他の軽量・山岳決戦ホイールを知らないので、それらと比較することができませんが!! Roval Alpinist CLX(1世代前のヤツ)、めちゃくちゃ良くありませんか!? ヒルクライムするなら、やっぱりリムハイトが低く、軽いホイールに限る!! という訳で、本日はヤビツTTで感じた軽量ローハイトヒルクライム用ホイール「ロヴァール・アルピニストCLX」のお話です。
くどいようですが、現行のではなく(2023年3月時点で)1世代古い、クリンチャー専用仕様のアルピニストですのでご注意を。
ローハイトのホイールが戻ってきた
今回、ヤビツヒルクライムにあたり、デゲメン氏からロヴァール・アルピニストCLXを踏んだくりましたの。そもそもアルピニストは僕が富士山ヒルクライム(ふじあざみライン)で使うために買ったホイールなのですよ!?
アルピニストはヒルクライムの記録を更新し続けたCLX32の後継モデル
ワタクシが愛してやまないキャニオン・アルティメット乗ってた時に愛用していたのが、アルピニストの前身である「ロヴァールCLX32」でありました。
チューブラーであることの不便さとハブの音鳴りにめちゃくちゃ悩まされましたが、だがしかし、CLX32は本当に好きだった。何と言っても、ヒルクライムのタイム更新しまくりだったもん。目に見えて効果が現れる機材を愛さない訳がありません(⇒参考記事)。
そんな「CLX32」の後継モデルである「アルピニストCLX」(現行のⅡではないです)を遂に試すときがやってきました! 買って早々デゲメン氏に奪われましたで、今回強引に取り返す形でのインプレであります(^ω^)
ヒルクライムの楽しさを思い出させてくれるホイール
先日のヤビツヒルクライムで早速にアルピニストを使ってみましたよ。いやぁ、これが本当に良かった。やっぱ、ヒルクライムはローハイトの軽いホイールに限りますですよ!?
ペダルを回すのが苦にならない軽さ
なんと言っても、やっぱり軽い。今まで履いていたRapide CLXがカタログ値1,400gに対し、Alpinist CLXは1,248gで、150gの軽量化は伊達じゃありません。
僕はもともと、そんな筋力があるタイプじゃないので、踏むペダリングをすると途端に脚が売り切れて終わってしまいます。なので、ヒルクライムもできれば、ケイデンスを高めに維持できると有り難い。
その点、アルピニストはクルクル回しやすくって本当に良かった。
前回3月5日のヤビツ(このときはRapide CLX)と、今回のヤビツ(Alpinist CLX)を比べてみると、その差は歴然。前回が85に対し、今回が88を維持できて、おまけにタイムも向上しております。
これくらい回せると、脚への負担が少なくていいやねぇ。その分心拍への負担は上がりますが、回復しやすい心拍に対し、脚へのダメージはひと晩しないと回復しませんで、背に腹は代えられません。
ちなみに、タイヤとチューブはRapideもAlpinistも同じで、GP5000とブチルチューブです。空気圧も同じだけど、アルピニストのほうが若干跳ねる(ゴツゴツした)印象がありましたな。
平坦とヒルクライムの狭間で
ヒルクライムするなら、やっぱり足元は軽いホイールにすべきだなぁと痛感した次第。それくらい、今回のアルピニストの感触は良かったでありますよ。
アルピニストの欠点⁉
今回初めてアルピニストを使ってみて、非常に好感触を得たわけですが、有識者によれば、さらにベターなホイールがあるそうな⁉ 「アルピニストは踏むとよじれてブレーキと干渉する」こともあるとか!?
今のところ、僕は踏み込んでブレーキ擦るような現象を感じたことはない・・・というか、SRAMはだいだいシャンシャン擦るのが当たり前なので、ほとんど気にしていなかったかも(;^_^A
唯一感じる欠点と言えば、やはりRapideと比べると平坦の速度のノリがとてもマイルドになったことでしょうか。目に見えて速度が落ちたように思います(;^_^A
ホイール1つでも、ほんと乗り味が変わるのねぇ。。。ロードバイクは機材スポーツだわ、マジで(-_-;)
以上、ヒルクライムするなら軽量・ローハイトのホイールに限るかも⁉ Roval Alpinist CLX(1世代前のヤツ)が思いのほか良くって感動してます、なお話でした。
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