ヒルクライムレース前のロキソニン服用はドーピング違反か合法か答えなさい! WADAのeラーニング「ADEL」を受講してみた!

WADAのeラーニング「ADEL」を受講しよう
WADAのeラーニング「ADEL」を受講しよう

諸般の事情で自転車レースは参加できなくなりましたが、JBCF加盟チームの一員としての責任は果たさなければいけません。という訳で、今年急きょの受講が義務付けられた世界アンチ・ドーピング機構(WADA)のeラーニング「ADEL」を受けてみました。いやぁ、これが思いのほか大変なんです(゚Д゚;) 受講まだの人、もういませんよね!? 5月末が締切だから急いで受けることをお勧めしますでありますよ!?

スポンサーリンク

世界アンチ・ドーピング機構(WADA)のeラーニング「ADEL」を受講してください

僕の記憶が間違っていなければ、Jプロツアー選手のドーピング違反で幕を開けたのが今年のJBCFだったような!? その余波というか反動でしょうか、アンチドーピングを学びなさいというお達しが出ました。

eラーニング「ADEL」を受講するには

ADELを受講するにはWADAへの登録が必要です
ADELを受講するにはWADAへの登録が必要です

アンチドーピングをどこで学ぶか、その場所がJADAクリーンスポーツ・アスリートサイトのeラーニング「ADEL」ページであります。JADAのページの「ADELを始めよう」をクリックするとWADAのADELに飛んで、ここから先、アルファベットの省略カシラ文字が物凄い、本当に眩暈がするくらいたくさん出てきて、イヤな予感しかしません(;´Д`)

「ADELを始めよう」の遷移先(WADAのADEL)で何をするかというと、まずユーザー登録しないといけません。この登録ページが英語とフランス語とスペイン語しかなく、ハードルを感じてしまいます。

登録方法の詳細(およびどのコースを受講するか)はJBCFに記載があるので、そちらをご覧あれ(⇒JBCF公式)。

登録峠を乗り越えたらWADAのADELにログインし、「国内レベルアスリート向けのADELコース(日本語)」を検索すると、僕らが受講しなければいけないコースが出てきます。

「ADEL」はテストもあるよ! 8割取れないとやり直しだよ!

さてこの「ADEL」、20分とか30分くらいで終わると思っていたら大間違い! うぉぅ、朝の貴重な数時間を丸ごと持っていかれるほどのボリュームではありませんか(゚Д゚;)

13講座を受講しなくてはいけません

受講するのは「国内レベルアスリート向けのADELコース(日本語)」
受講するのは「国内レベルアスリート向けのADELコース(日本語)」

ADELは「アンチドーピングの何たるか」を学ぶeラーニングでありまして、僕ら選手にとって非常に重要かつタメになる内容が盛りだくさん。盛りだくさん過ぎて、一度で全部消化しきれないほど(; ・`д・´)

20分とかくらいでチャチャッと終わるのかな!? と思っていたら、とんでもありません!

「国内レベルアスリート向けのADELコース(日本語)」は全13講座から成り立っており、おまけに最後は卒業試験まで付いてきます。試験の内容も、推測当てずっぽうで答えられるものは少なく、しっかり講座を受講しないと分からないものばかり。

「CAS」くらいは聞いたことありますが、MEOとかDCOとか検体の採取手順とか禁止リストに載っている薬物の名称や量とか、そんなの知ってます!? しっかり勉強、ガチでノート取らないと覚えきれないレベルです。

落第しましたm9(^Д^)プギャー

最終テスト、見事落第しましたm9(^Д^)プギャー
最終テスト、見事落第しましたm9(^Д^)プギャー

まったく油断していたので、最終テストの結果は凄いことになりました。8割取らないといけないところ、なんとboriko君の成績は!!

72点www おい、足りてないじゃないか、どうすんだよコレ、落第じゃんかm9(^Д^)プギャー

安心してください、再試験できます

安心してください、再試験できます
安心してください、再試験できます

よもやまさか、アンチドーピング検査の試験に落ちるとは・・・アンチドーピング的にレース前にロキソニン摂取しても良いのかどうなのか、もう一度よく調べて理解すべきだと痛感する次第であります(-_-;)

でも安心してください。このADEL最終テスト、嬉しいことに有り難いことに追試可能

失敗しても良いじゃない、人は誰でもセカンドチャンスがあるのだからと、大学受験に失敗した18歳のワタクシとWADAの試験で落第した今のワタクシを重ね合わせるのでありました。ワイの人生、大事な試験はだいたい落とす傾向にありますね(´_ゝ`)

締切は5月末なのでお忘れなく!

という訳で、長らくJBCFから催促されていたWADAのADELをようやく受講してみた!なお話でした。

登録作業を含めて2時間以上はかかります

修了証をゲットするのにかかる時間は2時間以上!
修了証をゲットするのにかかる時間は2時間以上!

繰り返し申し上げますが、このADELはなかなか重厚長大。登録の手続きから受講、最後のテスト終了まで、ガッツリ2時間30分はみておいたほうがいいでしょう。

もちろん受講中はしっかり気を張っていないといけないので、うかうか寝落ちもできません。中断はできるっぽいので、忙しい場合はコツコツとやっていくのがよろしいかも!?

いずれにしても、ADELの提出期限は5月末まで! JBCF加盟チームの大半はおそらく提出済みだと思いますが、おおぅ、我らがチーム・VIVA☆ZAPPEI極は未提出なんだぜ!? メンバーの皆さん、お忙しいところ申し訳ありませんがADELの受講をよろしくお願いしますm(_ _)m

以上、ヒルクライムレース前のロキソニン服用はドーピング違反か合法か答えなさい! WADAのアンチドーピングeラーニング「ADEL」を受講してみた!なお話でした。

Author|著者情報
この記事を書いた人

ロードバイク & マウンテンバイク ブロガー

海外の最新ロードバイク&マウンテンバイク情報や、関東地方を中心に日本全国、ときたま海外をサイクリングして自転車旅ならではのグルメや景色、楽しみ方を発信中。

JBCF(実業団自転車競技)やツールドおきなわ、ほか自転車イベントにも積極的に参加中! レース・イベントに体当たり取材しています。

borikoをフォローする
ロードバイク
borikoをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました