日本最大ロードバイクイベントの進化が凄かった! コロナを乗り越えた富士ヒルがこんなにも素晴らしい大会になっていたとは

コロナ禍で3回目の富士ヒルはこんなにも進化していた(◎_◎;)!
コロナ禍で3回目の富士ヒルはこんなにも進化していた(◎_◎;)!

6月12日(日)は待ちに待った富士ヒルの日(゚∀゚)! コロナ禍での開催は3回目で、感染対策を施した“新しいイベント様式”が定着し、運営もスムーズになってきたのでしょうか!? ワタクシ、コロナ禍が始まってから初めて富士ヒルに参加しましたが、こんなにも素晴らしい大会に進化していたとは(◎_◎;)!

本日は、コロナ前の富士ヒルから変わった、新しい(!?)富士ヒルの“ココが凄かった!”について自論公論をぶちまけたいと思います!

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富士ヒル変わったね(◎_◎;)!

コロナが始まった2020年から数えて早3年目。コロナ前の富士ヒルしか知らない自分からすると、“新しい富士ヒル”は驚くばかりでした(◎_◎;)

borikoが感じた、ココが変わった新しい富士ヒル

富士ヒル、コロナ前から凄い変わったねぇ
富士ヒル、コロナ前から凄い変わったねぇ

一体どんなところが変わったと感じたのか、もくじ代わりに列挙しますと以下の3点。特に1番目と3番目は衝撃を受けましたわい。

2022富士ヒルはココが進化した

  • フリー走行方式でどんな脚力の人でも楽しめるようになった
  • 大会がますます参加者フレンドリーになった
  • 女子のレベルが爆上げした(◎_◎;)

フリー走行方式が変えた新しい富士ヒル

去年・一昨年の富士ヒルに参加した人はすでに経験済みで、同じように感じたかもしれません。今回(2022年)初めてフリー走行方式を経験してワタクシは、それはもう衝撃でしたよ!?

目標に向かって、より頑張れる大会に

フリー走行方式は衝撃的だった
フリー走行方式は衝撃的だった

コロナ前は形式的にスタートラインからヨーイドンで、レースっぽい雰囲気が結構ありました。一方、フリー走行方式は自由に自分のペースでスタートして走れるので、順位よりも自分の目標タイムがより強調される形に。

これの何が良いって、ギスギスしないでありますよ。

スタート前の張り詰めたような雰囲気が一切ないのにホントに驚いた。どんな小さな“レース”でも緊張しまくって前日眠れなくなるデゲメン氏が、今年の富士ヒル・スタートでまったく緊張の「き」の字を感じさせなかったのはその現れでしょうか。

スタート時間を自由に選択できるのも非常にグレート

好きな時間帯の好きなタイミングでスタートできるって凄い
好きな時間帯の好きなタイミングでスタートできるって凄い

さらに、スタート時間を参加者が自由に選べるようになったのも素晴らしい。コロナ前はゴールド狙いは第3、シルバー狙いは第4、第5・・・というように、脚力別にカテゴリー分けされていて、それが“レース感”の演出に一役買っておりました。

一方、新しい富士ヒルは脚力に関係なくスタート時間を選べます。これの何が良いって、コロナ前だったら後方スタートですし詰め状態の中、関門に追われて、ただただ苦痛と拷問でしかなかったであろう人たちが、よりゆとりをもってヒルクライムを楽しめるようになったこと。

ワタクシ、下山するとき、すれ違いに上ってくる人たちの表情をつぶさに観察しておりまして、まぁ皆さんほんと楽しそうなこと! YouTubeの実況?をしながら上ってくる人や、スナック菓子を美味しそうに食べながら上ってくる人、小さい子どもたちもニコニコ上っていて、こんな苦悶の表情じゃない富士ヒルを初めて見ました。

ますます参加者フレンドリーになった富士ヒル

僕自身も上っていて楽しかったし、上ってくる他の人たちも楽しそうだし、ギスギスキリキリしてないし、3年ぶりに出てホント良かったなぁと思う次第。でも、富士ヒルの進化はそれだけではありませんでした。

当日荷物預かりって凄くない!?

当日荷物預かり考えた人にノーベル賞をあげたい
当日荷物預かり考えた人にノーベル賞をあげたい

ワタクシ、富士ヒルの何が凄いって、日本最大の自転車イベントなのに、毎年毎回どんどん参加者フレンドリーに大会運営をチューンアップしているところ!

もう何、当日荷物預かりって!? これ去年もありましたの!? クルマのカギとかウィンブレとか、当日預かってくれるなんて、超絶めちゃくちゃ便利ではありませんか(◎_◎;)!

9月開催の某山ヒルクライムは前日荷物預かりすら拒否しようとして話題になったのに、1つひとつ参加者の便利を考えて細部を煮詰めてくるの、ホント凄いわ。。。(・_・;)

ロードバイク女子の活躍と躍進が凄まじい

いろいろ感動するところだらけだった今年の富士ヒルで、トドメを指したのがコレ! やめて、僕の素敵な賞品生活を奪わないでwww

女子のレベルアップ凄すぎwww

女子のレベルアップ凄すぎwww
女子のレベルアップ凄すぎwww

女子のレベル、めっちゃ上がってません!? コロナ前の富士ヒル、女子で1時間30分切れたら優勝or表彰台レベルですよ!? ところが今年はどうですか!

ブロンズは当たり前(・・・とは言えないか?)で、1時間20分台もしくは20分を切るレベルでないと表彰台にすら届かないとは(◎_◎;)! デゲメン氏、過去最高のタイムたたき出して「コレは豪華賞品来るで(゚∀゚)!」と色めき立ったワタクシの夢と希望を返してwww

速い人が集まれば、さらに速い人が集まり、それに憧れて上を目指す人が増えたりするのは、女性の世界でも共通でしょうか!? これまで男子(特にオッサン)に偏りガチだったロードバイクイベントの裾野が広がるのは素晴らしいことであります。

新しい富士ヒルの陰で

「こんな凄い大会に進化していたとは」と驚き感謝するとともに、でも一方でこんなことも思ったりしました。

レース感が薄れたのは少し寂しい

もともとレースではなかったかもしれないけど、レース感はなくなった
もともとレースではなかったかもしれないけど、レース感はなくなった

有り体に申し上げますと、ワタクシ、戸惑いましたですよ、特にフリー走行方式とそれに伴う(?)雰囲気の変化に(;^_^A

コロナ前にあった(と僕が感じていた)張り詰めた緊張感やピリピリ感がなく、フリースタートなので自分が今どれくらいの順位なのか以前に増して分かりづらい。「早くスタートしないとトレイン乗り遅れちゃう!」とかそういうの、もうあまり気にしなくていいの!?

雰囲気の緩さ(!)を感じたのは、ひょっとしたら僕が第4スタートだったからかもしれません。これが第3スタートだったら、「トレイン逃すまい」とか「あの人からは離されまい」とか、もうちょっとピリピリ緊張感があったのかも!?

分かりません。分かりませんが、かつての怒号飛び交う富士ヒルを懐かしんでいる(!)自分がいることに驚いています。

目標タイムを目指すのは楽しいし健全だし、タイムで他者と比較しようと思えばできるし、問題ありません。でも、その一方で、「前の人を抜かせば〇〇位だ!」とか、そういう順位とか含むレースっぽさが薄らいだ印象を受けたのは、少々寂しくもあり残念でもあり(;^_^A

ま、でもガチのレースはJBCFあるし、他のヒルクライムイベントもありますし、何より富士ヒルのゴールドやシルバー、ブロンズの価値は相変わらず不変でありますし。不変の価値は維持しつつ、裾野を広げてくれる今の“新しい富士ヒル様式”はやっぱり素晴らしいと思います。

以上、長々と書き殴って申し訳ございません。ワタクシ、コロナが始まって初めて参加した富士ヒルでめちゃくちゃ感動したのでありますよ! なお話でした。しっかし、デゲメン氏、あのタイムで表彰台逃すとは・・・女子ローディーの躍進恐るべし(; ・`д・´)

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この記事を書いた人

ロードバイク & マウンテンバイク ブロガー

海外の最新ロードバイク&マウンテンバイク情報や、関東地方を中心に日本全国、ときたま海外をサイクリングして自転車旅ならではのグルメや景色、楽しみ方を発信中。

JBCF(実業団自転車競技)やツールドおきなわ、ほか自転車イベントにも積極的に参加中! レース・イベントに体当たり取材しています。

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コメント

  1. boriko より:

    Rai chaさん、ありがとうございます。

    富士ヒルではお会いできてよかったです!
    Rai chaさんも目標届かず残念。。。お互い、次回に向けて頑張りましょう!

  2. Rai cha より:

    富士ヒルクライムお疲れ様でした。土曜日に会場入り口でお会いしましたZAPPEIジャージ
    を着ていたものです。
    私は前回よりたいむは縮めましたが目標に届かずでした。
    東海地方に住んでいるのでZAPPEIのチームの皆さんにお会いする機会が余りありませんが
    またお会いできるのを楽しみにしています。
    ZAPPEIジャージを着ていたのでゴール地点でborikoさんに
    間違われました。

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