脅威の完走率50%以下(@_@;)! ツール・ド・おきなわ2019 市民レース140マスターズを振り返る

ツールおきなわ市民レース140マスターズを振り返る!
ツールおきなわ市民レース140マスターズを振り返る!

ではでは振り返ってまいりましょー、我が初めての「ツールドおきなわ」(゚∀゚)! 完走率50%を切る、超駆け足ロングレースを動画のキャプチャー画像と要所要所のデータとともに振り返ります! 「ツールドおきなわ 市民レース140kmマスターズ」、めっちゃキツカッタ(´_ゝ`)

※長文注意。記事の最後にパワーデータと全行程の動画もあります。

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ツールドおきなわ市民レース140㎞の当日の準備

まずは絶対忘れてはいけない当日の準備について。参加の意思表明しないとせっかく走っても失格になりますのねん(; ・`д・´)

出走記録票をお忘れなく

絶対忘れてはいけない出走記録票
絶対忘れてはいけない出走記録票

140㎞(と100km)を走るにあたって、決して忘れてはいけないのが、ゼッケン引換券についている「出走記録票」。これが出走サインと同じ役割を果たし、これを出さないと走っても失格になりますの。

補給食はスタート地点にコンビニあるし、空気入れや工具も最悪誰かに貸してもらえるかもですが、「出走記録票」だけは替えが効きません。決して忘れてはいけない(; ・`д・´)

朝の国頭村は寒い

11月の国頭村の朝は寒かった
11月の国頭村の朝は寒かった

出走記録票と並んで要注意は、国頭村の気温。朝、めっちゃ寒くて震えたw ウィンブレがあればしのげるくらいだけれど、待機時間を考えると、半袖ジャージだけでは凍えちゃう。

荷物預けにするか、ポケットに入れるかしてでも、ウィンブレは必須でありました。

補給食は事前準備がベター

140㎞で用意した補給食。アスリチューンにアミノバイタルプロを混ぜてはいけない(;^_^A
140㎞で用意した補給食。アスリチューンにアミノバイタルプロを混ぜてはいけない(;^_^A

最後に気を付けるべきは補給食。この日このときのために、フラスクボトルをゲット。フラスク1個につきアスリチューンのカフェイン味を3本ねじ込み、アミノバイタルプロも3袋ミックス。

このフラスクを2個とスポーツ羊羹3個で、合計950kcalほど。スポーツ羊羹は1本しか食べなかったので、実際には700kcalくらいを走りながら摂取した感じでしょうか。

ツールドおきなわ市民レース140㎞マスターズを振り返る① 普久川の上りまで

ではでは行きましょう、140㎞の旅路へ! 市民レース140㎞マスターズ全行程をテキストで振り返ります!

スタートはいつも怖い

ツールドおきなわ市民レース140㎞マスターズ、いざスタート!
ツールドおきなわ市民レース140㎞マスターズ、いざスタート!

クンホリ先輩ほか皆さんが出場した140㎞オープンから10分後の9時27分、我らマスターズもスタート。「よーいドン」のリアルスタートで、皆さんビュンビュン(; ・`д・´)

トンネル、視界が急に悪くなってぶつかりそうになる
トンネル、視界が急に悪くなってぶつかりそうになる

アイウェアのせいでトンネルで視界が極端に悪くなったりして、スタートがとにかく怖い。あっという間に最後尾らへんに後退(;^_^A

遂に来た、普久川の上り1本目

1本目の普久川の上りに突入
1本目の普久川の上りに突入
300W、4.6倍ではついていけない
300W、4.6倍ではついていけない
あっという間に集団が見えなくなってしまいました
あっという間に集団が見えなくなってしまいました
普久川の上りは5倍以上が最低条件か
普久川の上りは5倍以上が最低条件か
普久川の上りのKOM地点
普久川の上りのKOM地点

気持ちよく最後尾になったところで、最初にして恐らく最後の勝負の分かれ目、普久川ダムの上りに突入! 緩斜面が段々に連なることもあって、とにかく速い。そして、通常のヒルクライムレースと違って、とにかく最初から全開(; ・`д・´)

