高ボッチ高原よりも前座の坂道のほうが記憶に残るお盆休みライド。急きょ長野に宿を取りまして、いざ2日目。今回、僕らにしては珍しく「聖地巡礼」なるものに挑戦するのであります。木崎湖って何の聖地なの??
理由は知らぬが木崎湖に向かう
「長野」と聞いて「う~ん、木崎湖?」とすぐに思い浮かぶくらい、ワタクシはしおい人ことへるはうんどさんのツイッターを眺めております(*´ω`) でも何で木崎湖?? ご実家があるのかしら??
木崎湖はアキバ系人間のためのリゾート地らしい??
ロードバイク乗り始めてから知った「木崎湖」という地名・名称でありますが、はて、なんでそんなに有名なのでしょう?
今さらながらにグーグルで調べてみたところ、2010年のアスキーの記事を発見。それによると、どうやら木崎湖は「アキバ系人間のためのリゾート地」らしい??
「おねがいティーチャー」??? 「おねがいツインズ」?????
“アニメ聖地巡礼のはしり”ということだけはアタマに入ってきました。今でいう、沼津や大洗の先駆けなのかしらね??
国道406号線の北アルプス絶景トンネルに感動(゚∀゚)!
下調べが済んだところで、いざ出発。国道406号線を白馬方面に行くでありますよ?
長野からわずか20分でこのヒルクライム(*´ω`)
この国道406号線が、これまた良かった(*´ω`) 長野駅を出発して30分もしないうちに、ドエライ山の中。
緩やかに緩やかに、ひたすら上り基調。しかも、信号やコンビニは一切なく、車も少なく、国道とは思えないほど。
途中、鬼無里(きなさ)が唯一の補給エリアでしたが、僕らが通ったときはまだ朝8時前でトイレすら使えませんでした(;^_^A
ちなみに、この鬼無里、すごい地名と思ったら、阿倍比羅夫による鬼退治の話や「紅葉(もみじ)伝説」という「鬼女(または貴女)」の逸話があるくらい、鬼に所縁があるのだそう。
鬼無里はしだれ桜も有名だそうで、とても興味深い。戸隠グルっとヒルクライムを含めて、また今度じっくりゆっくり回ってみたいものでございます。
北アルプスが一望できることで有名な白沢洞門ではありませんか!?
古い歴史が残る鬼無里を過ぎると、さらに上りが加速。白沢峠というところに向かうそうで、頂上の目印はこのトンネル(白沢洞門)。
ん?? このトンネル、どこかで見たことがあるぞ!? トンネルを抜けると、目の前に北アルプスがドーンと広がる、絶景スポットではありませんか!?
ドキドキワクワクしながらトンネルを抜けてみると・・・
これは普通の峠のトンネルでした(´_ゝ`)ザンネン
木崎湖でローディーの聖地巡礼を果たす
白沢峠を一気にダウンヒルしたら、いよいよ木崎湖をめざします。正確には、木崎湖を一望できる「小熊山」なる可愛らしい山をヒルクライムするのであります。
白馬を抜け、中綱湖を右折
白沢峠を下ると白馬に到着。おぉ、白馬、初めてきたわい(゚∀゚)! と感慨にふけりつつ、国道148号線を南下。
青木湖を過ぎ、すぐ隣の中綱湖を右折すると、いよいよこの日の目的地、木崎湖(を一望できる小熊山)です。
ちなみに、この青木湖、中綱湖、木崎湖を3つ合わせて「仁科三湖(にしなさんこ)」と言うそうな。へぇ、この記事書きながら知ったわ(;^_^A
小熊山の入り口までが激坂
んで、中綱湖から小熊山をめざすでありますが、これがまた長野クオリティ。なかなかの激坂でやんのw
スキー場で、坂の先にロッジがあったりするようで、車とバイクの往来はそこそこあります。中綱湖からロッジ(合宿所?)まで3㎞、10%でありました。
あと、さすがは聖地。小熊山めざす途中で、この日初めてのローディーをたくさん見かけました。
遂に到着! 木崎湖を一望できるビューポイント
ロッジの交差点を左折すると、奥武蔵グリーンラインのような林道に突入。僕らを抜かしていったハイエースは、おそらくパラグライダーの人たちかしら?
道の雰囲気も路面の良さも上りの勾配も、まぁだいたい奥武蔵グリーンライン。
のんびり上っておりますと、突然目の前が開けた(@_@;)! おぉ、ここが木崎湖(を一望できるビューポイント)か。。。
海ノ口駅を見て聖地巡礼はおしまい
小熊山というのが、実際どこだったのかちょっとよく分からなかったのが残念。木崎湖のビューポイントを過ぎると、1カ所の上りを除いて、あとはひたすらダウンヒル。
せっかくなので、へるさんたちが行ってた桟橋を見てみたかったけれど、発見できず。
海ノ口駅だけは何とか見つけることができまして、しかも運が良いことに大糸線が停車するなど(*´ω`)
そう言えば、沼津や大洗のような、キャラクターのノボリやラッピングカー(?)は一切見かけませんでしたな。
単なる偶然か、はたまた廃れちゃった(失礼)か。。。「かつて聖地だった」という伝説だけが残っているのでありましょうか?? 何はともあれ、景色はとても美しいし、走りごたえのある道だしで、十二分に素晴らしいのでありますが(*´ω`)
ようやく長野グルメを堪能する
さて、「高田馬場のフードファイター」という有り難い誉め言葉をいただいたこともある我々ですが、コロナでお店入るの自粛し、長野の美味を楽しんでおりません。せめて、せめて、帰りにちょこっと食べたい(;´Д`)
おやきとりんご、長野120点満点です(*´ω`)
帰り道の県道31号線。行きの国道406号線とは打って変わって、道幅広く交通量も半端ないこの県道で、おぉ~道の駅を発見(しかもたくさんw
ファミマのある道の駅で直売所がありまして、そこでようやく長野の名物おやきとりんごをゲット!
うわぁぁあああ、この、この、この、このりんご、めちゃくちゃ美味い(◎_◎;) 「本当の美味は現地に行って味わうもの」という謎の持論を振りかざし、りんごを宅急便しなかったこと、今猛烈に後悔しています。。。orz
りんご好きだなぁ、りんご美味しいなぁ、また食べに行きたいなぁ(´;ω;`)ウッ…
帰りの電車はもちろん長野の地酒&地ビールで
おやきとりんごで、もう長野グルメはほぼパーフェクト。。。でもちょっと待ったぁ!!
ビール飲むでしょ、長野のクラフトビール(´_ゝ`)
これができるから、自転車の輪行旅は最高です。いっぱい走って、いっぱい上って、最後に素晴らしい長野の美味を楽しめて、短いながらもお盆休みを満喫させていただきました。感謝感謝でございますm(_ _)m
以上、長野と言えば「木崎湖」らしい!? ローディーの聖地を巡る旅、なお話でした。ちなみに、りんごの名前は「夏あかり」です、ハイ。桃がそろそろ終わるので、次はぶどう、梨、そしてりんご狩りでありますな。ぐっふっふ、楽しみ楽しみ♪ りんご食べたいんじゃぁ(゚Д゚)クワッ!
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