今年2024年はワタクシのロードバイク生活に転機が訪れているようです。その転機の1つが、この春納車されたジムニー君。最初で最後になるであろう人生初マイカーにこの選択肢はどうなの!?という向きもあるのかもしれませんが、納車されてしまったものは仕方ない(^ω^) 目下、どうやってロードバイクとジムニーの6輪生活を上手く構築するか、手探り状態が続いております。皆さんはロードバイクとクルマ、どんな風に活用してますか!?
クルマ運転するって大変なんだw
もっぱら輪行で、クルマを運転するのはレースなどに出るときくらい。レースのときとか、電車でアクセスしづらい場所に行きたいときとか、クルマあると便利だろうなと思ったものでした。
日帰り弾丸の限界は片道200kmくらい?
ところがどっこい、いざ6輪生活が始まって驚いた。結構クルマって大変なのw 自転車積むのから始まって、朝早く出発して、午前中走って、午後帰るという基本パターンながら、日帰りで行ける範囲がなかなか、ひょっとしたら(当初の想定より)狭いかも!?
先日訪れた福島(二本松)は東京から片道約270kmくらい。休まず運転して、さらに渋滞がないことを前提にして3時間ちょい、往復6~7時間の道のりです。
これだと現地を4~5時間、距離にして80~110km走る、ホントただ走るだけで精いっぱい。せっかく訪れる場所なのに、現地の歴史的見所や美味処その他面白スポットを相当、下手したら全部そぎ落とさないといけません。
これは慣れの問題もあるかもしれませんが、現状、少しゆとりを持って(それでも丸1日かけて)ロードバイクを楽しめるのは、片道200km以下、できれば100km以下くらいのようです。
そういう意味では、福島遠かった。もったいなかった(;´Д`)
6輪生活ならではの良さはやっぱりある
自分がどれくらい運転できて、その後どれくらい自転車で走れて、さらにその後どれくらい(安全に)運転して帰れるか、こればかりはやってみないと分からないことでした。今、そのことをとくと勉強中であります。
好きな時間(超早朝)に出られる(出ないといけない)
でも、やっぱりジムニーが来て良かったなと思うことはありまして。その1つが、超早朝の好きな時間に出発できること。
裏を返すと、早く出ないと渋滞につかまってしまうので超早朝にならざるを得ないのでありますが、朝3時にはスッキリ目覚める老人なワタクシには問題なかった(^ω^)
輪行のリスクと迷惑を減らせる
あともう1つのメリットは、輪行して他の乗客に迷惑をかけなくて済むこと。最近は大きな荷物を持った観光客はもちろん、輪行派ローディーも増え、ローカル線でも時間によっては1つの車両に何台も乗り合わせるときがあるほどです。
新幹線とか特急を使うとなったら、もう大変。「一番後ろの座席が取れるかどうか」は最初から諦めていて、デゲメン氏とワタクシの2人が自転車2台担いで乗れるかどうかのほうが気になってきます。
1人だったら問題ないけど、僕らは必ず2台分のスペースを使ってしまいます。そして、今の電車の混雑っぷりに、この荷物量は、良くて迷惑、悪くてトラブルの元でしかありません(;´Д`)
ジムニーは、僕らの荷物専用なのでそのようなリスクは皆無。その分、別のリスクが山ほどあります(あることが分かった)が、とにかく「座席を確保できないかもしれない」という心配から解放されるのはとても大きいです。
やっぱり気を付けたいクルマならではのリスク
とは言っても、クルマは良いことばかりではなく・・・。輪行にはない、「事故」という超リスクはとてもとても怖いものであります。
クルマが増えるとドキドキする
運転していると、どうしても渋滞は避けられません。これまた慣れの問題であるものの、渋滞の始まりを予感させる交通量の増加は、ちょっとドキドキスリリングでございます(-_-;)。
ジムニーは幸いなことにスピード出す(出せる)クルマじゃないので、一番左か真ん中車線をキープ。それでも、凄い勢いですり抜けていくバイクやクルマ(!)、さらにはトラック(!!)がいたりして、一般道も高速道路も、道路はどこも戦場なのだと知りました。
事故の当事者にならないように
戦場となれば衝突は必然。今まで何度か高速を使って、事故を見なかったときのほうが少ないかもしれません。
うわぁ、事故は嫌だよぅ、みんな車間取ってくれよぅ(;´Д`)
大切なデゲメン氏の命を預かっておりますし、家では黒猫氏と老人が待っておりますし、会社ではお客さんを待たせております。一番身近な人たち&猫を困らせないよう、迷惑をかけないよう、事故だけは気を付けよう。運転とは戦い、生きねば(; ・`д・´)
運転は好きかもしれません(^ω^)
事故のリスクと隣り合わせで、安全には細心の注意を払っていかなければと、ハンドルを握る度に思います。こういうピリッとした感覚、運転に慣れる日が来ても忘れないでおきたいものであります。
自転車で走る道をジムニーでも走ってみたいw
とは言え、おっかなびっくり、恐る恐る運転している訳ではありません。ワタクシ思いますに、運転自体はとても好きかも。日本でのマニュアル運転はそれほど問題なかったし、東京の信号地獄も苦にならないのは、ジムニーのトランスミッションがスムーズだからでしょうか?? 踏み込んでエンジンの回転数上げて・・・という操作もとても楽しいです。
高速道路はただ1直線の道で退屈なので、いずれは下道を多めに・・・とか良からぬことを考えてしまいそう。というか、先日の浄土平とか、今までロードバイクで走った道とか、ジムニーでも走ってみたい欲求が少しだけ燻っています。今僕らがMTBで走るような道、たいがいジムニーでも走れるのでした(ダブルトラックの未舗装林道とか)。
いけない、自転車乗らなくなっちゃうw でもいつか白神スーパー林道や剣山スーパー林道、UFOライン(の上にあると聞くグラベル道)は、MTBでもジムニーでも、両方で走ってみたいな。そんな贅沢な時間を取れる日が来るだろうか!?