先頭集団が見えるところまで何とか順位を上げたのだけれど、10分過ぎから距離が縮まらなくなり、なは~、THEエンド/(^o^)\

1本目の普久川の上りのストラバデータ
1本目の普久川の上りのストラバデータ

1本目の普久川ダムの上りのタイムは19分32秒、285Wで4.45倍。ベンジが動画機材やパンク修理キットやら全部盛りで8.5kg超えていたことを加味しても、先頭集団は17分切るか18分ちょい、5倍以上が最低条件でしょうか(; ・`д・´)

奥の上りはペース走で

おぉ、大磯クリテでZAPPEIがお世話になっているウォークライドの山根社長では!?
おぉ、大磯クリテでZAPPEIがお世話になっているウォークライドの山根社長では!?
山根社長と前の集団を追走
山根社長と前の集団を追走(キツカッタ)
何とか奥の上りで前の集団に合流
何とか奥の上りで前の集団に合流
奥の上りが一定ペースで助かった
奥の上りが一定ペースで助かった

続いては豪快なダウンヒルとアップダウンを乗り越えて奥の上りへ。ここでウッカリ前の集団に追いつこうと脚を使ってしまい、疲労をプラス。奥の上りで合流した集団が一定ペースで走ってくれていたのが助かりましたε-(´∀`*)ホッ

奥の上りのストラバデータ
奥の上りのストラバデータ

奥の上りは11分21秒で249W、約3.9倍

今回一番キツかったド平坦(; ・`д・´)

宮古島で助けてくれた赤いF8さんと奇跡の再会(@_@;)
宮古島で助けてくれた赤いF8さんと奇跡の再会(@_@;)

奥の下りで、宮古島でご一緒した赤いF8さんとビックリ遭遇! 覚えていてくださって嬉しかったなぁ。偶然再会できたことで、めっちゃ力が湧いてきました(*´ω`)

西側の平坦がヤヴァイ、苦手な香りがプンプンする
西側の平坦がヤヴァイ、苦手な香りがプンプンする
今回のおきなわで一番ツラかったのがこの平坦
今回のおきなわで一番ツラかったのがこの平坦
ツラすぎて微妙にツキ切れしちゃう。。。
ツラすぎて微妙にツキ切れしちゃう。。。

んで、島の西側のド平坦へ。ちょうどこのときコミッセール(?)から「先頭まで1分40秒」と聞こえたような?? それに呼応するかのように、集団が大加速。

ヨナまでの平坦のストラバデータ
ヨナまでの平坦のストラバデータ

ただでさえ苦手な平坦。後ろについていてもツキ切れしそうで、今回の「ツールドおきなわ」で一番キツかった(;´Д`)

2本目の普久川で脚が終わる

2本目の普久川に突入
2本目の普久川に突入
脚が終わってついていけない(◎_◎;)
脚が終わってついていけない(◎_◎;)

そして2本目の普久川の上りにカムバック。同じマスターズの皆さんについていくけど、とにかく平坦のダメージが抜けきらない。あぁぁ、千切れてく~(;´Д`)

ロードロのナナセさんグループと遭遇
ロードロのナナセさんグループと遭遇
1回目の給水地点
1回目の給水地点

と思ったところで、140㎞オープンに出ていたロードロのナナセさん集団に合流。千切れかける一番キツいところだったので、会話が頭に入らず、そのままマスターズからもナナセさんからも千切れてしまったw

2本目の普久川の上りのストラバデータ
2本目の普久川の上りのストラバデータ

2本目の普久川は21分50秒で240W、3.75倍。物凄いタレッぷりであります(;´Д`)

ツールドおきなわ市民レース140㎞マスターズを振り返る② 学校坂~ラストまで

2本目の普久川の上りでマルッとキレイサッパリ、スッカラカンになった訳ですが、うふふ、レースはまだ70㎞以上も残ってますのん(*´艸`*)

学校坂はヘロヘロ

いよいよレースは後半戦。あと70㎞・・・
いよいよレースは後半戦。あと70㎞・・・
学校坂がキツい(;´Д`)
学校坂がキツい(;´Д`)

2本目の普久川を過ぎると、140㎞のオープンや100㎞など、いろいろな人がいます。カテゴリー混成で突入した学校坂は・・・

う~ん、もう力が出ないよぅw 206W、3.2倍で20分もかかる地獄絵図であります(;´Д`)

140㎞オープンの集団に合流

ナナセさんグループに再合流
ナナセさんグループに再合流
140㎞オープンの集団に乗せてもらう(ほぼ最後まで)
140㎞オープンの集団に乗せてもらう(ほぼ最後まで)

学校坂をクリアすると、はるか前に大きな集団を発見。このまま単独だと完走できないと思い、何とか合流すると、おぉ、先ほど置いていかれたナナセさんたちではありませんか(@_@;)

あぁ~良かった、追いつけて。これ以上単独で走っていたら消耗し過ぎになるところでした。。。

僕のマスターズが終わった(;´Д`)

マスターズの皆さんが加速していく。。。
マスターズの皆さんが加速していく。。。

ナナセさんの集団はとても大きく20人ほどはいたでしょうか? しかも、疲れ切った脚に優しい、ちょうど良い強度。上りもアゲないし、とにかく一定。

ふと周囲を見ると、普久川の上りで千切られたマスターズも何人かいらっしゃる。「マスターズが前に出たら僕も追いかけよう」と心の中で思いつつ、様子を伺っていると・・・。

2回目の補給を過ぎた上りでマスターズの皆さんがペースアップ。あっという間に距離が開いていきます。一方の僕は・・・上げられないorz

無念、ついていけない。。。

羽地ダムの上りが凄かった

羽地ダムの上りに突入
羽地ダムの上りに突入
羽地ダムの最初の上りをクリアするところ
羽地ダムの最初の上りをクリアするところ

ほとんど体力がスッカラカンの状態でいよいよ最後の羽地ダムへ突入。ナナセさんグループも脚が残っているのはどうやら4~5人か。

羽地ダムの最初の上りのストラバデータ(このあと盛大にタレる)
羽地ダムの最初の上りのストラバデータ(このあと盛大にタレる)

「橋は怖いなぁ・・・」と考えながら淡々とトンネルまでの上りをクリア。6分53秒、218W、3.4倍。

トンネルを右折すると、まるでジロデイタリア!
トンネルを右折すると、まるでジロデイタリア!

トンネルを右折したら、まぁ凄かった! まるでツールドフランス、ジロデイタリア(@_@;)! 夢のようなところを走っております。 ヘロヘロで(´_ゝ`)

ジャスコ坂で虚無になる

最後の関門を通過! あとはゴールするのみ!
最後の関門を通過! あとはゴールするのみ!

羽地ダムの上りで集団は完全に崩壊。ナナセさんほか脚がある数人が先行し、僕は単独走に。最後の関門を通過し、本当にあと一息、もう一息。

ジャスコ坂手前の平坦を誰かを引き連れて走る
ジャスコ坂手前の平坦を誰かを引き連れて走る
ジャスコ坂に突入
ジャスコ坂に突入
ジャスコ坂のストラバデータ
ジャスコ坂のストラバデータ

羽地ダムの下りで誰か後ろについてきたので、最後まで引き倒す気持ちで全力(160W)で前を引き、ジャスコ坂もクリア。1分38秒、218Wで3.38倍

完走、完走したぞ、ツールドおきなわ市民レース140kmマスターズ

あぁ、マスターズの方に抜かれた(;´Д`)
あぁ、マスターズの方に抜かれた(;´Д`)

名護の市街地に戻ると、羽地ダムで抜かしたマスターズの方が猛烈なトレインで追い抜き。僕も49km/h出ていたので、60km/h近く出ていたのでは!?

ゲートが、おきなわのゲートが見えてきた!
ゲートが、おきなわのゲートが見えてきた!

その後も単独はずっと変わらず、ホームストレートへ。ああぁあ、ゲートが、ゲートが見える!!!

やった、やった!! 遂に、遂にゴールしたぞ!!!

フィニッシュした瞬間、嬉しくてつい叫んじゃったw

データで見るツールドおきなわ市民レース140㎞マスターズ

という訳で、もう感無量。言葉もありません。ツールおきなわ140㎞マスターズ、走り切ったぞ~!

