大磯クリテに出る直前、ショップにベンジの点検をお願いしたところ、キャノンデールの試乗会がやっておりました。せっかくなので、キャノンデール・スーパーシックスEVOに乗ってみたところ!! おぉぉぉ、これまで乗ってきたロードバイクとはまったく違う乗り心地と進み方にビックリ! 次期ロードバイクはエートス一択と思っていたけれど、スーパーシックスEVOもありかもしれないぞ(◎_◎;)!?
キャノンデール・スーパーシックスEVOの試乗会がありました
レース前日に自転車点検というのも、ギリギリ過ぎてデンジャラスな気がしないでもありません。そんなヒヤヒヤな状況下で、おやおや?? 何やら試乗会がやっているらしいぞ??
ほほぅ、キャノンデールの試乗会とな?
やっていたのはキャノンデールの試乗会。第4世代・新型スーパーシックスEVOの上のモデル(LAB71)から下のモデル(EVO3)まで一気に試し乗りできるそう。
キャノンデールと言えば、ワタクシ、ロードバイクを初めて買うときにほしかったブランドであります。当時CAAD10が人気で、「買うんだったらCAAD10がいいなぁ」と思っておりました。
ところが買ったのはスペシャライズドのターマックで、それ以来スペシャライズド党になってしまった。途中キャニオン乗ったりもしたものの、今はスペシャ一択。キャニオン大好きだったのだけどね、初めての自転車のインパクトはなかなか消えませんですわい(;^_^A
スーパーシックスEVOのHi-MODと無印に乗ります
デゲメン氏も(ほぼ)ずっとスペシャライズドですから、一家そろってスペシャライズドの良いお客さんな我々にキャノンデールはどう映るのか? これはぜひとも乗ってみたいではありませんか。
デゲメン氏はHi-MOD、borikoは無印EVO
サイズの関係でデゲメン氏はHi-MOD、ワタクシは無印のEVO3(54サイズ)に試乗することに。Hi-MODと無印の違いは、その名の通りフレーム素材にあるようです。
あとは、コンポがHi-MODは電動アルテグラで、無印EVO3は電動105。ほかにもホイールとか、ハンドルもかな? 細々したところが異なります。
なんだこりゃwww スーパーシックスEVO3の乗り心地にビックリ
試乗場所は神宮外苑をグルっと1周、2周したかな!? わずか20~25分足らずの試乗時間でしたが、いやスーパーシックスEVO(3)、ビックリしたですよ。なんかグラベルバイクとかMTB乗ってるみたいだ(◎_◎;)
漕ぎ出し、重っwww
試乗の感想はスーパーシックスEVO3がメインになりますことご了承あれ。比較対象はS-Works Vengeです。
まず、手に持った感じで思ったのは「スーパーシックスEVO3、重っwww」という身も蓋もない感想(;^_^A コンポとかホイールとかそういうところが影響しているのでありましょう。軽いとは言えないベンジと比べてもズッシリ感がありました。LAB71を持ち上げたときは、さすがに軽くて(といってもターマックほどではない)、「さすが」と唸ったのは付け加えておきます。
僕のベンジで7.8kgくらいなので、おそらくスーパーシックスEVO3は8kgゆうに超えているでありましょう。そんな感じなので、漕ぎ出しもお世辞にも軽いとは言えませんスミマセン(;^_^A
乗り心地が凄いフカフカ!?
驚いたのは漕ぎ出したあと。スーパーシックスEVO3、なんかフカフカ? フワフワ?? しっかり座ってペダルを回すとシートポストがめちゃくちゃしなるのか、振動を吸収しているのか、ターマックやベンジで感じるフレームの硬さがまったくありません。
ロードバイクで今まで感じたことがないサドル下の挙動に、すっごい戸惑う(◎_◎;) 強いて言うなら、リアサスペンションをロックしたMTBの挙動、乗り心地に近いかも!? もしくは、乗ったことないけどタイヤ太めのグラベルバイクとか?
ちなみに、乗り心地の大半はタイヤと空気圧で決まると思っていて、キャノンデールの人に確認したところ、ごく普通のクリンチャータイヤに5.2barとかだった。ワタクシ、普段はGP5000を5.5~6.0barくらいで運用しているので、むむむ!? スーパーシックスEVOのしなやかなサドル下の乗り心地は、やはりフレーム由来か!?
ちゃんと速いw
漕ぎ出しが重く、しかもフワッとしているので、さぞスピードの乗りは遅かろう・・・とならないのが、さらに不思議w しっかり路面を捉えてスピードが上がって、しかも巡行が楽。
どれくらいのパワーで、どれくらい速度出ていたのだろう。サイコンつけて走れば良かったわい(;´Д`)
シートポストが立っているのでしょうか、ペダリングも非常に非常に真上から踏める感じで、回しやすいことこの上なし。前述のとおり、路面の突き上げは全然感じないので、ペダリングに集中して踏みまくって回しまくれます。
2018年発売のベンジの平地巡行の凄さにはエライ感動したけど、このスーパーシックスEVOの乗り心地と巡行の両立も凄い。「ありゃぁ、ロードバイクは確実に進化・進歩しているんだなぁ(◎_◎;)」と感じざるを得ません。S-Works VengeがスーパーシックスEVO3に勝っているのは重さだけかも!? なんて衝撃的な感想が頭をよぎってしまったのでありました。
次期ロードバイクはもっと選択肢を広げてもいいかも
Hi-MODに乗ったデゲメン氏も、概ね僕と同じ感想(不思議な乗り心地、でもしっかり速い)だった模様。うむぅ、これは次期ロードバイク選び、スペシャ以外も見たほうがいいかもしれないぞ!?
スーパーシックスEVOは衝撃だった
次期ロードバイクは、ベンジの延長(もしくは対極)で同じスペシャのエートスにしようと本気で考えておりました。だがしかし、今回スーパーシックスEVOを試乗してみて、その考えに「待った」をかけるべき気が、とてもとてもしております。
それくらいスーパーシックスEVOの乗り心地と速度のノリの不思議さは衝撃でありました。
それとあともう1つ、これはスーパーシックスEVO3だけかもしれないけれど、EVO3が良いと思ったところがありました。それは、フレームが頑丈そうなところ。
フレームを触った感じで分かる層の分厚さはとても良いかも。ワタクシ、ロードバイクを粗雑に扱うことで有名(そんなつもりは全然ないんです、本当なんです(´;ω;`)ウッ…)でして、ベンジが割れていないのが不思議なくらい。
スーパーシックスEVO3のフレームは、パッと触った感じ、ワタクシの扱いに負けない強さを持っている気がして頼もしい。
その分重いですがね、僕レベルだったら自転車で1kg弱の軽量化目指してもヒルクライムのタイムは変わらないでしょう。それよりも、落車やら輪行やらに耐えられそうな頑丈さは、ちょっととても魅力に感じてしまった。
次期ロードバイク、これ(EVO3)でいいのでは(-_-;) いや、いけない、もっとしっかりよくよく考えなければ! えぇ、EVO3、お値段税込み55万円!? 今の時代にしてはお買い得www どうしようwww
以上、S-Works Vengeと全然違う乗り心地に衝撃(◎_◎;) キャノンデール・スーパーシックスEVOを試乗してみた! なお話でした。残念ながらLAB71は試乗できなかったので、はてさてトップモデルはどんな感じなのでしょうね。取り敢えず、ロードバイクの世界はスペシャライズドだけじゃないことを重々知ることができました(;^_^A
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