intervals.icuの指標・用語が分からぬ…日本語訳付けたろ(´_ゝ`)

ロードバイクのデータを視覚化して比べよう
ロードバイクのデータを視覚化して比べよう

皆さ~ん、intervals活用してますか(゚∀゚)!? 僕はしてません(´_ゝ`)フィットネス眺メルダケ。ローディーに超お役立ちのウェブサイト「intervals.icu」の興味深い活用方法がツイッターで飛んできましたで、本日は「intervals.icu」について。うぉ、「intervals.icu」なら星の数ほどの指標をグラフで視覚化できるじゃんけ(◎_◎;) しかし、その指標の意味が分からないじゃんけwww なお話です。

スポンサーリンク

ツイッターで飛んできた「intervals.icu」の活用法

とある5月9日の日曜日、昼間っからビールを浴びるように飲んで前後不覚になっていたところ、ツイッターで興味深いツイートが飛んできました。

ほほぅ、intervalsでグラフをカスタマイズでござるか

ほほぅ、intervalsでグラフをカスタマイズでござるか
ほほぅ、intervalsでグラフをカスタマイズでござるか

ほんのり泥酔気分でツイッターを覗いてみたところ、ZAPPEI友好チーム「100miles」のマッチョイさんが、intervalsでケイデンスとパワー/心拍比の関係を視覚化しているようです。

ほほぅ、intervalsにそんな使い方があったとは・・・。

これは素晴らしいブログネタ(゚∀゚)アリガトウ! と、早速にパクることを決意したのでありました。

どうやってintervalsでグラフつくるのねん(・_・;)

だがしかし、ここで問題が! intervalsで自分好みの比較グラフの作り方が分かりません/(^o^)\ どうやって作ったらいいの、コレ??

intervalsの「Compare」からお好みのグラフを作れます

グラフ作るのは「Compare」から
グラフ作るのは「Compare」から

やり方は簡単、すぐ分かりました。intervalsの画面左にある「Compare」ページに行けばよいのです。

そして、ページ下部にある「ADD CHART」をクリックすると!!!

グラフの指標が多すぎて分からないよ(;´Д`)

指標が多すぎ、分からない用語盛りだくさん
指標が多すぎ、分からない用語盛りだくさん

うぉう、なにこの膨大な指標の数(◎_◎;) 知ってる用語もあれば、意味は知らなくても単語を読めば何となく分かる用語もあったりするけれど、正直分からない用語、初めて見る用語のほうが多いよね(´_ゝ`)

どの用語がどんな意味なのか、まずはそこから理解しないと始まらないではありませんか。グラフを組み立て、読み解くのはその後です。

intervalsのグラフ指標をざっくり翻訳してみた

と言う訳で、intervalsで僕好みのグラフにデータを改ざ・・・んする前に、グラフ化できる指標にざっくり日本語訳をつけてみました。間違ってたらご指摘くださいませ。

