ぬるトレ(実はぬるくない)の時代がやってきた(゚∀゚)! ポガチャルのコーチに学ぶロードバイク「ゾーン2トレーニング」の効果効能!

この冬のトレーニングはゾーン2を徹底して鍛えてみるのはどうでしょう?
この冬のトレーニングはゾーン2を徹底して鍛えてみるのはどうでしょう?

そろそろレースシーズンがひと段落して、オフシーズンはどんな練習をしようか考えている人に、我らがGCNが非常に興味深い動画をアップしていました。それが「Why Riding Slower Makes You Faster: The Secrets Of Zone 2 Training(なぜゆっくり走ると速くなるのか? ゾーン2トレーニングの秘密)」という動画です。

いっとき「ぬるトレ(?)」なる名称で流行り、レースシーズンの始まりとともに聞かなくなった“ゾーン2トレーニング”の有効性を、改めてGCNから学びます。

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Why Riding Slower Makes You Faster: The Secrets Of Zone 2 Training

ロードバイクの知識や研究は、悲しいかな海外のほうが豊富。みんな大好き僕も大好きGCNがポガチャルのコーチを務めるイニゴ・サン・ミラン博士にインタビューし、ゾーン2トレーニングのメリットを紹介しておりました。

GCNとミラン博士から学ぶゾーン2トレーニング

後ほど、ポイントを要約しますとして、まずはご覧ください。こちらの動画! ミラン博士はイタリアの方?でしょうか。アメリカのコロラド大学メディカルスクール(医学部)で生理学と代謝を専門とし、なんとあのポガチャルのコーチも務める異色の経歴の持ち主です(◎_◎;)

動画でミラン博士が何を主張しているかというと、ズバリ、タイトルのとおり「ゾーン2トレーニングの効果」であります。ではでは、詳細は動画をご覧いただくとして、かいつまんでその内容を追っていきましょー!

ゾーン2トレーニング再考

ではではミラン博士の話をざっくり要約! まず基本的なこととして、「ゾーン2ってどこ?」から始めないといけないかもしれません(-_-;)

ゾーン2は、会話はできるけど苦しいレベル!?

正しいゾーン2はこんなザックリとはしていない
正しいゾーン2はこんなザックリとはしていない

そもそもゾーン2、ワタクシたちの理解(少なくとも僕の理解)では、パワーメーター的には56% – 75%で、「息切れすることなく楽に会話できる」くらいの強度だと思っておりました。

ところがどっこい、ミラン博士がいう「ゾーン2」は違った(◎_◎;) 博士曰く、“普通に(息切れすることなく)会話できる”強度は「ゾーン1」だそう。「ゾーン2」は会話を続けるのが辛い(けど何とかできる)レベルなんだって。

あれ、なんか僕らが知ってるゾーン2じゃないぞ!? FTPから推測した56% – 75%って、実際もっと緩かったような!?

ちなみに、博士曰く、FTPは計測失敗することがあるので正確じゃなく、例えば56% – 75%みたいな紋切型の区切りは人によって大きく異なるのでコレマタ正確じゃなく、ましてや心拍の「220-年齢」で推し量るのはもってのほか、だそうです(;^_^A

「ゾーン2トレーニング」の頻度と、どれくらい一貫性を持つべきか?

続いて、最も(?)気になるゾーン2の頻度。週どれくらいやればいいのかというと・・・ズバリ最低週3回以上! 週3~4回、回数や時間はシーズンのどこにいるかで調整し、もちろんレース前であればレースに対応した高強度をしなさい、だそうです。

ちなみに、週末が主戦場の僕らのようなローディーの場合、1回の練習時間は1時間15分でも1時間30分でもOK。練習時間が短い人は練習の最後のほうに高強度を入れてもよいとのこと。

もう1つちなみに、これは多分非常に大事なことですが、ゾーン2トレーニングの途中(最後ではなく途中)で強度を上げたりしていいのか?という疑問難問。ミラン博士曰く、使うエネルギー系統が違うので、途中で強度上げたりするのは好ましくないそう。

ZWIFTのペーサーに飽きたから山(上り)だけ頑張ってゾーン4以上出してペーサーぶっ千切り、平坦になったらまた合流して・・・というのは一貫性がなく、よろしくないようですな(;^_^A

この冬はゾーン2トレーニングをやろう(やるかい!?

ミラン博士が話していることは上記だけではもちろんありません。そもそも「なぜゾーン2が必要か?」とか「ポガチャルはどれくらいゾーン2やっているのか?」などなど興味深い話がたくさん出てきます。んが、それは動画を観ていただくとして、まずは美味しいところのつまみ食い(;^_^A

まずは「辛いけど何とか会話できるレベル」の見極めから

これからはZWIFTしながら自分語りしたいと思います
これからはZWIFTしながら自分語りしたいと思います

ゾーン2が必要な理由は「乳酸の除去に関わる」からだそうで、要は遅筋を鍛えて土台を作りなさいという・・・はて、僕らサイクリストなら皆さんどこかで聞いたことがあるようなお話。

土台がない(できていない)状態で上を叩いても、一瞬はよくなるけどすぐ低下したり停滞したりと、良いことがまったくないんだそう。まさに僕のことではありませんか(´_ゝ`)

う~む、これはもう心を決めて、意を決して、ゾーン2やるしかありません(; ・`д・´)

博士とGCNが口をそろえて指摘しているように、「ゾーン2は決して楽なライドじゃない」のだそう。それならば、まずは「自分のゾーン2はどこか」から探る必要がありそうです。

会話ができるようなできないような強度ねぇ。。。ZWIFTで独り言して探してみるかw

以上、GCNも遂に取り上げた! ポガチャルのコーチに学ぶゾーン2トレーニングの秘密!なお話でした。

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