コロナ禍で急激に需要が増えた反動で在庫過多になり大変な状況になったと言われる自転車業界でありますが、ここに来て復調の兆しが見え始めたのでしょうか!? Raleighなどのブランドを所有するアクセル・グループ(Accell Group)の在庫レベルが通常に戻ったようです。ということは・・・ロードバイクの買い時はいつだい!?
在庫過多の状況が通常レベルまで戻ってきた
海外(イギリス系)自転車メディアのネット記事をスキミングするのが毎朝の楽しみ。その中の1つ、Road.CCに昨今の自転車業界の状況を知らせるニュースがありました。
自転車業界の未来は明るい?
見出しは「Brighter days ahead for bike industry? Raleigh owner reports inventory levels back to normal(自転車業界の未来は明るくなる? ラレー・ブランド所有者、在庫レベルが通常に戻ったと報告)」というもの。内容はタイトルどおりでありまして、在庫過多だった状況が改善されつつあるというレポートです。
ちなみにRaleigh(ラレー)はイギリスのノッティンガムを拠点にした、世界で最も歴史ある自転車メーカー。その状況は、ところがどっこい、すこぶる悪く、ジョブカットや本社移転(ノッティンガムには留まるらしい)など、大幅なリストラに直面しておりました。
その一方で、ブランド所有者であるアクセル・グループは借入金を40%(!)減額させることで債権者と合意したり、追加の融資を受けたりして財務状況の改善に取り組んでいる模様。そういった状況での在庫過多改善ですから、これは(暗い中での)明るい材料と言えるでありましょう。
いやぁ、しっかし借金減らすために債権者と話し合ったり、さらに融資を引き出したり、会社を維持する、ましてや成長させるって本当に大変(;´Д`) 激動・激変の時代に、経営者は凄い難しいかじ取りをし続けているのでありますな・・・。
在庫状況は2025年には解決の見込み
もう1つRoad.CCのニュースで、今後の見通しに関するものもありました。それによると、在庫問題は2025年には解決する見通しなんだとか。
在庫過多は2025年に解決される(かも?)
Road.CCのもう1つの記事はこちら⇒「Bike industry told to “survive until 2025” as cycling market report says overstock issues “might be resolved” next year」。「CONEBI」という欧州自転車業界の団体による報告書(BIMP)をもとにしたもので、それによると「在庫過多の状況は2025年には解決されるだろう」と予測しています。
Road.CCはこの報告書の見通しについて「やや楽観的」と多少の疑問符を添えていますが、はてさて!?
ちなみに、CONEBIの報告書(とRoad.CC)が取り上げている2022~2023年の業界危機の象徴だったWiggle・CRC閉鎖の件、覚えている方も多いかもしれません。僕はすっかり忘れてました(;^_^A あれだけ散々お世話になったのに、ごめんねWiggle。
今、Wiggleを訪問してみると、なんとビックリ! 無事(?)サイトは復活していて、どうやら海外への発送も行ってくれるみたい。
一応、日本への送料の記載もあるのでガイツー可能っぽい。ただ、旧アカウントでログインしてみたり、新規アカウントを開設しようとすると「Access Denied」になってしまうようです。
詳細は不明ながら、俺たちのWiggleが復活してくれたら嬉しいありますな。またdhbを買いまくれる日が来てくれたら、ロードバイクで着るものに困らなくなって助かるわぁ(*´ω`*)
という訳で、昨今の自転車業界の状況はどうなの!? についてイギリス系のニュースをもとにご紹介! なお話でした。海外市場が回復してくると、高くなった価格が今後下がる可能性はさらに期待薄になりそうですかね!? 末端市場の日本でロードバイクやらを買うなら、今から2025年くらいが良いのかもしれません(知らんけど)。欲しいときが買い時でありますよw
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