4時間28分のパワーデータ

ツールおきなわ市民レース140マスターズ 4時間28分のパワーデータ
ツールおきなわ市民レース140マスターズ 4時間28分のパワーデータ

正式リザルトは4時間28分1秒で62位でした。その内訳的なパワーデータはこんな感じ。

TSS、310しかないのか!? IFも0.83で、それでこんなにキツいとは・・・。数字だけ見るとズイフトの3時間レースと似ていますな(;^_^A

140㎞の時間別パワーゾーン
140㎞の時間別パワーゾーン
ツールおきなわ市民レース140マスターズのMMP
ツールおきなわ市民レース140マスターズのMMP

時間別パワーゾーンは、まぁとても均等。Z2、3、4、5+6でそれぞれ各40分ちょい。今回のようなコース、走り方だと、こういう分布になるのか、なるほどとても勉強になります

予告どおりボロ雑巾になれて最高だった

フィニッシュしたら動けなくなりました(´_ゝ`)
フィニッシュしたら動けなくなりました(´_ゝ`)

という訳で、予告どおり(!?)しっかりボロ雑巾になってまいりました、ツールおきなわ140kmマスターズ! あぁあ、あの場所を走れて、走り切ることができて、ただただ感動(´;ω;`)ウッ

ご一緒させていだいた皆さん、これまで応援してくださった皆さん、道中、温かい励ましをくださったり声を掛け合った皆さん、本当にありがとうございました。

無事、無事、今年の一番の目標を達成することができました・・・

うわ~ん、嬉しいよう ゥヮ―。゚(PД`q*)゚。―ン

以上、ツールおきなわ市民レース140kmマスターズ、無事完走できたぞ~!! なお話でした! まだ余韻から覚めない! やヴぁい、おきなわw 早くも来年出たくなってますw あと1年でどこまで伸ばせるか、楽しみなんじゃ~www

ツールおきなわ市民レース140マスターズの動画

コメント

  1. boriko より:

    Booさん、ありがとうございます!

    ほんと、仰るとおりスリップストリームに入るところが下手過ぎて、無駄足のオンパレードでした(;´∀`)
    高速域(40~50km/h台)も練習しないと、あっという間に消耗してしまいますね。。。

    2本目の普久川の上りで千切れて悔しいでふ。。。orz

  2. boriko より:

    つちやさん、ありがとうございます!

    やったりましたよ~(゚∀゚) 「完走目標」という低みながら、目標達成は達成ですw
    ヒルクライムとは全然違いますです、もう序盤から全開でいかないと一度千切れたらだいたい終わり。
    その意味では(強度の上げ下げ的に)ズイフトレースと同じだと思います。

    ただ、ご指摘のようにスキルの部分が全然違って、ズイフトで速くてもロードレースで速いとは限らない(むしろ下手で危険)かも!?

    おきなわ、めっちゃ楽しかったです(*´ω`)
    僕も来年は、また富士ヒル頑張りたいと思うので、ぜひぜひヒルクライム指南、よろしくお願いします!

  3. Boo より:

     2回目の普久川まで一緒に走った者です。
     ヨナまでの平坦が辛かったとのことですが、動画を見せていただいたところ、もっと車間を詰める、前走者のまっすぐ後ろに隠れるように走れば、もっと楽に走れますよ。
     この平坦で回復できれば、2回目の普久川で千切れることはなくなります。
     せっかくのラインレース、無駄足使ってしまっては勿体ないと思い、コメントさせていただきました。
     

  4. つちや より:

    お疲れ様でした!
    スゴイですね
    ロードレースは出たことないのでよくわかりませんが記事を見る限りヒルクライムレースとは全く違うものですね
    集団意識しながら出すとこ休むとこ工夫しないといけないようで大変ですね
    パワーよりもレース慣れとスキルの方が大事なのかもしれませんね
    zwiftレースと本番はどういう違いがあったのか?
    結構強豪レーサーの方も本番意識しながらやっている人もいるようですしそのへんも気になります
    ヒルクライムレースではないとはいえVENGEはもう少し軽量に出来なかったのか?も気になります
    今年エアロロードは飛躍的に流行りましたから走り面の部分と重量面のところも実際乗っている人の感想は聞きたいですね
    頑張った結果が出るからレースはやめられないですよねぇ

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