intervalsのグラフ用語一覧

名称意味(英語)日本語訳単位
HRRcHeartrate recovery回復心拍数bpm
Max HRMax heartrate最大心拍数bpm
Avg HRAvg heartrate平均心拍数bpm
Resting HRResting heartrate安静時心拍数bpm
HRV rMSSDHeartrate variability迷走神経の緊張度合いms
HRV SDNNHeartrate variability5分間のRR間隔(心室興奮から次の心室興奮までの時間)の標準偏差ms
Avg %MaxHRAvg % Max HR最大心拍数に対する割合phr
Avg %LTHRAvg % LTHR乳酸閾値心拍数に対する割合phr
Avg PowerAverage power平均パワーwatts
Norm WattsNormalized watts標準化パワーwatts
L/R BalanceL/R Power Balance左右パワーバランスpercent
Power/HRAvg power / HR平均パワー/心拍比efficiency
Power/HR Z2Avg power / HR in HR Z2心拍ゾーン2の平均パワー/心拍比efficiency
Cadence Z2Avg cadence in HR Z2心拍ゾーン2の平均ケイデンス(中央値の92~115%のみで計算)rpm
DecouplingPower / HR 1st half vs 2ndデカップリング。ライド前半と後半のパワー/心拍比で、有酸素運動能力の指標。decoupling
EfficiencyNormalized watts / HR効率(NP÷平均心拍数で算出)efficiency
VariabilityNormalized / Avg Power変動性指標(NP÷平均パワーで算出)variability
CIL42d exp avg of intensityCTLと似た指標。CTLがTSSで計算されるのに対し、CILは強度で計算される。load
IntensityIntensity %強度intensity
RPERate of Perceived Exertion自覚的運動強度rpe
kJ>FTPWork above FTPFTP以上の運動kJ
WorkTotal work合計運動量kJ
W’bal ᐁMax W’bal depletionW’(ダブリュプライム ※無酸素運動能力)の最大減少量。脚の削られ度。kJ
Z1+2Time in Z1 and Z2Z(パワーゾーン)1+2の時間hours
Z3+4Time in Z3 and Z4Z(パワーゾーン)3+4の時間hours
Z5+Time in Z5, Z6 and Z7Z(パワーゾーン)5以上の時間hours
Z1Time in Z1Z1の時間hours
Z2Time in Z2Z2の時間hours
Z3Time in Z3Z3の時間hours
Z4Time in Z4Z4の時間hours
Z5Time in Z5Z5の時間hours
Z6Time in Z6Z6の時間hours
Z7Time in Z7Z7の時間hours
SSTime in sweet spotスイートスポットの時間hours
HR1+2Time in HR Z1 and Z2HR(心拍ゾーン)1+2の時間hours
HR3+4Time in HR Z3 and Z4HR(心拍ゾーン)3+4の時間hours
HR5+Time in HR Z5, Z6 and Z7HR(心拍ゾーン)5以上の時間hours
HR1Time in HR Z1HR1の時間hours
HR2Time in HR Z2HR2の時間hours
HR3Time in HR Z3HR3の時間hours
HR4Time in HR Z4HR4の時間hours
HR5Time in HR Z5HR5の時間hours
HR6Time in HR Z6HR6の時間hours
HR7Time in HR Z7HR7の時間hours
LoadTraining loadトレーニング負荷(TSS)load
FormFormフォーム(TSB)form
Form %Form as % of fitnessフィットネス(CTL)に対するフォームの割合form_percent
RampFitness vs 7 days ago7日前と比較したフィットネスramp_rate
CaloriesCalories burned消費カロリーkcal
kcal ConsumedCalories consumed摂取カロリーkcal
DistanceDistance covered移動距離distance
MovingMoving time移動時間hours
CoastingCoasting time脚を止めて流していた時間hours
ElapsedElapsed time経過時間hours
ClimbingTotal elevation gain獲得標高climbing
W’W’ (anaerobic work capacity)ダブリュプライム。無酸素運動能力。kJ
eFTPEstimated FTP推定FTPwatts
Ride eFTPEstimated FTP for ride alone任意のライド中の推定FTPwatts
Avg TempAverage temperature平均気温temp
Min TempMinimum temperature最低気温temp
Max TempMaximum temperature最高気温temp
WeightFatness体重weight
SleepSleep time睡眠時間hours
Sleep QSleep quality睡眠の質1-4
SorenessSoreness疲労感1-4
Subj FatigueSubjective fatigue主観的疲労感1-4
StressStressストレス1-4
MoodMood気分1-4
MotivationMotivationモチベーション1-4
HydrationHydration水分補給1-4
PeriodPeriod days期間period
SystolicSystolic収縮期血圧mmHg
DiastolicDiastolic拡張期血圧mmHg

指標の選択が興味深い

上記の指標を組み合わせて、自分が知りたいデータを比較検討できるでありますな。比較する際の原則として、データは条件を揃えるのがキモ!という大前提は置いておいて、選べるデータが興味深い。

デカップリング、パワー/心拍比、パワー/心拍比 Z2は興味深い

多種多様な指標がある中で、興味深いと思ったのが「デカップリング」と「パワー/心拍比」、さらに「パワー/心拍比 Z2」です。

デカップリングは「有酸素運動能力」を示し、パワー/心拍比はより本質的な能力向上を知ることができ、パワー/心拍比 Z2で持久力の高さ(低さ)を知ることができるそう。

特にデカップリングは、ベーストレーニング(やSST重視練)が上手くいってるかを知ることができる指標だそうで、ふむふむ興味深い面白い(゚∀゚) ここら辺はとても長くなりそうなので、また次回の機会にいたします。

まずは、intervalsの指標を知って、自分好みのグラフを作ってみよう(゚∀゚)! なお話でした。うっしっし、さぁどんなグラフをつくれるか、実験してみようなのです!

Author|著者情報
この記事を書いた人

ロードバイク & マウンテンバイク ブロガー

海外の最新ロードバイク&マウンテンバイク情報や、関東地方を中心に日本全国、ときたま海外をサイクリングして自転車旅ならではのグルメや景色、楽しみ方を発信中。

JBCF(実業団自転車競技)やツールドおきなわ、ほか自転車イベントにも積極的に参加中! レース・イベントに体当たり取材しています。

borikoをフォローする
ロードバイク
borikoをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました