ポガチャルの富士ヒルはわずか45分!? ツール・ド・フランスに出るトッププロのPWRが凄いことになっている(; ・`д・´)

6倍ではもう遅いんだってw
6倍ではもう遅いんだってw

朝から凄い記事を見てしまった。今のトッププロって20分7倍(7倍!!)で上るんですね(◎_◎;)!! ほんの数年前まで6倍で「うへぇ、ドなんじゃないの!?」と言われていた時代はどこ行った!? という訳で、本日は進化し続けるロードバイク・トッププロのパワーウェイトレシオのお話です。

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今や7倍は当たり前、6倍はウォームアップです( -`ω-)キリッ

いつものように朝3時に黒猫氏にたたき起こされ4時に起床し、日課のニュースチェックをしておりますと、ある記事が目に留まりました。「When Six Watts per Kilo Is Slow」というタイトルのVELOの記事であります。

FTP6倍はもう遅い(ナンダッテー

記事の正確なタイトルは「When Six Watts per Kilo Is Slow: Climbing Records, Strava KoMs Will Be Shattered at the Tour de France」というもの。日本語にすると「6W/kgが遅くなるとき:ツールドフランスで破られるヒルクライムの記録とストラバKOM」でありましょうか。

え、6倍が遅いの!? どういうことって思うじゃないですか(オレ君4倍も出ないのにwww)。その理由を分析(推測)しているのがVELOの記事なのです。

20分7倍の時代

記事によると、クリス・フルームがスカイで活躍していた時代は「20分6倍」が勝つための指標でありました。それが今や6倍では足りなくなり、7倍に近づきつつあるのだそう。

実際、つい先日行われたツールドスイスの第6ステージでアダム・イェーツ(UAE)が示したパフォーマンスは驚愕の19分31秒・7.19倍!! 他にもアルメイダ(UAE)とスケルモース(トレック)がともに7.13倍を出していて(⇒出典)、20分7倍はマジだった(; ・`д・´)

ポガチャルは富士ヒル45分で上るそうです(^ω^)

ポガチャルは富士ヒル45分です(^ω^)
ポガチャルは富士ヒル45分です(^ω^)

ちなみに、ポガチャルは今年のジロの山岳ステージで50分6.5倍をたたき出し、圧倒的勝利を収めております。もしポガチャルが富士ヒル出たらどれくらいのタイムになるのでしょう!?脳内サイクリングで計算してみたところ・・・

ポガチャルの富士ヒル、わずか45分!!!

えぇ、たったの45分!? プラチナの上、もうないよ!ダイヤ(ダイヤモンド)とかになるのかなw

しかも、50分6.5倍たたき出したの、フルレースしたあとの山頂フィニッシュだったはず。サラ脚だったら、40分前半とかになっちゃうかもしれません。トッププロ、凄過ぎる:(;゙゚”ω゚”):

なぜトッププロは今も進化を続けているのか?

トップ中のトップがさらに身体的に進化・進歩を続けているって、人間のポテンシャル凄まじいですな。でもなんでどうして、どうやって!?

栄養、補給食、デュラビリティ

トップ中のトップでも頭打ちにならず進化を続けている理由について、前述のVELOの記事が推測しております。それによると、キーワードは「栄養」「補給食」そして「デュラビリティ」

いっぱい食べても太らず引き締まった状態を維持できるよう「栄養(摂取)」への理解が深まったこと。さらに、補給食が進化し、より多くの炭水化物をレース中に摂取できるようになったことが「燃料」面での進化として挙げられています。

それと並んで、「疲労耐性」の指標である「デュラビリティ」が有効に活用されていることも大きな要因だそう。「デュラビリティ」については当ブログでも取り上げていますのでご参考までに(⇒参考記事

今年のツールは新記録が目白押し(の予感)

機材の進化ももちろんあるけれど、肝心カナメの人間が順応・適応・進化していなければ6倍を超えて7倍に達することはできません。プロってすでに限界マックスに到達しているものだとばかり思っていましたが、そこが天井じゃないんですね・・・

4倍で天井・限界を感じているワイ、世界の違いを痛感しておりますwww

栄養・補給・デュラビリティで今年のツールは(も)過去最高の記録が続出するだろうというのがVELOの記事の予想でありました。6倍はもはやウォームアップの時代なんだって(・_・;)

For Pogačar, Roglič, Evenepoel and Vingegaard, six watts per kilo will only be the warm up.

[抄訳]ポガチャルやログリッチ、エヴェネプール、ヴィンゲゴーにとって、6W/kgはウォームアップに過ぎない。

When Six Watts per Kilo Is Slow: Climbing Records, Strava KoMs Will Be Shattered at the Tour de France

以上、進化し続けるトッププロのFTP!! ヒルクライム6倍はウォームアップ程度の強度になるようです(・_・;)なお話でした。ツールの選手が富士ヒル走ったら、だいたいみんな50分切りというのが一番の驚きでしたわw

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ロードバイク & マウンテンバイク ブロガー

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