無念の王滝DNSの反動で、衝動的にエントリーしてしまった「富士山ヒルクライム」。以前、KOHという名で、富士宮五合目を目指すヒルクライムに出たことはありますが、御殿場からスタートする「富士山ヒルクライム」のコースは走ったことがありません。どんなコースか分からない? 試走すればいいじゃない(´_ゝ`)
これが富士山ヒルクライムのコースだ
まずは富士山ヒルクライムのコースのご確認。運営が親切にもしっかりルートを用意してくれていました。
富士山ヒルクライムのコース概要
運営が用意してくれたコースをスクショし、斜度など諸々を確認してみました。うむ~、27km超ずっと上りっぱなしかぁ・・・と思ったら、およよ、実は案外そうでもないみたい!?
コースを見ると、中間地点が非常に緩やか。御殿場五合目の分岐から水ケ塚公園を越えて富士宮五合目の分岐に至るまでの区間が、これはほぼほぼ平坦と言ってよい区間なのではありますかい?
富士山ヒルクライムのコースを試走してみよう
コースの概要が分かったら、早速に試走してみようではござらんか。うむ、東京から御殿場まで電車で約3時間・・・大阪通り越して神戸に着いてしまうな、遠いぞ御殿場w
富士山ヒルクライムのスタートは「富士のさと」から
運営が用意してくれたコースは、「国立中央青少年交流の家富士のさと」から始まっております。↑が「富士のさと」の入り口。
きっとココにゲートか何かが設置され、カテゴリーごとにスタートするのでありましょう。うん、イメージ湧いてきました(*´ω`*)
前半(料金所まで)はキツい? 緩い??
「富士のさと」からスタートしますと、最初は4%、5%、6%くらいが続いて、おやおや緩い!? と感じる序盤。
だがしかし、カーブが増えてくる頃になると、斜度が上がって、おやおや7%、8%は当たり前。ところによっては10%になったりして、結構なパンチ力ではありませんか。先が長い(全長27kmもある)ことを考えると、序盤~前半で脚は使いたくないものです。
ホントだ、下ってるわwww
そんな序盤のツラさも御殿場五合目入り口まで。入り口の分岐を過ぎ、トンネルを抜けると、途端に斜度が緩みます。
水ケ塚公園の手前で若干坂が復活しますが、それも一瞬。公園過ぎてからは下りっぽいところもあったりして、おやおや、この区間(御殿場五合目~料金所)はアウターでも(アウターのほうが)いいかもしれません。
でも、料金所から先はひたすら上りしかないので、やっぱりここも脚は使いたくないもの。何と言っても、水ケ塚公園でもまだ全行程の半分なのですから。
料金所から約13km、長ぇ(-_-;)
料金所にたどり着くまで15km近く上っていて、普通のヒルクライムならここで終了ですよ!? ところが、まぁだこの先、同じくらい上らせてくれるらしいよ、この富士山ヒルクライムは。
料金所から先はもうひたすらひたすら上り&上り。後半にかけて九十九折っぽいカーブの連続が増えてきまして、このカーブが曲者です。
カーブのところ、斜度がキツいのね。カーブで勾配が上がり、カーブを抜けると斜度が多少緩まるこの感覚は、やいた八方ヶ原ヒルクライムのコースのよう。ということは、カーブはダンシングで乗り切って、カーブ終わったら脚を休めながら踏んでいくのがタイム稼ぎに良いかもしれません。
イメージはクリスクロスで。うん、この終盤に1時間クリスクロスなんて死んでしまう/(^o^)\
富士山ヒルクライムを試走してみて
という感じで、富士山ヒルクライムを試走してきました。御殿場から富士宮五合目のルートは今回が初めてでありまして、まずはタイム&パワー的な目安を明らかにしなくては。
227Wでピッタリ1時間50分20秒
ストラバのセグメントで「御殿場方面To富士スカイラインClimb」というのがあります。このセグメントはスタート地点が富士山ヒルクライムよりも若干手前になっているので、富士山ヒルクライムの全行程が網羅されております。
この「御殿場方面To富士スカイラインClimb」の結果を参考にしますと、ほほぅ、今回の試走は227Wで1時間50分20秒でござった。現在の体重測ってないけど、だいたい66kgとしますと、3.4倍くらいでしょうか。
ふむふむ、現状の体力を思うに、とても頑張ったかもしれません。ひょっとしたら本番よりも速かったりしてw
富士山ヒルクライムの勝負所は後半です
全体で見ると1時間50分でありますが、富士山ヒルクライムの一番の勝負所は何と言っても料金所を越えてから。料金所からゴールまで12km以上もありまして、斜度は7.1%だと。料金所まで1時間近く走ってきて、そこからが本番なんて、これはえげつないヒルクライムであります(;^_^A
んで、今回の記録がコチラ(↑)。233Wで54分48秒でありました。PWRで見ると3.5倍くらい。
料金所以降は標高が上がって息苦しさも募ります。やっぱり序盤、前半でいかに脚を使わず、途中の平坦基調なところで脚を回復できるかが大事になってくるかもしれません。
ちなみに、全体を通しての僕個人の感想(かつデゲメン氏も同じことを申しておりました)は、以前あったクワガタ屋さんのほうから上るKOHのほうがコース的にはキツかったかも。今回の富士山ヒルクライム、途中で平坦があるって、ホントすごい休憩・回復ポイントな気がします。
装備はどうする(寒いぞ)
コースの状況と並んで、もう1つ気になるのが当日の装備。この日(9月24日)は晴天で御殿場の8時~9時の気温は20度を少し超えたくらいでした。標高が上がっても、太陽が出ているので何とか耐えられるくらいのヒンヤリ感で、結局、アームカバーやレッグカバーはつけず、半袖半ズボンの真夏仕様で上り切れました。
だがしかし、富士山ヒルクライムの本番は10月末。当日の天気にもよりますが、半袖半ズボンはぁ・・・ちょっと無理かも(;^_^A
10月は晴れる日が多いので、おそらく真冬装備までは要らないものの、アームウォーマーとレッグウォーマーは必要かもしれません。
6月のやや雨混じり曇天の富士ヒルと同じくらいを想定しておくと良いのかなぁ。こればかりは10月末が近づかないと何ともカントモ。
富士山ヒルクライムが楽しみだ
何はともあれ、富士山ヒルクライムが楽しみだ。うっしっし、自分のダイエットは諦めるから、機材のダイエットを考えちゃおう(*`艸´)ウシシ
御殿場のお土産もお忘れなく!
さて、せっかく御殿場まで来るのですからお土産もしっかりゲットしたいもの。ワタクシ、去年の「SUSONO MTB CHALLENGE」で初めて知ったのですが、御殿場・裾野方面はお米、特にコシヒカリが有名なのですな!? 表彰式でお米5kgいただいてしまった(デゲメン氏が・・・)のは、非常に非常に良い思い出(⇒参考記事)
そう言えば、静岡県知事だかどなたかが「御殿場には米しかない」とこの地域のコメ作りを絶賛(?)してたのをニュースでも観たような。
それならば、秋の味覚であふれる10月末の富士山ヒルクライムはお米をお土産にするのがよろしいのではなかろうか!? 僕らも試しに新米コシヒカリ2kgをゲット。どんな美味しさなのか楽しみ楽しみ~♪
以上、27kmもヒルクライムできるなんて、ローディーは幸せ者だなぁ(*´ω`*) 10月末開催の富士山ヒルクライムを試走してきました! なお話でした。
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