『弱虫ペダル』の最新刊、早速買って貪るように読み終えてビックリ。テレビで観たロードレースの展開になってる(一部で「ロードレース“風”」と言われているらしい・・・)!
ご他聞に漏れず、僕のロードバイクライフは『弱虫ペダル』とJスポーツにお世話になりっぱなしですから、目下勉強中のロードレースの展開をオサライしてみるのであります。間違ってたらゴメンね
サイクルロードレースの肝は長い距離!
サイクルロードレースをテレビや実際に見てつくづく思いますが、距離が長い! 160km以上は当たり前(むしろ短いくらい?)。長い距離で序盤や中盤、終盤、山岳ポイントやスプリントポイントで削り合いをやってくんです。
複数日にかけて行われるステージレース
自転車を知らなかった頃の僕でも知ってたツールドフランス。ジロデイタリア、ブエルタアエスパーニャと併せて「グランツール」と言います。
グランツールは3週間とかの超長丁場ですが、1週間くらいのステージレースもあります。この前観戦したツアーオブジャパンもステージレースってやつですね。
1日で勝者を決めるワンデーレース
これは、Jスポーツを観始めて知りましたw 1日で終わるからワンデー。クラシックレースとも言います。カンチェラーラすっげー!な「パリ-ルーベ」とかが有名。グランツール前の春先に集中してる感じです(一部は秋にも開催)。
最初は謎だったレース展開
サイクルロードレースを観始めて最初に謎だったのが、「逃げ」や「集団」といったレース展開でした。
「逃げ」ってなんだ!?
「逃げ」というのは、文字どおり集団から抜け出して、レースの先頭をいく人(たち)のこと。「逃げる」理由はポイント目当てだったり、目立ちたかったり(!?)とさまざまなようですが、要は「勝利」をめざしてるんですね。
「集団」は何してるんだ?
「集団」はペロトン(Peloton)とも呼ばれ、まぁホント単なる集団です。エースと言われる人たちがいたり、チームでまとまってたり、レース序盤から中盤までは結構和やかだったりと、ホント不思議。「逃げた」人たちがいるんなら、早く追いかけてつぶしちゃえばいいのに。
ちなみに「ペロトン」という言葉は、海外のサイクル情報でかなり出てきます。特にアームストロングをはじめとしたドーピング関連の話題でよく登場してまして、ニュアンスとして「自転車選手の総称」みたいに使われていました。
なぜ「集団」はすぐ「逃げ」をつぶさない!?
さて、なんで「集団」は「逃げ」を放置するんでしょう? トットと捕まえちゃえばいいじゃない? そうすれば、「逃げ切り」(集団から見たら「逃げ切られ」)のリスクも減るでしょうに・・・。
思うにこの「集団」と「逃げ」の駆け引きが戦略であり(集団内、逃げの中でも駆け引きがあります)、ロードレースの醍醐味のなんでしょうね!? ロードレースって、ただガムシャラに漕いでいるだけじゃ勝てないんだなぁ。
ちなみに、今回の『弱虫ペダル』がすごいロードレースみたいだと思ったのが、集団と逃げの駆け引きを書いているとこ。「吸収」からの「逃げ」とかね^^ ぜひご一読あれ。
草レースに出てロードレースの見方が変わった
今年のはじめにかけて2回、大磯クリテリウムに参加してつくづく痛感しました。ロードバイクは一人で勝つってのは、まずできないものなんですね。
個人の足には限界がある。だからチームで戦う
アマチュアのレースですから、ものすごい強い人なら一人で逃げ切っちゃう人もいるでしょうけど、それって稀。やっぱり協調していかないと、先頭集団に残ることすら難しい。それくらい足がすぐ消耗しちゃうんです。
駆け引きが最高に楽しい
なので、まるでプロのように駆け引きをするわけです。後ろすいませんとか前引きますとか、今ここで軽くアタックしたらついてこれる人はどれくらいいるだろうとか。
これがね、もうメッチャクチャ楽しいんだ^^
ホント、自分でやってみないと分かんないものです。レース出たことない人はぜひぜひ! レースイベントに参加すると、もっともっとサイクルロードレースが楽しくなりますよ! というお話でした
えっ、「大磯クリテのとき、僕はどこ走ってた?」って?
グルペット(Grupetto)ですけどなにか!?
(`・ω・´)キリッ
これも今日覚えておくべき新用語^^ いろいろ用語を覚えると今晩のドーフィネも捗りますね!
ちなみに、実際に走るとグルペットはかなりキツイです!
コメント
チコすけさん、ありがとうございます!
シャカリキ、有名ですよね~実は読んだことがなかったりして^^;)
弱虫ペダルはなぜか各方面から人気ですよね。あの影響で始めたという人は少なからずいるような気がします。
クライマーなら坂の楽しさと苦しさが全く表現できてない弱ペダより シャカリキをオススメです きっとBianchiに乗りたくなるでしょう