昨今のロードバイク、というかトレーニングの潮流に触れていますと、僕らが求めているのはアレしかないと感じます。そのアレとはもちろん! 乳酸を測れるデバイス! ここ1~2年、ポガチャルのコーチであるイニーゴ・サンミラン博士があらゆる機会と場所で伝えてきた「ゾーン2トレーニング」を、僕ら一般ローディーも「推測のゾーン2」に頼らず、しっかり数値で管理した状態でやってみたいじゃないですか、そうでしょう皆さん(゚∀゚)!
そんな僕らローディーの夢のデバイスについて、我らがGCNが触れていましたのでご紹介。誰もが乳酸を測ってトレーニングに活かせる時代が来るのか!? 来ないのか!?
Is Measuring Lactate The Secret To Cycling Success?
ご紹介するのは「Is Measuring Lactate The Secret To Cycling Success?」という動画。GCNにしては珍しく、8月12日公開にもかかわらず、再生回数2.9万回(8月16日時点)で超低空飛行。あれ、みんな乳酸知りたくないの!?
乳酸測定は成功の鍵になる!?
動画の趣旨をザックリかいつまんでご説明しますと、今流行りの「ゾーン2トレーニング」をする上で欠かせない乳酸を誰もが手軽に気軽に測れるようになれば、トレーニング効果を上げられるのではないか!?というもの。
かつてはラボでしかできなかった乳酸の測定が、よりハンディに手軽にできるかもしれない!?と、その可能性に夢を抱かせてくれる内容です。
乳酸測定、民主化の未来は遠い
だがしかし、その未来はどうやらそう早くにはやってこないかも!? 僕が言ってるんじゃないですよ!? GCNが言ってるんです(; ・`д・´)
乳酸測定は大変
乳酸の測定には↑のようなデバイスを使うのですが、これがイチイチ面倒くさいのだそう。というのも、乳酸を測るために練習中に止まって血液を採取し、デバイスで読み取る作業をチマチマやらないといけない(しかも分析に時間がかかる)だと。
なぬ、リアルタイムでサイコンに表示できんのか!? そりゃぁ使えないじゃんwww そもそも日本じゃ買えないし、こりゃぁダメだw
「乳酸測定は身体にダメージが大きいし、時間もかかるし、費用もかかる。現状では、乳酸テストはゲームチェンジャーになるほどのものではない」と、GCNも残念な結論に至っています(´・ω・`)
ぐぬぬ、やっぱまだ未来は遠いのかぁ。。。FTPに代わる、FTPよりも正確(?)な指標を僕らアマチュアローディーも手にできる日が来ると思ったのになぁ(;´Д`)
血糖値(グルコース)をリアルタイムで測るデバイスはある
乳酸をリアルタイムで測るのは、どうやらまだまだ厳しそうな気配。研究者・科学者と企業の活躍を期待しつつ、ふと気が付きました。乳酸じゃないけど、血糖値をリアルタイムで測るデバイスはあるな!?
スーパーサピエンス(血糖値モニター)は何ができるの?
それがスーパーサピエンスという製品。こちらも日本では買えない逸品です(´;ω;`)ウッ…
このスーパーサピエンス、血中のグルコースを測るシステムでして、計測にはアボット社の「リブレ・センス」というパッチのようなセンサーを使います。
グルコース測って、何ができるんだ!? という肝心カナメなところでありますが、これがイマイチ、ピンとくるような来ないような(-_-;) カーボローディングとかレース中(練習中)の補給とか、あるいは回復のときに参考にするデータでしょうか!?
グルコースの値を管理して、身体のエネルギーを高めたり、逆にグルコースの値を下げて睡眠の質を上げたりダイエットしたりすることができるんだそうでございます。
う~ん、なるほどグルコースは、乳酸のように直接トレーニングに関係する指標ではないのね。。。グルコースモニターも乳酸モニターも、皮膚に針ぶっ刺して血液採取するのだから、どうせなら両方調べてくれればいいのに。。。
いずれにしても、血糖値にしろ乳酸にしろ、ハードル高そうなことには変わりないようです(-_-;)
以上、乳酸テストはもっと手軽にできないの!? それができるようになればロードバイクのトレーニングに革命が起きると思うんだけどな! なお話でした。血を見ると失神してしまう人は、永遠に使えないデバイスでありますなw
コメント