新型エアロードの上手い説得材料を求めてます! ロードバイクの重量差がヒルクライムに与える影響を提示してみるのはどうだろう!?

目下、次期ロードバイクの筆頭候補に挙がっているのがキャニオンの新型エアロードであります。悩ましい、本当に悩ましいのがCFRとCF SLXのどちらにするかということ。フレーム単体での重量差はごくわずかながら、コンポ・ホイールの組み合わせで1kgほど重さが異なります。この車両重量1kgの違いがどれくらい走りに影響をもたらすのか。。。多くの人も気になるであろう自転車の重さの影響度について、さすが俺たちのGCNはしっかり(超簡単にだけど)検証してくれていたのでご紹介します。

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新型エアロードCFRとCF SLXの重量差が気になる今日この頃

ロードバイクの至上命題は軽さと空力の両立。ハイエンドになるほど、その両立っぷりが際立つと期待するのが消費者心理であります。

CFRとCF SLXの1kg差をどう見るか?

CFRとCF SLXの1kg差をどう見るか?
CFRとCF SLXの1kg差をどう見るか?

グレードごとに重量差を設けるのは当然のマーケティング手法でありましょう。新型エアロードもハイエンドのCFRはより軽いフレームで、さらにコンポなどもハイエンドを使用し、SRAM RED組みで7.15kgという軽さ。新型エアロード・プレミアエキシビションで実際にCFRを持ち上げたときも、その軽さに驚愕したものです。

一方、狙い目カラーの白があるCF SLXは一番下のアッセンブリーで8.06kg。CFRと比べて約1kgも重いのでありますな。実際にプレミアエキシビションで、さまざまなグレードのCF SLXを手に持ったときの、あのズッシリした硬い塊感が手に蘇ってくるようです。

CF SLXはコンポがForceだろうがRivalだろうが、はたまたアルテグラだろうが105だろうが、正直「結構重い・・・」と感じてしまって大変大変申し訳ございません(-_-;)

車両重量の違いは走りにどう影響??

CF SLXの一番安いのを買って、コンポ・ホイール載せ替え載せ替えウホホウホホをムフフしているのでありますが、う~ん、だがCFR完成車の完成っぷりを見ると、コンポ載せ替えは遠回りの無駄足のような気がしなくもありません。総重量で1kgも軽いとねぇ。。。

How Much Faster Are Lighter Bikes?

そんなワタクシの悩みに、さすが我らのGCNがタイムリーに答えてくれていました。やだ、GCN、エスパーなの!?

それが「How Much Faster Are Lighter Bikes?」という動画でありまして、「軽いバイクはどれくらい速い?」とでも訳しておきましょう、ザックリ分かればいいんですよ(´_ゝ`)

2kgの重量増で42秒遅れは無視できない

2kgの重量増で42秒遅れは無視できない
2kgの重量増で42秒遅れは無視できない

GCNプレゼンターが同じ自転車にバッグを取り付け、そこに2kgのお米を忍ばせてアルプ・デュエズの5km・10%セグメントをヒルクライム。次いで、2kgのお米を取り外して同じセグメントを再計測します。

んで、その結果が凄い。なんと、2kgの重りをつけて30分30秒だったのが、重りを外すと29分48秒! その差は42秒でありますか!?
※パワーはどちらも同じ、約200Wだったそう。

単純明快かつ非科学的ながら、同じロードバイク・同じ人の登坂で車両重量がヒルクライムにどう影響するのかがひと目で分かるこの検証は、なかなか大変興味深い。

2kgで42秒も違いが出るって、車両重量の差、早々無視できないじゃない!? よもやまさか、重量増が1kgだった場合、タイム差は半分の21秒・・・と単純計算できないかもしれませんが、それにしても「軽いは正義」を裏付ける形になっています。

平坦番長で、かつ上りもそこそここなせるエアロ・ロードバイク

↑のGCN動画の結果をうのみにするなら、こりゃぁ間違いなく問答無用でCFRを選ぶべきでありましょう。んん? 軽さを求めるならエアロ・ロードである必要はないのでは!? いやいや、そうはいかない事情があるんでありますよ(;´Д`)

平坦の遅さを補ってほしいのだ

平坦番長で、かつ上りもそこそここなせるエアロ・ロードバイクがほしい
平坦番長で、かつ上りもそこそここなせるエアロ・ロードバイクがほしい

ワタクシが日々アシストを務めさせていただくこの人(↑)、風よけが前にいることを差し引いても、平坦がめちゃくちゃ得意で速いのです(;´Д`) 一方のワタクシは向かい風に弱く、空気抵抗に挫けやすく、平坦はあまり得意ではありません(上りも得意ではないが)。

そんな不肖ワタクシがアシストを務めるなら、やっぱり楽に速度を出せる(特に平坦で)エアロ・ロードは必須なのです。

ベンジを導入して、平坦でのアシストがめちゃくちゃ楽になりましたでね、次期ロードバイクでもベンジと同じ役回りを期待し、求めてしまうのでありますよ。

ベンジでいいじゃん?

そうか(・_・;)

劇的に進化している訳でもないし、あとでパーツ換えるくらいならベンジで十分でしょう??

そうかもしれない(・_・;)

ベンジに何か不満ある??

まったくない。むしろ大好き、感謝してる(・_・;)

じゃぁベンジでいいじゃん?

うん、ベンジでいい(-_-;)

以上、新型エアロードの上手い説得材料を求めてます!! ロードバイクの重量差がヒルクライムに与える影響を提示してみるのはどうだろう!? なお話でした。取り敢えず、次期ロードバイクはベンジを軽く超えてくれないと困ります、自分すら説得できないので(;´Д`)

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この記事を書いた人

ロードバイク & マウンテンバイク ブロガー

海外の最新ロードバイク&マウンテンバイク情報や、関東地方を中心に日本全国、ときたま海外をサイクリングして自転車旅ならではのグルメや景色、楽しみ方を発信中。

JBCF(実業団自転車競技)やツールドおきなわ、ほか自転車イベントにも積極的に参加中! レース・イベントに体当たり取材しています。

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コメント

  1. boriko より:

    Takさん、ありがとうございます。

    プレスフィットのBB、最初はSRAMのDubが付いてましたが速攻音鳴りしましたw
    参考記事→ https://www.boriko.com/weblog/archives/39737

    なるしまさんでウィッシュボーンに換えてもらって、早3年経ちますが、ずっと音鳴り知らずでクランクの回転も軽いです。
    毎年、大きな整備をしてもらっているので、そのおかげかも!?
    取り合ずDubのプレスフィットは推して知るべし・・・とだけ申しておきます(;^_^A

  2. Tak より:

    ボトムブラケットについてですが、
    SRAMとPFって相性的にどうですかね?
    「T47を採用しなかったのは大失敗」ってレビューを見ましたが
    整備性からすると、確かにその通りかなと
    SRAM好きのBorikoさんなら、そんなこと関係なく入手されると思いますがw
    インプレ待ってますよ~!

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