に「ディスクロードの輪行だから増える」のはパッドスペーサーのみでありますな。
S-Works Vengeを輪行袋にインするぞ(゚∀゚)!
ではでは、満を持して、内心(ブレーキ壊したらどうしよう・・)とめっちゃドキドキしながら、S-Works Vengeを解体してみましょう( *´艸`)
①ディスクホイールを外す!
最初のステップはホイールを外すことから! ここで早速にヘキサゴンレンチの出番です。
ほぇぇ、ほんとネジみたいになってるのね(@_@;) 重さ計るの忘れたけど、結構しっかりした造りです、スルーアクスル。
②ディスクブレーキにパッドスペーサーを挿入!
ホイールを外したら、すぐ忘れずにパッドスペーサーをディスクブレーキに噛ませます! パッドスペーサーを使わないと、万が一ブレーキレバーを握ってしまったとき、パッドが閉じて戻らなくなってしまうんですって(@_@;)
閉じてしまったパッドをこじ開けるのは大変だそう。なので、くれぐれも、くれぐれもこのパッドスペーサーを忘れないようにしなくては(; ・`д・´)
③エンド金具を取り付ける!
続いてはエンド金具の取付! 用意したのはタイオガのスルーアクスル対応エンド金具(樹脂製?)で、まぁゴッツい、デカい(;´Д`)
チェーンの間に通す棒に、エンド幅に合うようネジをクルクル回してフィットさせる仕組み。ベンジのエンド幅は142mmなので、「142」というメモリのところまで回して長さを調節します。
エンド金具の固定は元からついていたスルーアクスルを使用。締め具合にもよるけど、結構ガッツリ固定できて良い感じ(*´ω`)
④eTapのバッテリーを外す!
ここで忘れてはいけないのがeTapのバッテリーを外すこと。ショップに教えていただいたところによると、eTapは加速度センサーで起動するそう。なので、バッテリーを付けっぱなしにして電車に乗ったりすると、電源が入りっぱなしになるんだそうな(@_@;)
輪行先でeTap使おうと思ったら電池切れ・・・。という事態にならないよう、念には念を入れてバッテリーを外しておきます。
S-Works Vengeで輪行できた(゚∀゚)!
上記の手順で輪行は無事完了! やればできるじゃん(゚∀゚)!
要する時間はプラス5~10分
ベンジでの初輪行ということで、めちゃくちゃ時間がかかったのは公然の秘密(;^_^A ただ、作業的にプラスアルファになるのはスルーアクスルとブレーキの取り扱いだけなので、慣れてくればそんなに時間はかからない、かも!?
おそらく通常のリム車の輪行にプラス5~10分もあれば組み立てできるかしらねん??
ディスクロード輪行で気を付けるべきことは!?
最後にまとめ! ディスクロード輪行だからこそ特に気を付けるべきことは!?
①ブレーキ! スペーサーを忘れずに。これ絶対。
②eTap限定ながらバッテリーを外す。
・・・これくらいかなぁ。今のところ、エアをかむとかの不具合は経験していません。ブレーキの干渉とかもなし。後輪の取り外し・取付が、シマノと勝手が違ってやや苦戦中、くらいかしら。
ディスクローターとフレームの保護のために、ローターにカバーかけるかどうか。。。飛行機輪行ならいざ知らず、通常の電車輪行なら気にしなくても良さそうに思えます。。。
輪行はどうしても傷がついたりしちゃうので、それはもう仕方ない。それよりも、ディスクロードで輪行できることが分かって嬉しい限り(*´ω`) いっぱいベンジで輪行経験を積んで、もっと手際よくパパっと組み立てられるようになろうそうしよう(゚∀゚)!
以上、初めてのディスクロード輪行体験! S-Works Vengeをばらしてみた!なお話でした。東京はだんだん静かになってきていて、世間様も夏休みに入りつつあるでしょうか!? 今年の夏はどこへ行こうか、今から楽しみでありますな(*´ω`)
コメント
たかにぃさん、ありがとうございます!
僕自身、「ディスクロードは輪行が大変!」「ブレーキ効かなくなる!」とウワサ先行で捉えておりまして、とても戦々恐々でした。
でも、実際に挑戦してみると、仰るように杞憂だったことが分かって、胸をなでおろしていますε-(´∀`*)ホッ
エア噛みの対処方法も教えてくださり、ありがとうございます。
ツールドおきなわは逆さにして輪行しなければいけなくなるので、何としても、対処できるようにならなくては(`・ω・´)
匿名さん、ありがとうございます!
ローターのカバーは、正直いまも悩み中であります。
曲がると聞いたことありますし、輪行時に誰かに当たって・・・となるのは一番避けたいことであります(; ・`д・´)
まだ3回しか輪行してないので、これから先どんなことがあるか分かりませんが、
ブレーキの取り扱い以外は、今のところ普通の輪行と変わらないかなぁと感じております(*´ω`)
ずっとディスクロード使ってますが意外に輪行楽ですね。結構倒立横で輪行や車載しています。
ローターはブレーキ力を受け止める強度があるから簡単には曲がらない、回転中指を縁に押しあてて止められる位面取りしてあるから物に当たっても大丈夫、きっちり組んであればエアも噛まない…古いバイクで噛んでも組み立て後にブレーキホースの方向合わせてレバーニギニギすればすぐに復活する…ってことで、巷で言われているネガティブ要素は大概杞憂に過ぎないと思います。
ディスクローターによる輪行袋切断も有りますので、ローターの径に合ったカバーも要りますし、
輪行時にローターが変形もするかもなのでその工具も要ります
また、メーカーや型番にもよりますが「エア噛み」も有り得ますのであまり逆さまでバラシや組付けその手の輪行袋はハイドロの場合はよくないかと?
あと、カーボンフレームはグレードや年式にもよりますが
走っている状態での力配分で厚みを変えているので、輪行時の破損もかんがえなければならないのでは?
特に軽量モデルはエンドなどの破損例が多い(カーボン一体形成モデルなど)ので、その事例なども調べてみては?