6月20日発売のサイクルスポーツでも特集されていたショートクランク。170mmでも長すぎるってマジですか(◎_◎;)!? じゃぁ、「どれくらい短ければいいんだい!?」というのは「サイクルスポーツを買って読んでみて!」ということになりますが、ちょっと待って! GCNがショートクランクについて振り切った企画をやってるw ショートクランクのGCNの取り組みをご紹介します。
Does Crank Length Matter? | How Short Is Too Short?
今回取り上げるのはGCNの「Does Crank Length Matter? | How Short Is Too Short?」という動画。「クランク長は大事?どれくらい短ければいいの?」という感じでしょうか。
170mm、155mm、145mmで比較
プレゼンターのコナーさんは2mもある長身の元プロサイクリスト。プロのときは177.5mmを使っていたのだそう。そんなコナーさんが170mm、155mm、145mmの3つのクランクをヒルクライムでテスト。その結果やいかに!? というのが↑の動画の内容です。
詳しくは動画をご覧あれ(*´ω`*) 短いのが良いと言われてもモノには限度があるでしょうwというのがよく分かります。
ショートクランクの何が良いの?
ところで、クランクが短いと何か良いことあるのでしょうか!? それが大有りなんですと。動画の解説を引っ張ってきますと・・・
クランクが短いと快適性が向上し、よりエアロなポジションを取れる
↑の動画で、論文をもとに解説されていたのが「快適性の向上」。ポジションの自由度につながるのですが、クランクが短いほど体の窮屈さが改善されてより大胆な前傾姿勢を維持できるのだそうな。
リオ五輪のトラック競技・イギリス代表は男子が165mm、女子が160mmのクランクを使っていたのだと。ちなみに、そのとき代表だったブラッドリー・ウィギンスは177.5のクランクを使っていたのが170mmに変更(それでもコーチのアドバイスより長いクランクだったらしい)。それによってCdA(空気抵抗)が3%も向上したのだそうな。
すでにツールで優勝したことがあるようなトッププロ中のトッププロがさらに空気抵抗を減らせるって凄い! 「これは今すぐにでも試したいショートクランク!」となる訳ですよ(゚∀゚)!
クランクの長さなんて考えたことがなかった
そもそもロードバイクって前傾姿勢がツラい乗り物。クランクの長さを変えたからと言って直接パワーに影響はしないけど、速いポジションの維持しやすさが変わることで、結果的により速く走れるようになるということでありましょうか。
クランクの長さ、変えてみる??
振り返ってみると、今までずっと完成車についていたクランクの長さを完コピしておりました。そういう方、実はかなり多いのでは!?
かくいうワタクシも最初に買ったロードバイクのクランクが172.5で、それ以来ずっと盲目的に同じ長さのクランクを使っておりました。
これ交換したら、一体どうなるんだろう!? やってみる?? ちょっととても興味あります。
特にワタクシは体の柔軟性が皆無で、前屈で指が床タッチできないほどカチカチな人間。クランク変えることでより前傾姿勢をとりやすくなって前面投影面積が小さくなるなら、同じパワーでも平均速度が向上しそうではありませんか!?
ウィギンスで3%も上がるんですから、僕らがやったら一体何%向上しちゃうのかw よし、次期ロードバイクはショートクランクを検討しようそうしよう(^ω^) なんて言いつつ、完成車買ってまた172.5のままだったりしてw
以上、ショートクランクはなぜ良いの? GCNが教えてくれる、ショートクランクのメリットと限界値! なお話でした。そう言えば、MTBもやたらクランク長いけど、短くなったりしないんかね? ペダルヒットの確率も減らせると思うのだけれども・・・。
コメント
匿名さん、ありがとうございます。
おぉ、MTBもショートクランクなのですね(◎_◎;)
トレンドはMTBがロードバイクよりも先に来る印象ですが、ひょっとしてショートクランクもMTBからでしょうか!?
MTBならペダルヒットのリスクを減らせそうですし、ショートクランクのメリットは大きそうですね。
初めてMTB買ったとき、完成車のクランクがめっちゃ長くて(Sサイズで175mm以上)で驚いた記憶がありますです。
MTBもショートクランクの波は来ていますよ。155㎜が一番効率が良いんだとかなんだとか。
ただ当然ショートクランク化させるメリットも有りますが、ショート化させるとチェーンリングの歯数も10㎜毎に2T減らさないとあまり意味が無いらしです。