もう、なんて絶望的に装着できないんでしょう\(^o^)/ チューブレスレディタイヤの取り付けでこんなにも苦労することになろうとは! という訳で、本日はチューブレスレディタイヤのビードが上がらないと嘆くワタクシのための備忘録。ひょっとしてアナタもビード上がらなくて泣いていますか? 泣きましょう、ご一緒に(´;ω;`)ウッ…
シーラントの残量を確認しようと思ったばっかりに・・・
ことの発端は、長らく放置されているデゲメン氏のMTBの状態を確かめようとしたこと。購入から8ヵ月以上、そろそろシーラントが乾いていると思ったのです。
シーラントは無事だったんです
思い立ったが吉日。チューブレスレディタイヤの交換はこれまで何度も経験していて、装着に一度も苦労したことがないので、自信満々でタイヤを外しましたですよ。
タイヤを外してシーラントを確認してみたところ、おぉ、なんだ全然減ってないじゃない。「これなら夏休みのMTB冒険でも大丈夫だな」と思って、ほんの少しだけシーラントを足してタイヤを元に戻そうとしたんです。
上がらない、ビードがまったく上がらない(◎_◎;)
僕の悪夢と悲劇はここから始まりました! 外したタイヤがどうにもこうにも上がらない!!
コンプレッサータンクに160psi詰め込んで一気に空気を送り込んでもピクリともしないビード、オワタオワタ\(^o^)/
タイヤとホイールの相性? 別のチューブレスレディタイヤは一発で成功
ピクリともしなかったタイヤはシュワルベのレーシングラルフ。見るからに肉厚なタイヤで重そうだし、そもそも装着しようとしているホイールがスペシャ製だったので相性の問題もあるかも!? と思ったのです。
スペシャのホイールにスペシャのタイヤは簡単だ
という訳で、モノは試しで、家に在庫していたスペシャのタイヤを試しにつけてみることに。
うんしょうんしょとコンプレッサータンクに120psi溜め込んで、一気にエアを開放したところ、バンバン!!!
なに~レネゲード(スペシャのタイヤ)、Rovalホイールに簡単に装着できるじゃんけ(◎_◎;)
意地でもハメたいチューブレスレディタイヤ、成功のコツ
やっぱりタイヤとホイールの相性はあるのでしょうか!? 何はともあれ、問題は元から付いていたデゲメン氏のタイヤ(シュワルベ)よ。こうなったら意地でもハメたい、ハメたおしたい! と闘志に火がついてまいりました!
チューブレスレディタイヤ装着のコツ
という訳で、シュワルベのタイヤを僕のホイール(DT Swiss)に移植することが決定。ちょうど幸い(?)なことに、ガラス片を踏み抜いたばかりでパンクしておったのです。これは「シュワルベ攻略すべき」というお告げに違いない(゚∀゚)
インターネットの海でチューブレスレディタイヤの装着のコツをほうぼう調べた結果、以下の方法のコンビネーションで試して、ダメなら諦めてね(お店に駆け込んでね)♪ だそうな。
- コンプレッサータンクを使う
- バルブコアを抜く
- 石鹸水を塗る(塗りたくる)
石鹸水の効果は絶大だった
コンプレッサータンクはすでに使っていてダメだったので、残りの2つ、バルブコアを外すのと石鹼水を塗りたくるのを試します。
途中の悪戦苦闘は全部省略して結論だけ申し上げると、3つのコツ全部まとめてやった結果、なんとかなんとかシュワルベのビードを上げることができました。
特に石鹸水は重要、超重要であることを確認。あふれるくらいに塗りたくり、ヌルヌルツルツルにすることが大事なのですな。
あと、ホイールを横に置いて、タイヤが地面に接しないようにする(余計なフリクションをタイヤに与えない)のも大事な気配。
あぁ~もうホント苦労したわぁ(;´Д`) こんなの出先で作業とか絶対ムリ。出先で万が一のことがあったらチューブレスレディタイヤは復帰できませんわ。
シーラントを後から入れます
でもまだ作業は完了してません、してませんよ! チューブレスレディタイヤに必須のシーラントを入れていないではありませんか。えぇ、せっかく上がったビードを外すのかい(;´Д`)!?
お注射で何とかしたいと思います
血管が切れそうになるほどポンプしてようやく上がったビード、もう外したくありません。そんなワタクシに素晴らしいアイテムがありました。
え~と、コレはなんだ(・_・;) ジャイアント謹製の・・・お注射!?
注射でシーラント注入するときの注意点
注射器にシーラントを充填し、細いホースでバルブコア外したバルブからシーラントを注ぎ込むのでありますな!? ふむふむ、これならビードを外す必要はありません。
ただし、ここで要注意! シーラントがもし固まっていたりしたら、細いホースの中で詰まってしまうのですな(´_ゝ`)
我が家にあったシーラントはカレコレ3年の年代物。ユバのような固まりが出てくるレベルで、しっかりホース詰まらせてしまった(;^_^A
新品サラサラシーラントなら後入れ余裕です
という訳で、チューブレスレディはシーラントの鮮度(?)も大事。サラサラのシーラントならホースの中で詰まることもありません。
タイヤの中に注射器で規定量(MTBは90mL)をビュッと注入したら、あとは普通の空気入れで空気を入れるだけ。
今まで苦労したことがなかったチューブレスレディタイヤの交換で、ここまで絶望的な気持ちになるとは・・・。シュワルベのタイヤ、恐るべし(-_-;) 今後の選択肢として考えてしまうほどの難易度でした。。。。
以上、チューブレスレディタイヤのビード上げがここまで大変だったとは(;´Д`) 石鹸水は忘れずに!! なお話でした。あぁ~、まだ前輪のタイヤを交換しないといけないのだったぁあああ/(^o^)\
コメント
匿名さん、ありがとうございます。
なんと、ビード片方上がったら、もう片方は余裕と思っておりました(◎_◎;)
チューブレス(レディ)、僕たちに苦労を与え過ぎなのでは・・・(-_-;)
たかにぃさん、ありがとうございます。
おぉ、ビード落とさずシーラントの残り確認する方法、思いも至りませんでした(◎_◎;)!
チューブレスレディのパンク、予備チューブでも厳しい(ビード上がらない)でしょうか!?
万が一のために、チューブ入れて練習してみる必要がありそうですな・・・
タイヤのビートが片方だけハマってたら永遠に上がらないんですよね…
僕は前それで苦労しました…
残量確認もシリンジで吸い上げて計量出来るから、いちいち外さなくてOKですね。
パンクはゴムプラグ挿入と外貼りパッチで意地でも外ではタイヤを外さない、大きなサイドカットは諦めるで、予備チューブ分荷物も減ります。