少なくとも、6輪・日帰りを楽しめるのは200kmくらい。それ以上の場合は泊まりを考えようなのでした。
以上、クルマ買って本当に良かった? ロードバイク×ジムニーの6輪生活を半年続けて感じたメリット・デメリットなお話でした。次はジムニーでどこへ行こうかな(^ω^) ジムニー、遅いけど楽しいわw
コメント
ぢぷしーさん、ありがとうございます。
日本は2週連続の連休で、福島に続いて、山梨にもジムニー×ロードバイクで行ってきました。
クルマがあると、今まで行けなかった場所にアクセスできるようになりますね!
どうやってクルマを活用するか、無知と経験不足ゆえの戸惑いというか迷いがあったのですが、手探りで勉強中です。
これについてはもうすぐ記事にしますね~。クルマ買って良かったと、ようやく実感が湧いてきたかもしれませんw
いやいや、偉そうにすみません。
新城さんが練習されてるのは日本で言えば北海道か長野のような、タイでも北部の山間の地ですから、アナボコだらけでカオスなバンコク都心とは全然違います。むしろとても走りやすいです。とにかく路側帯が無駄なほど広いので爆走するピックアップトラックやトレーラーから距離置けるのが、何より安心感につながってライドに集中できます。
タイの犬は、物珍しい変なヤツが来たということでチャリを追いかけてくるらしいですが、特に私を怪しい奴と余計に追いかけてくるのかどうか確信はありません(汗
行ってみたい場所まで車で移動して、そこからライドを楽しむのって、やっぱ幅が広がって素敵だと思います!ジムニーと、たくさんの「初」を刻んでくださいね!
ぢぷしーさん、ありがとうございます。
タイって、新城が練習場所にしているくらいなので、てっきり道はキレイなのだと思ってました(◎_◎;)
道路が整っているのってロードバイクには必須条件ですねぇ。
※だからこそ、どんな場所でも乗れるグラベルバイクやXC系MTBはまだまだ大事なのだなぁとも思ったり。
犬は怖いですねw 僕はなぜか(!?)犬に嫌われる人間のようで、よく吠えられ、追いかけられます。
これも自分の人間性の低さ(犬に舐められるくらい)なのだと思って、全力で避けるようにしていますw
ぢぷしーさんもどうぞご安全に! しかし、クルマもなかなか楽しいものですね。
運転前点検とか、もっと自分ですべきことがあるように思うのですが、何をして良いか全くわからず・・・。
これからもご指導ご鞭撻くださいませm(_ _)m
バンコクから、ぢぷしーです。borikoさん仰る通り泊まりで幅を拡げるのが最適解の気がします。
リスクはどこにでもあって、程度の違いこそあれ避けて通れませんよね。一方ではメリットも人それぞれの価値観で多様に享受できます。そのバランスである事はborikoさんも、言われんでもわかっとるわぁ、のはず。泊まりにする事でメリット寄りで選択肢の多いツアーになるかと感じます。バンコクはアナボコだらけだしグレーチングも乗ったら落ちたりする街。交通ルールは日本人にとって魔界、人の飛び出しなんて当たり前だしバイクもさることながら車まで平気で逆走してきますが、それが日常。したがって数十キロの移動でも自転車で走る事は、実際に死にかけた私としては真っ先に諦めて車でトランポしてます。少なくとも落とし穴に捕まったり、アフォに巻き込まれない事、それがメリット。海外沿いや丘陵地帯求めて数百キロ走ろうとすれば泊まりですが、タイの田舎は路側帯が1車線分くらいあって走りやすい。そんな道を非日常を楽しみながらライドもメリット。こっちも野良犬?狂犬病大丈夫?みたいなのに妙に追いかけられますが、立派なリスクですね。でもやっぱり非日常の解放感の方が大きいかな。って事で人それぞれではありますが、デメリットのないライドは無し、いかに自分にとってメリット感じられるかで、ジムニーとの6輪生活は無限の広がりがあるはずだと思っております!