外出自粛で逆に脚光を浴びているZWIFT。先日もNHKで、山本幸平選手をはじめとする日本のMTBトップライダーと一緒に走れる「Rising Sun “STAY HOME” Adventure Race」が紹介されており、ご覧になった方もいるのでは?
さて、そんなコロナ禍で大注目のZWIFTですが、なんか、こうモヤっとするときが(-_-;) ZWIFTは楽しい、でもモヤっとした霧が晴れません。なぜZWIFTは、こんなに楽しいのに、モヤモヤするのか!? その原因を「Cyclying Weekly」の記事をもとに探ります。
ZWIFTは楽しい(゚∀゚)! でもモヤっとする原因
外出自粛の息苦しさを忘れさせてくれるくらい楽しいZWIFTですが、なぜモヤっとした感覚が残るのか? 「Cyclying Weekly」も同じ疑問を投げかけています。
世界選手権の舞台にもなるEレースの可能性と課題
5月12日、「Cyclying Weekly」で「How fair is Zwift racing?(ZWIFTレースは公平なの?)」という記事が掲載されました。
記事によれば、2020年のUCI世界選手権の舞台にもなるZWIFTは可能性の宝庫(゚∀゚)! その一方で、いかに「公平性」を保つかが大きな問題になっているそう。
具体的には、ZWIFTの公平性を脅かす要素として、①パワーメーター、②空気抵抗(身長・体重を含む体格:CdAに影響する)、③体重を挙げています。
事実、2019年のEレース全英選手権で勝ったCameron Jeffersはデータ改ざんによりタイトルを剥奪されたそうです。
一般市民レーサーは不正し放題!?
世界選手権のような大きなイベントは、選手を一カ所に集めて、体重・身長計測を行い、パワメ(スマトレ)も同じ機材にすることで公平性を担保できそう(初回の全英選手権で早速しましたが)ですが、さて、我らアマチュア市民レーサーはどうでしょう?
僕のパワメ正しかったかな!? 身長を計測したの、いつだっけ!? 体重、ちょっと軽めにしておこう(〃艸〃)ムフッ 誰にもバレないし、いいだろう(*`艸´)ウシシ
ZWIFTの不正を監視する組織が解散していた(@_@;)
Bカテ最底辺のborikoがチートしても誰も気づくまい(*`艸´)ウシシ でもちょっと待って! ZWIFTには不正を監視する組織があったはず!
唯一の不正監視組織ZADA/CEVAZは2019年1月に活動を停止
ZWIFTにはボランティアながら、ZADAという不正を監視する組織があったはず・・・と思っていたら、衝撃の事実を発見。
あらら、ZADA、2019年1月に活動停止を発表しているではありませんか(@_@;)
その理由が「参加者増えすぎて追いきれない」ですと(;´Д`)
The project simply could not keep up with the growth and was not properly organized to act as a governing body. 〔抄訳〕ZADAはZWIFT利用者の増加に追いつけず、管理組織として適切な機能を提供できなくなった。
ZADA/CEVA Z SHUTS DOWN PERFORMANCE VERIFICATION EFFORTS
不正防止はチームやレース主催者、コミュニティの自浄作用で・・・
不正防止機能がなくなったとは知らなかった(しかも1年以上前にw)。ZADA活動停止の記事によると、今はチームやレース主催者、参加者による自制・自浄でやっているみたいです。
しかし、参加者の自制心に頼らざるを得ないとは、なるほどこれは難しい。。。
蒸し返してしまって恐縮ですが、日曜日に参加し画面フリーズでDNFした「Ascenders Team [AsC 3.0] Ride (B)」はヒドかったw 安心安全なグループライドだと思ったのに、日本人の印象めっちゃ悪いじゃんけwww
でも楽しいからZWIFTしてしまうんだ
「Cyclying Weekly」の記事を読んで、ZWIFTは無法地帯ながら、参加者の良心の絶妙なバランスで成り立つコミュニティなのだと実感。秩序が保たれる時は素晴らしく、崩れる時はあっけない。諸行無常なり(;^_^A
それでもZWIFTは楽しい
(仮に自分が正直に申告しても)相手がチートしているかもしれない疑心暗鬼、パワメがしっかり校正されていない不正確さ、パワメがメーカー(や同じ機種同士でも)によって異なる数値を出す事実(パワメは別のパワメと比較するような使い方を想定されていない)、実走タイムとの乖離などなど・・・(-_-;)
疑い出したらキリがなく、多分ここにモヤっとする原因があるのでしょう。
でも、ZWIFTが外出自粛の息苦しさを楽しい時間に変えてくれた事実は消えません。
特に、5月3日に行われた「EMU Japan TOY Race」は本当に凄かった。インドアサイクリングの観戦で、これほど興奮したことはありません。まさに、可能性の塊! こんなにもインドアサイクリングが楽しかったとは(゚∀゚)!
そもそも、こんな安全に、時には限界まで追い込んでレースを楽しめるのはZWIFTならでは(*´ω`)
これからもZWIFT人気は続くでしょうから、ぜひとも公平性・透明性を向上できる仕組みができると嬉しいですねぇ。。。
おっと、それより、僕は正確に身長・体重を測り直さなくては(; ・`д・´) コロナ太りヤバいんでしたw
カテゴリーは適正に
それともう一つ、初めて知った事実(◎_◎;) ワタクシ、たまに「回復走」と称してカテゴリー下げてレースイベント出ることがあるのですが、あれルール違反なのですな!?
「Cyclying Weekly」によると、「異なるカテゴリーで出た場合、今後はレース中にパワーを制限する」かもしれないそう。あらら、知らんかった(◎_◎;) 大変申し訳ございません、止めなくては(-_-;)ドウモスミマセン
以上、モヤっとしながらもZWIFT楽しんでいたら、「Cyclying Weekly」がモヤっとする原因を探ってくれていた! なお話でした。さぁ、雨予報な今週末は、今再びのアジア120kmに出ちゃうぞ~(゚∀゚)! Bで!? えぇ、長距離はCでいいですか(; ・`д・´)!? ダメ!?
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